2015年、大混戦のセリーグを制したのは東京ヤクルトでした。
14年ぶりの優勝の要因は、
トリプルスリーを達成した山田哲人選手を始めとする強力な打線
とともに、勝利の方程式を担った3人の外国人投手でしょう。
そのうち、
ロマン投手、セーブ王に輝いたバーネット投手が退団しました。
野手ではミレッジ選手と、シーズン途中加入のデニング選手が退団。
とりわけ投手陣は外国人選手の活躍がカギを握る球団だけに、
新加入の選手の含めて、今年の外国人選手の活躍を予想してみましょう。
オンドルセク投手(31歳)
出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/
2016シーズン活躍度 B
2015シーズンの投手成績 試合数 72 投球回数 70.1 防御率 2.05 勝 負 5勝2敗33セーブ 奪三振 62
来日1年目の昨季は、ロマン投手、バーネット投手とともに
助っ人投手による勝利の方程式の一角を担い、
セリーグ最多となる33ホールドをマークしました。
勝利の方程式のうち2人が退団しただけに、
今季も活躍してもらわなければならない存在ですが、
72試合に登板し、果たして今季にその影響はないか、
そして他球団のマークもある中で昨季のような投球が
できるかという不安材料もあり、活躍の期待度はBです。
ルーキ投手(31歳)
出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/
2016シーズン活躍度 B
2015シーズンのメキシカンリーグ投手成績 試合数 25 投球回数 30.1 防御率 5.64 勝 負 1勝2敗 奪三振 19
昨季はメキシカンリーグに所属していましたが、
150キロを超えるストレートで押してくる投手です。
196センチという長身から投げ下ろすような直球は威力十分で、
勝利の方程式の一角を担う期待が大きな投手となります。
ストレートの威力がマウンドで発揮されれば、
戦力になる可能性は十分にあるのではないでしょうか。
ただでさえ、長身選手は打ちにくいという特徴があるだけに、
活躍の期待度はBとしてもいいのではないでしょうか。
ペレス投手(31歳)
出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/
2016シーズン活躍度 B
メジャーリーグ3年間の通算投手成績 試合数 78 投球回数 112.0 防御率 4.50 勝 負 5勝6敗8ホールド 奪三振 99
今季、東京ヤクルトに在籍する助っ人の中で唯一の左腕です。
昨季はマイナーリーグで先発として起用されていましたが、
150キロ近いストレートでどんどん押してくるタイプだけに、
中継ぎとしての起用も十分に考えられるでしょう。
昨季は助っ人3人、すべて右腕で勝利の方程式を
組んだ東京ヤクルトですが、
ペレス投手が勝利の方程式に加わってくるとなると、
左投手が1枚加わり、相手に対する脅威は高まることでしょう。
デイビーズ投手(32歳)
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/
2016シーズン活躍度 C
メジャーリーグ8年間の通算投手成績 試合数 152 投球回数 770.1 防御率 5.57 勝 負 43勝65敗 奪三振 547
ヤクルト春季キャンプ(16日、沖縄・浦添市)新戦力のデイビーズ(前ヤンキース)が、フリー打撃に初登板した。D5位・山崎(日大)と荒木に計41球を投げた。ボール球は14球で、安打性の打球は1本。先発候補の右腕は「制球よく投げることを意識した。投球は悪くなかった」。
1・1秒から1・2秒のスーパークイックも披露し高津投手コーチは「うちではトップクラスの速さ。1・1秒台なら(盗塁は)大体アウトになる」と褒めた。引用:http://headlines.yahoo.co.jp/
メジャー通算43勝という投手ではありますが、
最後の勝利は2011年のこと。
その年のシーズン途中に右肩を痛め、
以降メジャーのマウンドからは遠ざかり、
また技巧派投手へと変わりました。
コントロールを武器にする投手ではありますが、
しぶとい打者が多い日本球界で打たせてとる投球が
出来るかがカギとなりそう。
通用すれば10勝の可能性もありますが、
すべてはコントロール次第でしょうか。
バレンティン外野手(31歳)
出典:http://www.sponichi.co.jp/
2016シーズン活躍度 B
2015シーズンの打撃成績 試合数 15 打数/安打 43/8 打 率 .186 出塁率 .327 本塁打 1 打 点 6 盗 塁 0 三 振 14
ドスンと重低音が響くと、球場がどよめいた。ヤクルト・バレンティンがフリー打撃でバックスクリーンのスコアボード直撃の推定140メートル弾。これでは終わらない。続く球も軽々とバックスクリーンへ。さらに右中間へ放り込む3連発だ。
「史上最高に状態が良い」と得意満面。となれば、今季は13年につくったシーズン60本塁打のプロ野球記録再現か――。そこをつつくと「もっとだよ。メニーメニー。70本。マックス」と自信の言葉が返ってきた。
昨年は左アキレス腱手術の影響で春季キャンプに参加できず、シーズンも打率・186、1本塁打の大不振。13年の打棒の面影はなかったが、故障の恐怖心が 消えた今年は体の切れが違う。キャンプインから苦手な持久走で「キツイネ、オシマイ」と勝手に切り上げたことはあったが、それ以外のメニューは全て消化。 この日の走塁練習では本塁へ軽やかなスライディングを見せた。主砲が明るいとチームの雰囲気も違う。アウトの判定におどけて審判へ迫り、周囲の爆笑を誘っ た。
真中監督は「2月の最初から順調にきている」と評価。初の実戦となる13日の練習試合・DeNA戦(浦添)に向け「状態を取り戻し たいというのもあって早めの起用です」と「4番・DH」での先発出場を明言した。昨季4番で打点王に輝いた畠山が腰痛で復帰のメドが立っていないだけに、 バレンティンにかかる期待は大きい。 「2本のアーチを打つよ。(今キャンプが来日6年目で)一番バットを振っているんじゃないかな」。高らかな猛打予告。状態が万全ならば、他の打者とはモノが違う。(平尾 類)引用:http://www.sponichi.co.jp/
2013年に驚異のシーズン60本塁打という
日本記録を樹立したものも、昨季はわずか1本塁打に終わりました。
相次ぐ足の故障に悩まされています。
川端選手、山田選手、畠山選手、雄平選手ら強力な
純国産打線にバレンティン選手が加われば、
恐ろしすぎるほどの強力打線になりますが…。
やはり近年の故障がちが気になります。