第89回選抜高校野球の開幕試合は、共に初出場校同士の対決となります。
愛知・至学館高校は選抜初出場。
一方で広島・市呉高校は創部10年目にして、春夏通じて初の甲子園出場となります。
初出場高校同士の対戦は果たして、どのような試合展開となるでしょうか。
第1日 -第1試合-3月19日(日)一回戦 10:30〜
至学館 vs 市立呉 -2016年秋季成績
スポンサーリンク
愛知・至学館高・注目メンバー
至学館高校は秋の大会で愛工大名電高校や東邦高校、中京大中京高校など、強高校を次々と撃破しての選抜出場となりました。
魅力は何と言っても投手力。
右の本格派である新美涼介投手と左腕のサイドスローである川口龍一投手という安定感抜群の強力な左右の二枚看板がいます。
数々の接戦をものにした左サイドハンド!川口龍一投手
川口 龍一(かわぐち りゅういち)3年 – 至学館:173cm67kg 左投左打 MAX125km
登板 | 投球回 | 自責点 | 安打 | 三振 | 四死球 | 防御率 |
16 | 79.2 | 17 | 89 | 44 | 23 | 1.92 |
右本格派!新美涼介投手
新美 涼介(にいみ りょうすけ)3年 – 至学館:170cm66kg 右投右打 MAX137km
登板 | 投球回 | 自責点 | 安打 | 三振 | 四死球 | 防御率 |
15 | 45.0 | 7 | 26 | 32 | 14 | 1.40 |
俊足巧打の外野手!藤原連太郎選手
藤原 連太郎(ふじわら れんたろう)3年 – 至学館:176cm70kg 右投右打 外野手
試合 | 打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
16 | 65 | 24 | .369 | 16 | 4 | 7 |
至学館高校 主なスタメン -(2016年秋季成績)
打順 | 選手 | 守備 | 身長/体重 | 投打 | 学年 | 打撃成績 | 本 | 点 |
1番 | 定塚 智輝 | 右翼手 | 166/54 | 右投左打 | 3年 | 率.273(55打数15安打) | 0 | 8 |
2番 | 藤原 連太郎 | 中塁手 | 176/70 | 右投右打 | 3年 | 率.369(65打数24安打) | 4 | 16 |
3番 | 鎌倉 裕人 | 三塁手 | 173/69 | 右投左打 | 3年 | 率.362(58打数21安打) | 0 | 11 |
4番 | 井口 敦太 | 捕手 | 180/86 | 右投右打 | 3年 | 率.235(51打数12安打) | 1 | 10 |
5番 | 三浦 信平 | 左翼手 | 170/60 | 右投左打 | 3年 | 率.500(38打数19安打) | 1 | 7 |
6番 | 吉見 伸也 | 一塁手 | 175/70 | 右投左打 | 3年 | 率.175(40打数7安打) | 1 | 7 |
7番 | 木村 公紀 | 遊撃手 | 175/73 | 右投右打 | 3年 | 率.235(51打数12安打) | 0 | 7 |
8番 | 川口 龍一 | 投手 | 173/67 | 左投左打 | 3年 | 率.211(19打数4安打) | 0 | 3 |
9番 | 藤原 大介 | 二塁手 | 173/55 | 右投両打 | 3年 | 率.243(37打数9安打) | 0 | 6 |
広島・市立呉・注目メンバー
一方の市呉高校も池田吏輝投手がエースとして安定したピッチングで、広陵高校や広島新庄高校といった地元の強豪を撃破して勝ちあがってきました。
市呉高校は機動力と小技があるのも大きな特徴です。
池田 吏輝(いけだ りき)3年 – 市立呉:173cm68g 左投左打
登板 | 投球回 | 自責点 | 安打 | 三振 | 四死球 | 防御率 |
9 | 67.2 | 28 | 66 | 43 | 25 | 3.74 |
新田 旬希(にった しゅんき)3年 – 市立呉:182cm72kg 右投左打 遊撃手
打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 |
37 | 10 | .270 | 7 | 0 |
市立呉 主なスタメン -(2016年秋季成績)
打順 | 選手 | 守備 | 身長/体重 | 投打 | 学年 | 打撃成績 | 本 | 点 |
1番 | 普家 涼平 | 左翼手 | 168/59 | 右投左打 | 3年 | 率.311(45打数14安打) | 0 | 6 |
2番 | 奥田 一樹 | 二塁手 | 163/65 | 右投右打 | 3年 | 率.344(32打数11安打) | 0 | 1 |
3番 | 近藤 大亮 | 一塁手 | 177/73 | 右投右打 | 3年 | 率.417(36打数15安打) | 0 | 9 |
4番 | 新田 旬希 | 遊撃手 | 182/72 | 右投左打 | 3年 | 率.270(37打数10安打) | 0 | 7 |
5番 | 柏尾 健太 | 捕手 | 168/63 | 右投右打 | 3年 | 率.294(34打数10安打) | 0 | 3 |
6番 | 青木 勇樹 | 右翼手 | 176/70 | 右投右打 | 3年 | 率.333(21打数7安打) | 0 | 4 |
7番 | 西岡 裕希 | 中翼手 | 171/62 | 右投右打 | 2年 | 率.417(36打数15安打) | 0 | 7 |
8番 | 上垣内 勇允 | 三塁手 | 170/57 | 右投右打 | 3年 | 率.278(18打数5安打) | 0 | 2 |
9番 | 池田 吏輝 | 投手 | 173/68 | 左投左打 | 3年 | 率.208(24打数5安打) | 0 | 6 |
見どころ・勝敗予想
至学館高校の投手陣を市呉高校の自慢のスモールベースボールでいかに崩していくかというところでしょう。
市呉高校は広島大会・準決勝、中国大会・決勝で大敗を喫しています。
その傾向が甲子園という大舞台でどう現れるでしょうか。
至学館高校が序盤に得点を着実に奪えば、圧倒的に優位に立てるでしょう。
一方で市呉高校としては機動力で小刻みに得点を奪い、僅差の勝負に持ち込みたいところです。