日本ハム岡大海外野手は、陽岱鋼の後継者になれるか？性格・素行が悪いと噂に！

日本ハム岡大海外野手は、陽岱鋼の後継者になれるか？性格・素行が悪いと噂に！北海道日本ハム・陽岱鋼選手がFA権を行使しました。

これでチームから主力が去っています。

そうなると、陽岱鋼選手に代わる選手の台頭が待たれる中、その筆頭に挙がってくるのが岡大海選手です。

果たして、陽選手の穴を埋めることが出来るでしょうか。

性格面も迫ってみましょう。

岡大海選手の経歴・生い立ち

岡大海選手は1991年7月15日生まれの25歳。

岡山県倉敷市出身です。

小学1年の時から地元の少年野球チームで野球を始め、中学時代までは軟式野球をしていました。

岡 大海（おか ひろみ）-北海道日本ハムファイターズ (2014 – )

今では外野手としてプレーしている岡選手ですが、中学時代は投手としてそして地元の倉敷商業高校に進学してからは、投手や外野手としてプレーしていました。

高校1年の夏には高知の強豪・明徳義塾高校を相手に練習試合ながら2安打完封勝利を挙げ、一気に注目を集めると、2年の夏に甲子園を経験し、今度は打 撃で活躍しました。

第90回全国高校野球選手権大会 (2008年）岡選手2年生時の試合結果

第91回全国高校野球選手権大会 (2009年）岡選手3年生時の試合結果

倉敷商時代 投手成績

高校時代は投打にわたる活躍で、プロからも注目される存在となりましたが、本人は投手がしたいという気持ちが強く明治大に進学したのです。

高校時代に続き、実は明治大学でも野手として注目される一方で時おり投手として登板することもある「二刀流」の選手でした。

大学時代は打者として3年のシーズンは春・秋ともに、3割5分を上回る打率を残し、4年の春に一塁手としてベストナインに選ばれる一方で、投手としても大学通算で19試合に登板し 3勝3敗、最速152キロという剛速球を武器としていました。

大学球界でも珍しい「二刀流」だったのです。

投打にわたる野球センスの高さがプロからも注目されたのです。

明治大学時代 投手成績

明治大学時代 打撃成績

日本代表 打撃成績

2013年 ドラフト

今年プロ3年目のシーズンを終えた岡選手。

現時点では私生活で彼女がいるという情報はありませんが、1軍の主力として期待される選手になっただけに、今後は女性からもより熱い視線で見つめられそうですね。

岡大海の潜在能力・実績・素行は？

岡選手はルーキーイヤーにいきなり大きなアクシデントに見舞われました。

2軍での試合で、1塁へと駆け抜けた際に足を痛めてしまい、しかもそれは復帰まで 5ヶ月を擁するものでした。

しかし、復帰後は持ち味の守備力、強肩で北海道日本ハムの外野の守りに大きく貢献したのです。

2015年には自身最多の101 試合に出場して、打率は.231ながらも、18盗塁をマークするなど、足や守備でアピールしました。

そして2016年には41試合の出場ながら、日本シリーズでは広島を相手に流れを渡さないような好守備を見せ、打撃でもここぞと言う場面でしぶとい当たりやデッドボールもありました。

けして派手さはないのですが、どこか勝負どころで粘り越しを見せるのです。

これが岡選手の大きな持ち味なのでしょう。

明治大在籍時にはデッドボールを受けたことで激昂し、乱闘間際になったことも。

プロ野球ならまだしも、大学野球で乱闘騒ぎになりかけたとは…

それを聞くと、かなり血の気の多い選手ではないかと思われるでしょうが、実は非常に天然なタイプ。

でも野球となれば、その闘争心は半端ないのでしょう。

普段は温厚で も、野球となれば燃えるのです。

NPB年度別打撃成績

2013年（22歳） ドラフト3位 契約金：6000万円

陽岱鋼の後継者になれるか？

陽岱鋼選手がFA権を行使しました。

陽 岱鋼（よう だいかん）-北海道日本ハムファイターズ (2006 – )

移籍は間違いないでしょう。

そうなると、日本ハムはセンターラインを守る選手をどう見出すかが、来季の連覇に向けての 大きなカギを握ります。

巨人からトレードで大田選手を獲得し、その準備は万端ではあります。

大田 泰示（おおた たいし）-北海道日本ハムファイターズ (2017 – )

しかし、大田選手は1軍で豊富な経験があるわけではありません。

そうなると、外野守備だけを見れば、要所要所で大きな活躍を見せている岡選手が陽選手の穴を埋める存在の最有力候補となることでしょう。

守備に関しては、陽選手に引けを取らないくらいの能力を持っています。

後継者としては申し分ないでしょう。

しかし、打撃に関してはこれまでの3年間で、1 度もシーズン通して活躍した経験はありません。

そこだけは懸案事項といえるかもしれません。

しかし、日本シリーズでは1番打者を務めることもあり、大舞台を通して、来季の起用のビジョンは見えてきました。

そして、その中でチームを奮い立たせる死球もありました。

守備は申し分ないだけに、後は打撃でどう自分 らしさを出していくかということになるでしょう。

外野手の2016成績

まとめ

陽選手がいなくなる北海道日本ハム。

大きな戦力ダウンであることは間違いありませんが、岡選手がその後釜を虎視眈と狙っています。

守備力に関しては申し分ありません。

後はシーズン通して、持ち味の打撃をみせることができるかにかかっているでしょう。

高校、大学と投手、野手で「二刀流」として培ってきた野 球センスを思う存分、引き出すことが出来れば、十分に陽選手の後継者になれることでしょう。