伊東勤監督の経歴・現役時代は

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伊東勤監督の経歴・現役時代は

冒頭

オープン戦はぶっちぎりで首位となった千葉ロッテ。しかし、シーズンが開幕してみれば、連敗に次ぐ連敗、チーム打率1割台が続く低迷の影響で、シーズン前の予想とは思いもよらない最下位となっています。そんな千葉ロッテを率いる伊東勤監督の現役時代から振り返ってみましょう。

1-伊東勤の経歴・生い立ち

現在千葉ロッテマリーンズの監督を務める伊東勤監督は今年55歳。出身は熊本県です。
地元の野球の名門である熊本工業高校の定時制に通い、野球部では外野を守っていましたが、強肩を買われ、捕手に転向。高校3年のときに甲子園に出場した経験もあります。その際に当時の西武監督で名将としても知られる根本陸夫さんに、その素質を見出され、埼玉の所沢高校の定時制に転向し、西武の球団職員も兼ねることになりました。これは、どうしても他球団に伊東選手を取られたくないという作戦だったのでしょう。1981年のドラフト1位で西武が指名し、入団しました。
そんな伊東監督はすでに結婚されています。1993年には双子のお子さんも誕生しています。しかし、プロ野球に携わっている関係上、どうしても家庭を顧みる時間を持つことができず、育児は概ね奥様に任せきり。そこで、双子のお子さんが大学を卒業した際には、奥様に赤いバラの花束をプレゼントしたそうです。プライベートでは愛妻家で優しい一面もあるのが伊東監督なのです。

2-現役時代

伊東監督の現役時代は1982年からスタート。1年目から捕手として33試合に出場し、その後も順調に出場試合数を伸ばしていき、4年目には西武の正捕手として、黄金時代を支えました。辻発彦選手、秋山幸二選手、清原和博選手、石毛宏典選手ら豪華な顔ぶれが揃う打線の一角として、そして捕手としては古くは東尾修投手、渡辺久信投手、郭泰源投手、工藤公康投手、1990年代には石井丈裕投手、西口文也投手、豊田清投手ら、名投手とバッテリーを組み、6度の最優秀バッテリー賞も受賞。けして高打率ではなかったものの、勝負強さのある打撃で、通算156本塁打をマークするとともに、捕手としては歴代最高の134盗塁を記録するなど、意外な俊足も魅力の選手でした。
2003年まで22年に及ぶプロ野球人生で、ベストナインに10度輝き、ゴールデングラブ賞も11度受賞。守備力の高さは折り紙つきで、1996年から1998年にかけて、1263守備機会連続無失策という、守備の達人に相応しい記録も持っています。また、14度もリーグ優勝を果たし、そのうち8度は日本一に輝き、セリーグ全球団と日本シリーズで対戦したプロ野球史上唯一の捕手となっています。

3-監督として有能なのか

伊東勤監督の現役引退後を振り返ってみましょう。
2003年に引退後、すぐさま西武の監督に就任し、引き続きユニフォームに袖を通すことになりました。それまでの主力選手が抜ける中で、戦力を上手く活用し、シーズン2位でCSに進出。いわゆる下克上を成し遂げ、さらに中日の日本シリーズで勝利し、監督1年目から日本一となったのです。
それまで順調にAクラスを推移していたものの、監督4年目となった2007年に故障者続出で、実に26年ぶりとなるBクラスに転落。これによって監督の座を追われることになり、西武のユニフォームを脱ぐことにもなりました。
その後は野球解説者を務めたり、2011年からは韓国プロ野球のコーチを務めるなどで野球と関わってきました。2013年からは千葉ロッテの監督に就任。プロ野球界に入り、初めて西武以外のユニフォーム袖を通すことになったのです。そして今シーズンで5年目となりますが、過去4シーズンのうち、3度のAクラスを果たしています。
このように監督としての実績もある伊東勤監督。体型はぽっちゃりしていてどこか温厚そうな雰囲気が漂っていますが、その采配は若手に積極的に起用し、試合前には自ら選手たちを鼓舞することもあるほどの熱血漢。選手の士気を上げるテクニックと適材適所の選手起用には定評があり、過去の実績を見ても、非常に有能な監督だと言えるでしょう。

4-西武との確執問題

ところで伊東勤監督は西武でのプロ野球現役生活は22年、引退後さらに西武の監督として4年。つまり通算で26年にわたって西武のユニフォームを着続けてきました。しかしその最後の年、2007年、監督として西武を率いていましたが、故障者続出という苦しい状況の中で、チームは25年ぶりのBクラスに転落してしまったのです。
伊東監督はそれに伴って、責任を取り辞任…そのように報道されました。しかし実際のところを故障者続出となったシーズン中、伊東監督と球団は選手の補強について確執が生まれたと言われています。つまり辞任ではなく、事実上の解任だったのです。
26年間にわたって西武を支えてきた功労者であったにもかかわらず、最終戦であっても、球団から花束の贈呈もありませんでした。伊東監督は自分自身で花束を用意し、当時福岡ダイエーの王貞治監督から贈呈してもらったというエピソードがあります。今でも伊東監督と西武の間には何らかの軋轢があるようです。

5-まとめ

今シーズンは打線の極端な低迷によって最下位に沈んでいる千葉ロッテ。今シーズンに関して言えば成績的にAクラスも非常に厳しい状況となりました。2007年に西武がBクラスに沈んだとき、監督を辞めざるを得なくなりましたが、今年は果たしてどうなるでしょうか?果たして休養の可能性は…と気になるところもありますが、今後の進退が気にかかるとともに、伊東監督としても少しでも最後に巻き返し、チーム全体で意地を見せられるかが注目されます。

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