出典：http://www.nikkansports.com/
工藤公康（くどう きみやす）
| 生年月日 | 1963年5月5日（53歳） |
| 出身地 | 愛知県豊明市 |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 80kg |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 左投左打 |
| プロ入り | 1981年 ドラフト6位 |
オープン戦でも驚異的な強さを誇るソフトバンクホークス。
昨年から指揮を執った監督、工藤公康の魅力についてお伝え出来ればと思います。
まずは現役生活の成績について触れて行きます。
西武黄金時代の成績、その後プロフィール、年俸推移
年度別投手成績
1981年 (18歳) ドラフト6位 契約金6千万円
| 年度 | 登板 | 防御率 | 勝敗 | 投球回 | 三振 | 年俸 |
| 1982年（19）西武 | 27 | 3.41 | 1勝1敗 | 28.2 | 29 | 480万 |
| 1983年（20） | 23 | 3.24 | 2勝0敗 | 33.1 | 24 | 600万 |
| 1984年（21） | 9 | 2.92 | 0勝1敗 | 12.1 | 8 | 680万 |
| 1985年（22） | 34 | 2.76 | 8勝3敗 | 137.0 | 104 | 560万 |
| 1986年（23） | 22 | 3.22 | 11勝5敗 | 145.1 | 138 | 1520万 |
| 1987年（24） | 27 | 2.41 | 15勝4敗 | 223.2 | 175 | 2900万 |
| 1988年（25） | 24 | 3.79 | 10勝10敗1S | 159.0 | 94 | 5300万 |
| 1989年（26） | 33 | 4.96 | 4勝8敗2S | 118.0 | 94 | 5500万 |
| 1990年（27） | 13 | 3.36 | 9勝2敗 | 85.2 | 89 | 4600万 |
| 1991年（28） | 25 | 2.82 | 16勝3敗 | 175.1 | 151 | 5600万 |
| 1992年（29） | 25 | 3.52 | 11勝5敗 | 150.2 | 133 | 8500万 |
| 1993年（30） | 24 | 2.06 | 15勝3敗 | 170.0 | 130 | 9500万 |
| 1994年（31） | 24 | 3.44 | 11勝7敗 | 130.2 | 124 | 1億6000万 |
| 1995年（32）ダイエー | 22 | 3.64 | 12勝5敗 | 163.0 | 138 | 1億6000万 |
| 1996年（33） | 29 | 3.51 | 8勝15敗 | 202.2 | 178 | 1億6000万 |
| 1997年（34） | 27 | 3.35 | 11勝6敗 | 161.1 | 146 | 1億4500万 |
| 1998年（35） | 15 | 3.07 | 7勝4敗 | 93.2 | 65 | 1億6000万 |
| 1999年（36） | 26 | 2.38 | 11勝7敗 | 196.1 | 196 | 1億5000万 |
| 2000年（37）巨人 | 21 | 3.11 | 12勝5敗 | 136.0 | 148 | 1億5000万 |
| 2001年（38） | 5 | 8.44 | 1勝3敗 | 21.1 | 8 | 3億0000万 |
| 2002年（39） | 24 | 2.91 | 9勝8敗 | 170.1 | 151 | 2億4000万 |
| 2003年（40） | 18 | 4.23 | 7勝6敗 | 117.0 | 115 | 3億0000万 |
| 2004年（41） | 23 | 4.67 | 10勝7敗 | 138.2 | 128 | 2億8000万 |
| 2005年（42） | 24 | 4.70 | 11勝9敗 | 136.0 | 130 | 2億9000万 |
| 2006年（43） | 13 | 4.50 | 3勝2敗 | 70.0 | 52 | 2億9000万 |
| 2007年（44）横浜 | 19 | 3.91 | 7勝6敗 | 103.2 | 73 | 9000万 |
| 2008年（45） | 3 | 5.27 | 0勝2敗 | 13.2 | 7 | 1億1000万 |
| 2009年（46） | 46 | 6.51 | 2勝3敗10H | 37.1 | 24 | 5000万 |
| 2010年（47）西武 | 10 | 10.50 | 2勝0敗 | 6.0 | 7 | 3000万 |
| 通算：29年 | 635 | 3.45 | 224勝142敗3S10H | 3336.2 | 2859 | 36億5740万 |
＊タイトル：
最優秀防御率：4回 （1985年、1987年、1993年、1999年）
最高勝率：3回 （1987年、1991年、1993年）
最多奪三振：2回 （1996年、1999年）
特筆しておきたいところは実働29年でリーグ優勝14回、
日本一11回、Aクラス入りは20回とゆう驚異的な数字。
工藤公康がいるところに常勝軍団在りといったところでしょうか。
そして生涯年俸（契約金、出来高除く）は35億2240万円・・・
工藤ファンには触れておきたいことは
やはり西武ライオンズ黄金期の成績ではないでしょうか。
13年間310試合登板、防御率3.14、113勝52敗3Ｓ、
ここでの注目は完投84!!
