第3日 -第1試合-3月22日(水)一回戦 9:00〜
昨年は春夏連続で甲子園に出場し、今回も選抜出場となった岡山・創志学園。
近年メキメキと頭角を現している高校です。
一方で福岡県下ではかつてから強豪校の一つである福岡大大濠は実に26年ぶりの選抜出場となりました。
2年連続出場となった創志学園と26年ぶりの福岡大大濠、その試合の行方は?
創志学園 vs 福岡大大濠 -2016年秋季成績
創志学園・注目メンバー
秋季中国大会では準優勝に輝いたものの、岡山大会では3位決定戦に回るほど綱渡りだった創志学園。
打線ではリードオフマンも山本蒼選手がチームを引っ張ります。
秋季大会では打率5割以上をマークし、特に中国大会2回戦、関西高校との試合では4安打を放ちました。出塁率の高さも魅力です。
山本 蒼(やまもと あおい)3年 – 創志学園:178cm74kg 右投左打 外野手
打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 |
47 | 25 | .532 | 6 | 1 |
またエース難波侑平投手は秋季岡山大会の3位決定戦で完封勝利を達成。
ここ一番での勝負強さが光ります。
打者としても中国大会では5割近い打率をマークしています。
難波 侑平(なんば ゆうへい)3年 – 創志学園:178cm75kg 右投左打 MAX144km
登板 | 完投 | 完封 | 投球回 | 自責点 | 安打 | 三振 | 四死球 | 防御率 |
11 | 6 | 2 | 85.2 | 17 | 64 | 53 | 23 | 1.26 |
創志学園 主なスタメン -(2016年秋季成績)
打順 | 選手 | 守備 | 身長/体重 | 投打 | 学年 | 打撃成績 | 本 | 点 |
1番 | 山本 蒼 | 中翼手 | 178/74 | 右投左打 | 3年 | 率.532(47打数25安打) | 1 | 6 |
2番 | 木村 匠汰 | 二塁手 | 165/65 | 右投右打 | 3年 | 率.250(40打数10安打) | 0 | 6 |
3番 | 麻生 竜也 | 三塁手 | 174/84 | 右投右打 | 3年 | 率.341(44打数15安打) | 0 | 4 |
4番 | 難波 侑平 | 投手 | 178/75 | 右投左打 | 3年 | 率.341(44打数15安打) | 1 | 9 |
5番 | 中山 瞬 | 遊撃手 | 180/80 | 右投右打 | 2年 | 率.324(34打数14安打) | 0 | 3 |
6番 | 金山 昌平 | 一塁手 | 182/82 | 右投左打 | 2年 | 率.341(41打数14安打) | 0 | 10 |
7番 | 井上 拓哉 | 右翼手 | 178/72 | 右投右打 | 3年 | 率.412(17打数7安打) | 0 | 6 |
8番 | 西林 里久 | 左翼手 | 168/60 | 右投右打 | 3年 | 率.368(19打数7安打) | 0 | 4 |
9番 | 藤原 駿也 | 捕手 | 176/74 | 右投左打 | 2年 | 率.132(38打数5安打) | 0 | 1 |
福岡大大濠・注目メンバー
一方で福岡大大濠と言えばエースの三浦銀次投手が注目されます。
昨年秋の秋季九州大会では鹿児島実業や秀岳館など、九州の強豪から次々と完封勝利を飾りました。
秋季大会全11試合全てで完投しており、高校球界屈指の完投能力を持っています。
まさに福岡大大濠の絶対的エースです。
全試合完投のエース・三浦銀二投手
三浦 銀二(みうら ぎんじ) – 福岡大大濠:175cm70kg 右投右打 MAX144km
登板 | 完投 | 完封 | 投球回 | 自責点 | 安打 | 三振 | 四死球 | 防御率 |
13 | 13 | 6 | 110.0 | 20 | 89 | 99 | 28 | 1.64 |
強肩強打の捕手・古賀悠斗選手
古賀 悠斗(こが ゆうと) -福岡大大濠:175cm73kg 右投右打 捕手 遠投115m 50m6秒4
試合数 | 打数 | 安打 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
13 | 46 | 20 | .435 | 12 | 2 | 2 |
福岡大大濠高校 主なスタメン -(2016年秋季成績)
打順 | 選手 | 守備 | 身長/体重 | 投打 | 学年 | 打撃成績 | 本 | 点 |
1番 | 久保田 有哉 | 遊撃手 | 173/65 | 右投右打 | 3年 | 率.462(52打数24安打) | 0 | 15 |
2番 | 平野 孝太朗 | 右翼手 | 172/63 | 右投左打 | 3年 | 率.270(37打数10安打) | 0 | 3 |
3番 | 古賀 悠斗 | 捕手 | 175/73 | 右投右打 | 3年 | 率.435(46打数20安打) | 2 | 12 |
4番 | 東 怜央 | 一塁手 | 182/90 | 右投右打 | 3年 | 率.311(45打数14安打) | 1 | 9 |
5番 | 稲本 侑星 | 三塁手 | 174/76 | 右投左打 | 2年 | 率.400(45打数18安打) | 0 | 8 |
6番 | 西 隼人 | 中翼手 | 176/70 | 右投左打 | 2年 | 率.238(42打数10安打) | 0 | 5 |
7番 | 斎藤 友哉 | 二塁手 | 168/65 | 右投右打 | 3年 | 率.317(41打数13安打) | 0 | 10 |
8番 | 樺嶋 竜太郎 | 左翼手 | 182/75 | 右投右打 | 2年 | 率.326(43打数14安打) | 1 | 6 |
9番 | 三浦 銀二 | 投手 | 175/70 | 右投右打 | 3年 | 率.308(39打数12安打) | 0 | 6 |
見どころ・勝敗予想
どちらもエースがしっかり安定しているという印象です。
いずれもエースの出来が勝敗を左右すると言ってもいいでしょう。
がっぷりよつの展開が予想されるこの試合ですが、昨年秋の秋季大会での安定感を考えると、三浦投手擁する福岡大大濠の方がわずかながら有利なのではないでしょうか。