2015年横浜DeNAでオフに退団した助っ人は、
日本でも阪神、オリックス、そして横浜DeNAと3球団で
計8年間プレーしたバルディリス内野手と、
シーズン途中で入団しながら、
わずか1試合の登板に終わったビロウ投手の2人です。
彼らと入れ替わるように新たに2人の助っ人を獲得したことで、
先発の一角であるモスコーソ投手、
昨季は中継ぎで22ホールドをマークしたエレラ投手、
昨季巨人から移籍し25本塁打を放ち、
打線の中軸を担ったロペス選手の3人を加えた
5人の助っ人が在籍することになりました。
では今季、横浜DeNAが獲得した2人の助っ人は、
果たしてチームの勝利に貢献することが出来るでしょうか。
その活躍の可能性を占ってみましょう。
ペトリック投手(26歳)
出典:https://ja.wikipedia.org/w
2016シーズン活躍度 B
ザック・ペトリックのプロフィール ポジション:投手 年齢:26歳 利き腕:右投げ右打ち 身長:190センチ 体重:88キロ 所属:カージナルス傘下3A 2015年成績 3Aで28試合に先発 投球回157 1/3 7勝7敗 メジャー成績:なし
ザック・ペトリック投手は、メジャー昇格の経験はないものの、
昨季は大リーグ・カージナルスで先発候補にも挙がった、
まだ26歳と若い投手です。
マイナーでは通算28勝をマークし、
昨季は3Aで先発の一角として7勝を挙げました。
ストレートは145キロとけして速い方ではありませんが、
微妙に変化させるツーシームやチェンジアップなどを
コントロール良くコースに投げ込む技術的な投球が持ち味の投手です。
2013年にはマイナーリーグで最優秀投手にも輝いており、
大リーグでの実績はまったくないものの、
まだ26歳と言う年齢から、助っ人であるにもかかわらず
将来性もあるという期待感があります。
日本でそのコントロールを活かした打たせて取るテクニックを
マウンドで実現できれば、十分に活躍できる可能性はあるでしょう。
活躍可能性はひとまずCですが、
成長すればBにもAにもなてる可能性を秘めています。
ロマック内野手(30歳)
出典:https://ja.wikipedia.org/w
2016シーズン活躍度 C
ジェイミー・ロマックのプロフィール ポジション:一塁手、三塁手、外野手 年齢:30歳 利き腕:右投げ右打ち 身長:193センチ 体重:98キロ 2015年3A成績 打率.284 本塁打27 打点100 OPS.912
昨季限りでチームを退団したバルディリス選手に代わる
サードのレギュラー候補と期待され獲得した選手です。
大リーグでは通算27試合のみの出場で、
ほとんど実績がないに等しいのですが、
3Aではここ3年間は20本塁打以上を放っており、
まずまずの長打力を持っています。
選球眼はまずまずのようですが、一方で三振が多い特徴があり、
コーナーに変化球で揺さぶるタイプが多い日本のプロ野球に
順応できるかどうかは未知数です。
初球から積極的に打っていく姿勢があれば、
ある程度の成績は残せるかもしれませんが、
昨季まで在籍していたバルディリス選手を越えるかといえば、
微妙かもしれません。活躍の期待度はCとしておきます。
DeNAの新外国人、ジェイミー・ロマック内野手(30)が2日、“超マジメ助っ人”ぶりを示した。宜野湾キャンプで来日初のフリー打撃に臨み、打撃投手相手に44スイングで7本のサク越え。さらにヘルメットを取って投手にお辞儀する日本式の礼儀を見せた。
「昨日からそういう光景を見て敬意を表した。日本の文化を吸収するようにしている」。日本語講座の本を買い「チョットマッテクダサイ」など覚えた語録を 次々披露するなど適応力をアピール。昨季はグリエルが来日を拒否し、退団するトラブルがあっただけに「日本でキャリアを終えたい」と話すマイナー通算 200発男の忠誠心は頼もしい限りだ。
プレー面での期待も高い。「5番・三塁」で起用する方針のラミレス監督も「本塁打を打ちたかったら狙っていい」と全幅の信頼を寄せた。「相手を叩きのめして、ダメージを与えることが自分の役割だ」とロマ砲。強い味方も相手にとっては脅威となる。(神原 英彰)
引用:http://headlines.yahoo.co.jp/
まとめ
すでに日本での実績を残している
モスコーソ投手、エレラ投手、そしてロペス選手が
今季も在籍することで、他球団に比べ新助っ人は二人と、
あまり目立った助っ人補強がなかった横浜DeNA。
昨季からの実績組に、プラスアルファの戦力となれるかどうか。
とりわけ課題がある投手陣については、
新助っ人が少しでも戦力になれるかどうかが、
長いシーズンを戦う上でポイントになりそうです。
ラミレス新監督がどのような起用を見せるかも注目です。