出典:http://sports.yahoo.co.jp/
ランディ・メッセンジャー
生年月日 | 1981年8月13日(34歳) |
出身地 | アメリカ合衆国ネバダ州 |
身長 | 198cm |
体重 | 121kg |
ポジション | 投手 |
投打 | 右投右打 |
阪神のメッセンジャー選手と言えば藤波投手に並ぶエース格の投手ですよね。
150kmを超えるストレートと鋭く変化する変化球が特徴で
特に力で押すタイプの投手というイメージが強く
調子の良い時には打者を圧倒する圧巻の投球を見せてくれます。
ここ数年の阪神は力投派が多いのですが、そのカラーを強く出している選手であり、
見ていて気持ちの良いピッチャーでもありますが、
性格も明るく、チーム内でのムードメーカー的な存在でもあります。
外国人選手全般に言えることですが、
成功するためには如何にチームや日本に馴染めるかが
ポイントであるとされていますから、日本の文化やチームに
馴染むことができたことも現在までの活躍の要因の一つだったのではないでしょうか?
阪神 メッセンジャー 成績・年俸推移・メジャー時代の成績
メッセンジャー選手の成績についてですが、
入団した2010年は主に中継ぎで5勝(6敗)とそれほどの数字は残していないものの、
翌年の2011年からは2014年まで2ケタ勝利を記録し続けるなど、
安定した成績を残しました。
2015年は残念ながら2ケタ勝利には届かなかったものの、
9勝(12敗)とまずまずの成績を残しています。
なので、一年目を除けば毎年安定していると言っていいですし、
勝ち星が計算できる主力投手であることは疑いようもないでしょう!
次に年俸の推移についてもご紹介しますね。
入団一年目(2010年)に6000万円で契約して以降、
2年目(2011年)こそ5000万とダウンしたのですが、
2012年には1億2900万、その翌年(2013年)も
1億2300万と共に1億超えで、2014年から2億5000万で2年契約を交わし、
そして、2016年にはついに3億円プレイヤーの仲間入りを果たしました。
この推移を見る限りでは3年目からは上昇傾向にあり、
2013年以降は大幅に評価を上げていることがわかるかと思います。
それから、メジャー時代の成績についても併せてご紹介していきますが、
メジャーでの通算成績は4勝12敗2セーブ25ホールドで防御率も4.87と
今一つで、当時からストレートは早く最速158kmを誇っていた時期もありましたね。
しかし、日本に来てからはコントロール重視に切り替えたことで
球速こそ150km前半にまで落ちましたが、それでも元々持っているボールの質は良く、
この切り替えが日本での成功を呼んだのはまず間違いありません!
メッセンジャー選手は元メジャーリーガーでもあり、
阪神に在籍していたこともある城島選手が連れてきた経緯もありますから、
出会いがあったという意味では実力だけでなく運も併せ持っている選手だと
言えるのではないでしょうか?
年度別投手成績
年度 | 登板 | 防御率 | 勝敗 | 投球回 | 三振 | 年俸 |
2010年(29) | 26 | 4.93 | 5勝6敗1H | 80.1 | 48 | 6000万→5000万 |
2011年(30) | 25 | 2.88 | 12勝7敗 | 150.0 | 122 | 1億2900万 |
2012年(31) | 30 | 2.52 | 10勝11敗 | 196.2 | 166 | 1億2300万 |
2013年(32) | 30 | 2.89 | 12勝8敗 | 196.1 | 183 | 2億5000万 |
2014年(33) | 31 | 3.20 | 13勝10敗 | 208.1 | 226 | 2億5000万 |
2015年(34) | 29 | 2.97 | 9勝12敗 | 193.2 | 194 | 3億0000万 |
NPB:通算6年 | 171 | 3.05 | 64勝54敗 | 1025.1 | 939 | 11億6200万 |
MLB:通算5年 | 173 | 4.87 | 4勝12敗 | 184.2 | 120 |
NPBタイトル:最多奪三振:2回(2013年、2014年)、 最多勝利:1回(2014年)
阪神 メッセンジャー 嫁・子供は?
ご紹介したように来日2年目からの活躍は目覚ましいものがある
メッセンジャー投手ですが、嫁や子供は?
というのも気になる部分だと思いますので、ご紹介しておきます。
メッセンジャー投手の家族は本人を含めて
嫁であるベネッサ夫人と長女、次女、長男の5人ですね。
出典:http://www.sanspo.com/
すでに阪神で引退する旨の宣言をしていますが、家族の為にも
将来的に母国であるアメリカに帰りたいと発言するなど、
家族に対する愛も感じさせます。
以上、メッセンジャー選手に関してとなります。
まとめ
メジャーで今一つ大成できなかった選手が日本に来て化けることは
決して少なくありませんが、城島選手が連れてきた等の経緯から考えると
他の外国人選手とは違った珍しい形での入団であったとも言えるのではないでしょうか?
日本で活躍するためにピッチングスタイルも変えて、
食生活にも適応するなど、日本で成功しようという強い気持ちを感じた選手です。
藤波投手のような新しい力が台頭しつつある中ではありますが、
まだまだ先頭に立ってもらわなければならない欠かせない戦力ですよね!