2016選抜高校野球大会2日目の3月21日(月)第2試合11:30~
試合結果 明徳義塾(高知) 1 – 7 龍谷大平安(京都)
学校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
龍谷大平安 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 15 | 1 |
明徳義塾 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
以下、試合前の見どころ・分析記事です。
ともに頂点を知る2校、明徳義塾と龍谷大平安が1回戦でいきなり激突します。
明徳義塾と龍谷大平安の強豪校対決は、
2003年夏の2回戦で龍谷大平安が2-1で勝って以来2度目の対決です!
出典:http://www.daily.co.jp/
明徳義塾高校の甲子園成績・注目の選手
四国の名門といえば、高知・明徳義塾高でしょう。
1992年の夏の甲子園では、
当時、石川・星陵高だった松井秀喜選手を
5打席連続敬遠するという采配が批判されたという印象が
まだ強く残っている方も多いでしょうが、
春・夏通算で53勝をマークしており、
2002年の夏の甲子園では優勝を達成した実績があります。
そして、選抜は2年ぶり16度目の出場で、
過去には2004年に準決勝まで進んだと言う経験もあります。
そんな明徳義塾高で注目される選手といえば、
まず
リードオフマンの立花虎太郎選手。
50m5秒9の俊足と確実性の高いバッティングで、
先頭打者として相手をかき回します。
出典:http://mainichi.jp/koshien/
明徳義塾・立花虎太郎選手
右投左打 181センチ73キロ
そして
主軸には古賀優大捕手。
遠投110mの強肩で扇の要をしっかり守り、
パワーのある打撃も魅力です。
出典:http://news.livedoor.com/
明徳義塾・古賀優大捕手
右投右打 178センチ78キロ
投手では最速146キロの速球を投げ込む国光瑛人投手と、
出典:http://www.hb-nippon.com/
明徳義塾・国光瑛人投手
右投右打 180センチ73キロ
チームの中心投手である中野恭聖投手が注目されます。
出典:http://mainichi.jp/
明徳義塾・中野恭聖投手
右投右打 172センチ68キロ
明徳義塾 2年ぶり16回目 公式戦勝敗 6勝1敗 打率 .329 本塁打 5 防御率 2.48 盗塁 18
龍谷大平安の甲子園成績・注目の選手
京都・龍谷大平安高は選抜高校野球では
最多の4年連続40回目の出場となります。
甲子園通算でも96勝をマークしている常連校であり、
2014年の春の選抜では打撃力を武器に、
決勝では大阪・履正社高を6-2で下し、
初優勝を達成しました。
出場回数もさることながら、
安定した強さを持っている高校です。
打線で注目なのは今年2年生の岡田悠希選手。
がっちりとした体型で、パワフルな打撃が大きな魅力です。
出典:http://news.livedoor.com/
龍谷大平安・岡田悠希選手
右投左打 181センチ77キロ
また
クリーンアップを打っている西川藍畝選手は、
力強い打球を放つショートとしてプロからも注目されています。
出典:http://news.livedoor.com/
龍谷大平安・西川藍畝選手
右投左打 175センチ70キロ
投手では左腕の市岡奏馬投手。
まだ安定感には欠けるものの、
MAX142キロのストレートを投げるなど魅力は十分です。
出典:http://news.livedoor.com/
龍谷大平安・市岡奏馬投手
左投左打 178センチ71キロ
龍谷大平安 4年連続40回 公式戦勝敗 8勝1敗 打率 .379 本塁打 9 防御率 2.71 盗塁 27
見どころ・勝敗予想
明徳義塾高にしても、龍谷大平安高にしても、
誰もが一度はその名前を耳にしたことがあるほどの名門校です。
出場回数もともに豊富で、
今大会の1回戦でも屈指の好カードといえるでしょう。
だからこそ、
どちらが勝ってもおかしくないだけの実力を兼ね備えています。
しかし、全体的な力からすると明徳義塾高がやや有利でしょうか。
打撃力は両校ともけして引けは取らないものの、
打線のバリエーションの豊富さ、
つまり、俊足で技巧的なタイプもいれば、
パワーが魅力の選手もいるという点で、
多彩な攻撃ができそうであるため、
明徳義塾高が一歩先という感じでしょうか。
また投手力にしても、
ともに目立つほどではなく、
小粒と言う印象は否めないものの、
それでいて粒が揃っている印象を受けるのが明徳義塾高。
一方で、龍谷大平安高からすれば、
接戦に持ち込んで、
チームとしての総合力を見せれば勝機は十分にあるのではないでしょうか。
いずれにしても、甲乙つけがたい、
名門校同士の対戦だけに1回戦から注目度は高まります。