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髙山 俊(たかやま しゅん)
生年月日 | 1993年4月18日(23歳) |
出身地 | 千葉県船橋市 |
身長 | 181cm |
体重 | 86kg |
ポジション | 外野手 |
投打 | 右投左打 |
プロ入り | 2015年 ドラフト1位 |
高山俊選手のプロフィールは?経歴・生い立ち・家族は?
高山俊(たかやま しゅん)選手は千葉県船橋市出身で、身長181cm、体重86キロという恵まれた体型で、しかも遠投は110mという強肩。
50m走は5秒8と、野球センスというよりも、運動神経そのものが抜群の外野手です。
この恵まれた体型は、父親譲りのようです。
高山俊選手はご両親と妹さんの4人家族。
お父さんは高山俊選手よりも高身長で、何と187cm。
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高山選手のご家族(父・辰雄さん、母・由美子さん、妹・遥加さん)
高山俊選手は小さい頃からサッカーをしており、またバレーや柔道も掛け持ちするなど、
運動神経は抜群だったようです。
その一方で、仕事柄転勤が多かったことから、単身赴任でお母さんと暮らす時間も長かったようです。
そのため、高山俊選手はお母さんに厳しく育てられたようで、それが野球の中でも抜群の勝負強さを持ち、ちょっとやそっとではプレッシャーを感じない、強靭な精神力を生み出す要因となったようです。
小学1年のときに野球に出会い、中学時代はシニアリーグに所属し、高校は東京都内の強豪・日大三高。
1年の秋には早々にレギュラーの座をつかみ、いきなりその打撃センスでプロの注目を浴びるほどでした。
2年のときには甲子園にも出場し、2本のアーチを放つなどの活躍で、
ドラフト候補にも浮上しましたが、プロ志望届を提出せずに、明治大学へと進学したのです。
日大三高校 甲子園打撃成績
年度 | 試合 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | 長打率 |
2010春 | 5 | .133 | 2 | 0 | 0 | 0 | 6 | .133 |
2011春 | 4 | .529 | 9 | 0 | 4 | 1 | 0 | .882 |
2011夏 | 6 | .500 | 13 | 2 | 9 | 2 | 2 | .885 |
通算 | 15 | .414 | 24 | 2 | 13 | 3 | 8 | .690 |
学生時代の経歴、プロスカウトに注目された訳は?
日大三高時代から類い稀なる打撃センスでプロスカウトの熱い視線を受けていた高山俊選手。
そのスカウトを唸らせ、上位指名されにくいという外野手であっても、2016年のドラフト1位指名クラスにまでその評価を押し上げのは、何といっても明治大学4年間の東京6大学リーグ戦で積み上げたヒットの数131。
これは1967年の明治大・高田繁選手(後に巨人で活躍し、現在横浜DeNAのGM)が持っていた127安打を、実に48年ぶりに更新するものとなりました。
その打撃はスイングが非常に鋭く、また打球は広角に伸びていきます。
2年生の秋のシーズンからはコンスタントに打率.350前後をマークする安定感があり、ベストナインも6度受賞しています。
さらに現在は横浜DeNAでプレーし、当時は法政大のエース左腕であった石田健大投手から2本のアーチを放つなど、左投手も苦にしない打撃は大きな魅力です。
50m5秒8の俊足と高い守備力も兼ね備えており、ゆくゆくは福岡ソフトバンク・柳田悠岐選手や埼玉西武・秋山翔吾選手のように、3拍子揃ったトリプルスリーも狙える選手になる期待も、プロスカウトが注目した理由なのです。
明治大学 リーグ戦通算打撃成績
年度 | 試合 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | 長打率 |
12春〜15秋 | 102 | .324 | 131 | 8 | 45 | 18 | 59 | .408 |
※リーグ記録:通算131安打
高山俊選手2016年シーズン活躍を占う
野手のルーキーはプロ野球の投手の巧みな投球術に最初は戸惑うものです。
とりわけ1軍で主力となっている投手となればなおさらでしょう。
東京6大学リーグの最多安打記録を達成した安打製造機の高山俊(たかやま しゅん)選手であっても、やはり最初のうちは面食らうでしょう。
しかし、大学でも1年目の春からいきなりベストナインを獲得するほどの適応力の高さと左投手を苦にしないバッティングテクニックがあるだけに、早ければ今シーズンの交流戦あたりから1軍の戦力として台頭してくる可能性は十分あるのではないでしょうか。
打撃センス、俊足、守備力とプロ野球で通用する力を持っているだけに、シーズン終盤にはレギュラー定着ということもあるかもしれません。