広いファミリー層に受けるショッピングモール。現代の役割は?

これからは確実に高齢化社会です。

というより、第一次ベビーブームである団塊の世代と、その後の第二次ベビーブームの団塊ジュニアと言われる世代が、これから一斉に高齢化していき、人口の大きな割合を占しめていきます。

私の住んでいる地域でも、毎朝通勤時はギュウギュウの寿司詰めの状態で苦痛だった電車やバスは、いつの間にか時間帯によっては、座って行けるようになっていました。

ある時気がつくと、最寄りの駅周辺には真新しい調剤薬局が数十メートルおきに点在しているということに気がつきました。

調剤薬局

病院ど同時にその処方箋を扱う調剤薬局が増えているようです。

また介護サービスステーションもかなり増えているようです。

通所介護のデイサービスで使用する、ロゴマークが入ったマイクロバスが、何種類も住宅地内で頻繁に見かけるようになっています。

団塊世代または団塊ジュニアの親達が、そういう時期に差し掛かってきているのです。

老人ホーム

しかしこれからご説明するのは、そうした世代を消費者としてとらえた物が繁盛する、という話ではありません。

むしろこんなにたくさんの、シニア・シルバー世代がいるにも関わらず、中高年者をターゲットにした駅近の大手百貨店やスーパーは軒並み衰退しています。

駅利用者は、OLやサラリーマンがほとんどです。

20代30代のヤングキャリア層を狙った店舗でなければ、同じく若いファミリー向けに転換した店舗が生き残っているようです。

ファミリー向けの店舗に行くと、全館パパママ仕様で通勤服は買えず、ヤングキャリア向け店舗に行くとゆっくりくつろげない位ブランド化しているのが現状です。

それ以外では、シニア・シルバー世代に支持されている郊外型ショッピングセンターがあります。

ショッピングセンター

20年近く前、バブル景気前後であっても、オバさんが身につけられるものを造らなければ売れないと言われていた時期がありました。

ここでいうオバさんは、イコール中高年の女性だけをさしているのではありません。

小さい子供のいる主婦層も指しています。

通勤服のような格好が良いシャープでタイトな服飾品は、少し体型の崩れた女性には窮屈で着心地や履き心地の悪い物です。

日中のほとんどを買い物する時間に利用できるのは、こうしたお子さん連れの層と、子離れしてカルチャースクール等で趣味を楽しむようになった中高年の女性が、断然多かったのです。

不景気が長引く現在では、年金生活者の消費傾向は変わりました。

自分自身にかけるお金を貯蓄に回すようになったからです。

しかしそれでも購入してしまう物が、孫の物です。

長らく子供服や子供用品が低迷していましたが、その分メーカーが企画開発に努力し、海外でも話題になるような趣向の凝らされた製品が造り出されています。

どんなに売れ行きが悪い子供服でも、変わったデザインと柄で価値を感じられる物は、安価な値段であれば流石に売れて行きます。

利用者に中高年者が多いショッピングセンター内にある子供服や子供向け用品売り場は、一見若いママ向けのように見えますが、地域を広範囲で細かく循環する送迎マイクロバスの利用者である、シルバー層が購入者でもあるのです。

子供服

ハイティーンのアルバイトが普及し、以前と比べるとかなり若い世代がお金を自由に使えるのも現在の特徴ですが、まだアルバイトができない中高生は少しでも交通費を節約するために、送迎バスを利用することになります。

ローティーン、主婦層、シルバーの三世代がマイクロバスによって集客されているわけです。

足立区のギャラクシティが代表的な例ですが、ここではショッピングを楽しむことはできませんが、大手ショッピングセンターが複数隣接しているのが特徴の立地です。

若い主婦やシルバー世代が、なるべくお金をかけずに子供を遊ばせながら自分も遊べるような場所が流行っているようです。

共働き夫婦も多くなった今、リッチなヤングキャリア層は子供のいない独身者とは限りません。

ちょっとしたお金を気にかけているファミリー層とのバランスが、これから重視されそうです。

※あくまで個人的な感想です。

スポンサーリンク
アドバンク大
アドバンク大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
アドバンク大