この夏、甲子園でプロ注目の野手の1人である花咲徳栄高校の西川愛也選手。
その打撃センスは日本だけでなく、メジャーリーグも注目する中でソフトバンク・内川選手が左打者になったようだと評する声もあるほど。
そんな西川選手の経歴、そして今年のドラフトにかかるのかに迫ってみましょう。
西川愛也の経歴・生い立ち
西川 愛也(にしかわ まなや)-花咲徳栄高校 (2015 – 2018)
生年月日 | 1999年6月10日(歳) |
出身地 | 大阪府堺市 |
身長 | 180cm |
体重 | 84kg |
ポジション | 外野手 |
投打 | 右投左打 |
プロ入り | 金岡小学校〜金岡南中学校〜花咲徳栄高校 |
備考 | 遠投94m 50m6秒2 |
西川愛也(にしかわ まなや)選手は1999年6月10日生まれで、大阪府堺市出身です。
家族はご両親と弟さんの4人家族で育ちました。
地元・堺市の金岡小学校に在籍していた当時、軟式野球と出会い、小学6年の時にはオリックスJr.のメンバーに選ばれるほど。
当時から野球センスにあふれていました。
▲ 2011 オリックス・バファローズジュニアチーム
西川愛也の中学時代
中学も地元の金岡南中学に進学しました。
野球部には所属せず、地元強豪チームである浜寺ボーイズに所属していました。
このチームには先輩に阪神・北條史也選手らプロ野球選手も多く輩出しています。
当時の活躍に関しては不明な部分も多いのですが、その後、高校は埼玉の名門・花咲徳栄高校に進学したことを考えると、当時から野球センスには秀でていたのでしょう。
花咲徳栄高校 進学後
西川愛也選手は現在、身長180cm 体重84キロとプロでも十分通用しそうな体格の持ち主です。
憧れの選手に巨人・高橋由伸監督を挙げています。
プロ入りすれば将来的にはかなり近づけるのではないかと思うほど、左右に広角に打ち分けるバットコントロールを見せます。
花咲徳栄1年生 ( 2015年 )
花咲徳栄高校入学後、1年秋にようやく控え選手としてベンチ入り。
花咲徳栄2年生 ( 2016年 )
翌年の選抜高校野球では4番を務め、秀岳館戦でタイムリーを放つなどの活躍を見せました。
選抜打者成績 ( 2016年 )
試合 | 打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
1 | 4 | 2 | .500 | 2 | 0 | 0 |
2年の夏に出場した夏の甲子園では打率6割をマーク。
打撃センスはプロからも徐々に注目される存在となりました。
夏甲子園打者成績 ( 2016年 )
試合 | 打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
3 | 10 | 6 | .600 | 4 | 0 | 1 |
花咲徳栄3年生 ( 2017年 )
3年夏の埼玉県大会では、今年の夏の甲子園出場校の選手の中で最多となる18打点をマーク。
花咲徳栄高校の3年連続、夏の甲子園出場にも大きく貢献。
夏埼玉予選打者成績 ( 2017年 )
試合 | 打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
7 | 26 | 13 | .500 | 18 | 4 | 2 |
その能力は甲子園・決勝という大舞台でも大きく発揮され、初優勝にも貢献しました。
夏甲子園打者成績 ( 2017年 )
試合 | 打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
6 | 27 | 9 | .333 | 10 | 0 | 3 |
通算 10 | 41 | 17 | .415 | 16 | 0 | 4 |
広角に外野の間を抜ける長打が打てるのが魅力で、50m 6秒2というまずまずの俊足も持ち味の一つです。
それだけ打撃センスの良さはプロ野球の多くの球団のスカウトも注目しているだけでなく、メジャースカウトも熱視線を送っているという情報もあります。
花咲徳栄・西川「生きてきて一番、うれしい1日」3安打4打点の大活躍 2017.8/23(水)
「高校野球選手権大会・決勝、花咲徳栄14-4広陵」(23日、甲子園球場)
花咲徳栄が16安打14得点の猛打で、広陵(広島)を下し、初優勝を飾った。埼玉県勢としても初めての優勝となった。6打数3安打4打点の3番・西川愛也外野手(3年)は「最高です。前の試合もその前も仕事を果たせなかったので、仕事ができて良かった。優勝の瞬間、鳥肌が立った。生きてきて一番、うれしい1日です」と喜びをかみ締めた。
高卒でプロ入りか
現在のところ、西川愛也選手は特に進路について公言はしていません。
現在多くの球団スカウトも注目しておりプロ志望届を提出することになれば当然、ドラフトにかかってくるでしょう。
しかし現在のプロ野球では過剰にいる右投げ左打ちの外野手。
ドラフト1位指名しようという球団はないかもしれません。
指名順位によっては大学進学か社会人に進む可能性もあるでしょう。
まとめ
今年注目されている高校生野手の中ではトップクラスの打撃センスを持っている西川愛也選手。
甲子園の舞台でも活躍し、プロのスカウトからの注目はより一層高まることでしょう。
打撃センスを早くプロの世界でも見てみたいところです。
大学や社会人に進むのか、プロ志望届を提出しプロ野球界へ飛び込むのか、その動向も注目です。