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5年ぶりヤクルト由規復帰!低迷するヤクルト浮上のきっかけになるか注目!!年俸・成績紹介

5年ぶりヤクルト由規復帰!低迷するヤクルト浮上のきっかけになるか注目!!年俸・成績紹介由規
出典:http://baseballking.jp/

由規(よしのり)本名:佐藤 由規(さとう よしのり)

生年月日 1989年12月5日(26歳)
出身地 宮城県仙台市青葉区
身長 179cm
体重 80kg
ポジション 投手
投打 右投左打
プロ入り 2007年 高校生ドラフト1巡目


年度別投手成績


カムバック賞投手


甲子園投手成績

その球速は高校時代から注目の的でした。

高校時代に記録した157キロのストレート。

そしてプロでは2010年に、当時では日本人投手では最速となる161キロをマーク。

そんな速球派の由規投手が右肩の不調、さらにに自身の低迷など、一時は育成契約を結ぶほど。

しかし、今季再び支配下登録へと復活した由規投手。

低迷する東京ヤクルトの起爆剤となるでしょうか。

由規投手のプロフィール・経歴・甲子園成績の紹介

今では「由規」という登録名が定着していますが、本名は「佐藤由規(さとう・よしのり)」投手。

宮城県仙台市出身で今年26歳になりますが、野球を始めたのは小学校4年のときのこと。

家族からの強い勧めが野球との出会いのきっかけとなりました。

2005年に宮城県下では野球の名門としても知られる仙台育英高に進学します。

佐藤由規 仙台育英

投手としての才能が注目されるようになったのは、高校2年のとき。

ダルビッシュ有投手の母校としても知られる東北高との対戦で、引き分け再試合を含む24イニングを投げぬき、夏の甲子園の出場切符をつかみました。

高校時代からそのストレートの球威はプロから注目されるほどで、高校3年の時にはなんと157キロをマーク。

その当時、今や北海道日本ハムの4番である大阪桐蔭高の中田翔選手、千葉ロッテの先発投手を務めている成田高の唐川侑己投手ともに「ビッグ3」とも評されました。

大阪桐蔭高の中田翔
大阪桐蔭高時代の中田翔選手

成田高の唐川侑己投手
成田高時代の唐川侑己投手

そして、2007年の高校生ドラフトでは実に1位指名で5球団が競合するほど、注目を集めた投手なのです。

2007年 高校生ドラフト会議
ヤクルトから1巡目で指名

2007年第89回夏の甲子園成績
投球回数 打者数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
○智弁和歌山 1回戦 9 38 5 17 4 2
●智弁学園 2回戦 8 37 8 9 5 5
防御率 3.71
17 75 13 26 9 7
甲子園球速ランキング
球速 大会 投手 高校
155km/h 2007夏 佐藤由規 仙台育英
2013夏 安楽智大 済美
154km/h 2001夏 寺原隼人 日南学園
2009夏 菊池雄星 花巻東
2009夏 今宮健太 明豊

育成選手から支配下登録へ。何が違うの?

今シーズン、由規投手は育成選手として東京ヤクルトと契約しました。

背番号も「11」から「121」に変更となりましたが、2軍で結果を残し、7月5日、晴れて支配下復帰となったのです。

由規投手 育成契約
由規2軍戦で5回8K!2016年6月 支配下登録へ

そもそもプロ野球の球団は支配下登録できる選手は70人までと決まっています。

この枠を超えての選手の契約は出来ないのです。

そこで、プロ野球の裾野を広げ、より多くの選手にチャンスを与えようと、2005年から始まったのが育成選手精度と呼ばれるもの。

支配下登録選手が65人以上いる球団に対して、人数に制限なく、育成契約選手を保有できることになりました。

ただし、育成選手は新人選手であれば育成ドラフトで指名した選手が在籍でき、最低年俸は240万円、背番号は3桁となります。

また、1軍に昇格する事ができず、あくまでも試合出場は2軍に限られるということが大きな特徴です。

2軍の選手が育成選手というのではありません。

1軍昇格を果たすためには、支配下登録されなくてはならないという大きな違いがあります。

育成契約選手出身者
選手 球団 ポジション  通算成績
山口鉄也 巨人 投手 防2.09 登561 50勝20敗28s 投578.1 振471
岡田幸文 ロッテ 外野手 率.256 試703 安480 本0 点101 盗123
バルディリス DeNA 内野手 率.268 試918 安793 本93 点387 盗6

