2015年シーズンは3位とわずか2ゲーム差で
4位に終わってしまった埼玉西武。
巻き返しのためにオフには、わずか2勝に終わったルブラン投手、
4試合の登板で防御率14.73という成績だったミゲル投手、
そして33試合で打率.183という低打率に終わったセラテリ内野手
を自由契約としました。
一方、中継ぎで34試合に登板したバスケス投手と
過去2年で61本塁打と打線の中核を担うメヒア内野手の2選手が残留に、
2016年シーズンに向けて新たに2人の助っ人を確認しました。
埼玉西武の新助っ人の活躍期待度をチェックしてみましょう。
アンディ・バンヘッケン投手(36歳)
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/
2016シーズン活躍度 C
アンディ・バンヘッケンのプロフィール ポジション:投手 年齢:36歳 利き腕:左投げ右打ち 身長:193cm 体重:90kg 韓国プロ野球2015シーズン 32試合 196.2回 防御率3.62 15勝8敗 奪三振193
昨季、規定投球回数をクリアしたのは十亀投手のみというほど、
先発投手陣が故障や不振で、苦しいやり繰りを強いられた埼玉西武にあって、
先発補強は急務でした。
そんな中で先発として期待でき、しかも左腕であるのがアンディ・バンヘッケン投手です。
バンヘッケン投手は2012年から昨季まで韓国プロ野球のネクセン・ヒーローズで
プレーし、2014年には20勝をマークして最多勝にも輝くなど、
4年間で58勝を挙げました。
193センチの長身投手で140キロ中盤のストレートに
スプリットやカーブといった変化球を持っています。
韓国時代は奪三振率が非常に高いというデータが残っていますが、
しぶとい打者が多いだけに、なかなか三振を奪いまくるというのは難しいかもしれません。
ストレートもけして速いわけではないだけに、
技巧的な投球が出来るかがカギを握りそうです。
C.C.Lee(李振晶)投手(29歳)
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/
2016シーズン活躍度 B
C.C.Lee(李振晶)のプロフィール ポジション:投手 年齢:28歳 利き腕:右投げ右打ち 身長:180cm 体重:86kg メジャー通算 47試合 34.0回 防御率4.50 奪三振33
台湾出身のC.C.Lee(シーシーリー)投手は
昨季、米大リーグのインディアンスで2試合に登板しました。
3Aでは48試合に登板し4勝3敗5セーブの成績を残しました。
C.C.Lee投手の武器は何といってもサイドスローから
最速156キロというストレートと決め球のスライダーです。
このスライダーで次々と三振を奪ってきた実績があります。
グイグイと押していくピッチングが持ち味で、
クローザーかセットアッパーとして期待できるでしょう。
ただ日本でプレーするなら、
もう少し緩急とコントロールがほしいところ。
またサイドハンドだけに、
右打者には手強い相手となりそうですが、
左打者に対しても持ち味が出せるかがポイントとなりそうです。
まとめ
先発投手がほしい埼玉西武にあってバンヘッケン投手が
果たして機能するかどうかは、チームの成績にも大きく左右してきそうです。
打線は強さを感じるだけに、2016年は投手を2人補強しました。
投手力を高めて、Aクラス、
そして優勝を狙えるラインまで底上げを図りたいところでしょう。
助っ人投手がその力になれるかもカギを握ることでしょう。