チームとしては本当に助かる存在でした。
西武ライオンズはリーグ優勝11回、日本一8回・・・13年間でこの数字。
調べれば調べるほど、いかにこのチームが強かったのかがわかります。
西武時代の工藤監督
その後は
ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズと渡り歩きました。
ジャイアンツ時代は正直全盛期からは程遠い成績が並びますが、
年俸に関して言えば、ジャイアンツ時代に一番荒稼ぎしたと言えます。
妻(奥さん)と子供(息子・娘)の年齢・職業？
妻は雅子さん（元水戸ミスユニバース）で、
西武時代のチームメイト、覚醒剤所持で逮捕された、
あの清原和博の紹介で知り合い結婚したそうです。
今となってはあまり公にしたくないエピソードですね・・・
二人の間には
阿須加（あすか）
遙加（はるか）
阿弥香（あやか）
阿偉（あい）
拓也（たくや）
の5人の子供を授かっています。
工藤監督と工藤阿須加さん
拓也さん以外、漢字が覚えにくいですね・・・
とゆうよりもむしろ拓也さんだけ、
なぜ普通の漢字を使ったのか、そっちの方が気になります。
そしてこの子供達の活躍ぶりがこれまた凄いんです。
一番有名なのは長男の工藤阿須加さん（1991.8.1生）。
2012年の「理想の息子」で役者デビュー、その後「悪の教典」、
大河ドラマ「八重の桜」に抜擢されました。
「ルーズベルトゲーム」では社会人野球の投手役で出演し、
野球ファンからも多くの注目を集め、一躍時の人になりました。
長女の遙加（1992.11.18生）は
2011年8月にプロゴルファーとしてデビューし、
現在も女子のゴルフ界で大型選手として期待されています。
工藤阿須加さんと工藤遙加さん
常勝軍団の監督としての手腕は有能？
さて選手、親としても素晴らしい人物ですが、
監督としての手腕はいったいどうなんでしょうか？
まずは昨年、監督としてもいきなり優勝、日本一になり、
先ほども執筆致しましたが、工藤公康いるところに常勝軍団在りを感じさせる雰囲気。
野手では柳田、投手では武田が向こう5年は、常勝軍団の柱となることでしょう。
特に投手陣の起用法には定評が高い。
徳光和夫が王貞治とこんなやりとりがあったそうです。
「王さんから見て、工藤采配の何がいいんですか？」
「ピッチャーの使い方が、私や秋山とは全然違う。
辛抱出来る。投手出身の監督だから、
その辺りのコンディションや気持ちがわかるんだろうね。
私も秋山も野手出身だから、我慢できずに苦労したよ」
世界の王貞治が認めた男、工藤公康監督。
今年も大本命のソフトバンクホークス、
工藤監督の投手起用にも注目しながら試合を見て行きたいですね！
