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2016年のセリーグ本塁打王、ホームランキングを予想。歴代本塁打王・OPSとは?

2016年のセリーグ本塁打王、ホームランキングを予想。歴代本塁打王・OPSとは?セリーグホームラン
出典:http://blog.livedoor.jp/

2015年のプロ野球、セリーグの本塁打王は東京ヤクルトの山田哲人選手でした。

2015セ・リーグ ホームラン王・本塁打王 トップ10
順位 選手 球団 本塁打 打率 打点 OPS
1  山田哲人 ヤクルト 38 .329 100 1.027
2  畠山和洋 ヤクルト 26 .268 105 .815
3  ロペス DeNA 25 .291 73 .843
4  筒香嘉智 DeNA 24 .317 93 .922
5  福留孝介 阪神 20 .281 76 .824
6  丸佳浩 広島 19 .249 63 .777
6  エルドレッド 広島 19 .227 54 .781
8  ゴメス 阪神 17 .271 72 .787
9  長野久義 巨人 15 .251 52 .725
9  阿部慎之助 巨人 15 .242 47 .784

トリプルスリーも達成した山田選手ですが、実は日本人選手に限ってみると、

セリーグでは2008年、当時横浜ベイスターズに在籍していた村田修一選手以来、

7年ぶりのことでした。

セ・リーグ過去10年のホームラン王・本塁打王
年度 選手 球団 本塁打 打率 打点 OPS
2015  山田哲人 ヤクルト 38 .329 100 1.027
2014  エルドレッド 広島 37 .260 104 .873
2013  バレンティン ヤクルト 60 .330 131 1.234
2012  バレンティン ヤクルト 31 .272 81 .958
2011  バレンティン ヤクルト 31 .228 76 .783
2010  ラミレス 巨人 49 .304 129 .951
2009  ブランコ 中日 39 .275 110 .880
2008  村田 修一 横浜 46 .323 114 1.062
2007  村田 修一 横浜 36 .287 101 .929
2006  ウッズ 中日 47 .310 144 1.037

この間の6シーズン、本塁打王を獲得したのは、

2009年の当時中日のブランコ選手、2010年は現在横浜DeNA監督のラミレス選手。

2011年から13年の3年間は東京ヤクルトのバレンティン選手、

そして2014年は広島のエルドレッド選手と、

外国人選手は本塁打王のメインとなっていたのです。

果たして2016年はどうかを占ってみましょう。

OPSで見る本塁打王候補の比較

OPSという指標をご存知でしょうか。

プロ野球には様々な指標があります。

メジャーなものとしては打率、出塁率、得点圏打率といったところでしょう。

OPSとはそんな指標の1つで、出塁率に長打率を足したものとなります。

出塁率はヒットだけでなく、四死球など、打席に対する出塁した割合を出します。

一方で長打率は1打席でどれだけの塁を奪えるかという割合を示したものです。

シーズン 歴代OPSランキング
順位(年度) OPS 選手
球団 打率 打点 本塁打
1位(1974) 1.293  王貞治 巨人 .332 107 49
2位(1986) 1.258  R.バース 阪神 .389 109 47
3位(1973) 1.255  王貞治 巨人 .355 114 51
4位(1985) 1.244  落合博満 ロッテ .367 146 52
5位(2013) 1.234  バレンティン ヤクルト .330 131 60
6位(1986) 1.232  落合博満 ロッテ .360 116 50
7位(2002) 1.223  カブレラ 西武 .336 115 55
8位(1967) 1.211  王貞治 巨人 .326 108 47
9位(1966) 1.210  王貞治 巨人 .311 116 48
10位(1976) 1.204  王貞治 巨人 .325 123 49

OPSはその割合が高いほど、塁に出る確率も高く、長打も打てる選手…

つまり強打者であることを意味します。

目安としては、出塁率と長打率の和が0.900を超えると、

素晴らしい打者ということになります。

例えば、2013年のセリーグで、

プロ野球史上最多のシーズン60本塁打を放った東京ヤクルト・バレンティン選手は

驚異の1.234というOPSをたたき出しました。

これは長いプロ野球の歴史でも5位に入るものでした。

この年の打率は.330、出塁率は.455、長打率は驚異の.779。

文句なしの成績であり、本塁打王もその数字に伴っているといえるでしょう。

2015年の同じく東京ヤクルトの山田哲人選手も同じことが言えます。

打率.329、38本塁打という成績を残しましたが、

OPSはセリーグの規定打席到達選手の中では唯一の1点台超えとなる、

1.027でセリーグトップとなっています。

OPSは出塁率が加味されるため、三振が多くて、打率も低いけど、一発を放つ魅力はある…

このような選手はOPSが多少低くても、本塁打王になる可能性はあります。

OPSが高ければ、必ず本塁打王になれるとは限りませんが、

1つの参考にはなるでしょう。

OPSの成績は本塁打王になれるかどうかの1つの目安ともいえるのです。

2016年セ・リーグホームランキングをずばり予想!

ではセリーグの本塁打王は果たして誰になるのか…その最有力は高打率をマークし、

しかもパンチ力がある東京ヤクルト・山田哲人選手であることは間違いありません。

シーズン最多本塁打比較
A 山田哲人(ヤクルト) 38本塁打(2015年)
A バレンティン(ヤクルト) 60本塁打(2013年)
B エルドレッド(広島) 37本塁打(2014年)
A ビシエド(中日) 25本塁打(2012年)※MLB
C 坂本勇人(巨人) 31本塁打(2010年)
B 筒香嘉智(DeNA) 24本塁打(2015年)

昨季、トリプルスリーを達成しましたが、

今季も2年連続で達成するのではないかという勢いがあり、

目下セリーグ本塁打王です。その力は非常に安定しています。

一方で東京ヤクルトのバレンティン選手、

広島カープのエルドレッド選手といったかつてのホームランキングの

活躍も見逃すことは出来ませんが、年齢的な不安もあり、

全試合を出場することは難しいでしょう。

そうなると、中日のビシエド選手が、今後も安定したパンチ力を見せれば、

十分に本塁打王候補にはあるはずです。

さらにOPSで見ると、巨人の坂本勇人選手、横浜DeNAの筒香嘉智選手も

十分に可能性があるでしょう。

特に、一発長打がある主砲であり、

ある程度の打率を残せるということ考えると、

筒香選手は山田選手を脅かす和製大砲でしょう。

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