通算成績は2015シーズン終了迄

プロ入り後は苦難の始まり!遠い1軍のマウント・・年俸・成績紹介

プロ入り後はその速球を生かしたピッチングで先発ローテーションの一角に入り込み、2010年には自身最多の12勝をマークしました。

2011年には15試合に先発して7勝をマークしましたが、2012年には豪腕スタイルの投手にありがちな右肩の痛みを発症してしまいます。

その後は左スネの剥離骨折、右肩のクリーニング手術などが重なり、実戦復帰を果たすことができませんでした。

2014年にはその球速も155キロをたたき出すまでに復活しましたが、その後さらに2年間は1軍昇格を果たせなかったのです。

由規リハビリ

2016年シーズンは育成選手としてスタートした由規投手。

7月5日に支配下復帰を果たし、すぐさま1軍昇格となりました。

そして7月9日の中日戦で、ついに1軍で5年ぶりのマウンドとなる先発の舞台が用意されることになりました。

2011年9月3日巨人戦以来1,771日ぶりに待望の復活となったのです。

結果は、復帰登板も白星ならず…次の登板に期待です!

年度別投手成績

2007年 (18歳) ドラフト1位 契約金1億円

年度 登板 防御率 勝敗 投球回 三振 年俸
2008年(19) 6 4.55 2勝1敗 29.2 28 1500万→1700万
2009年(20) 22 3.50 5勝10敗 120.0 91 2600万
2010年(21) 25 3.60 12勝9敗 167.2 149 5200万
2011年(22) 15 2.86 7勝6敗 100.2 83 6000万
2012年(23) 4500万
2013年(24) 3000万
2014年(25) 2300万
2015年(26) 1500万
通算:8年 68 3.46 26勝26敗 419.0 351 2億8300万

由規投手は結婚しているの? 彼女は?

由規投手は東京ヤクルトに入団したとき、思わず感極まって涙を流したといいます。

それは今まで支えてくれた家族を思ってのことだそうで、家族思いの非常に優しい性格なのでしょう。

そんな由規投手ですが、かつては彼女の存在を公言していましたが、最近はまったくそのような話題は出てきません。

プロ野球選手として好調だった頃は、恋の話題も多かったのですが、2012年以降は1軍での登板もなく、育成選手だった時期もあっただけに、表舞台から姿を消していたために話題にも上らなくなったのかもしれません。

果たして今、彼女はいるのか…それは分かりませんが、苦しい時期を支えた人の存在はあるかもしれません。

由規投手は完全復活なるのか?

故障で長期離脱しながらも復活を遂げた投手は数多くいますが、由規投手と同じ東京ヤクルトの館山昌平投手も再三の故障と戦い、復活と長期離脱を繰り返してきました。

トミー・ジョン手術は実に3度、肩や股関節など度重なる手術。

しかも今季も手術のために離脱していますが、2015年シーズンでは中盤から1軍に復活して6勝をマークし、しかも5年ぶりのホームランも放つなど、チームの優勝に大きく貢献しました。

館山昌平カムバック賞
2015年カムバック賞受賞の館山昌平投手

由規投手にとっては、長期離脱から復活を遂げた身近な例があります。

球速は150キロを取り戻しているだけに、十分に復活し、再び輝きを取り戻してくれるのではないでしょうか。

1軍で復活登板するだけでなく、再び剛速球で1軍の選手をうちとり、先発として定着する…

完全復活できるその日は近いはずです。

カムバック賞受賞のヤクルト投手
選手 登板 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
伊東昭光 29 2.77 7勝5敗 146.0 85 1.19
川崎憲次郎 27 3.48 10勝9敗 139.2 108 1.30
伊藤智仁 34 1.51 7勝2敗19s 47.2 53 0.69
館山昌平 11 2.89 6勝3敗 62.1 36 1.28
荒木大輔 非該当 21 3.92 8勝4敗 101.0 56 1.35

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