U-23日本代表 | VS | U-23コロンビア |
出典:http://www.conmebol.com/
強豪がひしめく南米は、五輪の予選を突破することすら難しく、
FIFAランキングでは4位のコロンビアも、
五輪となると6大会ぶりとなります。
しかも、大陸間プレーオフでアメリカと戦い、
2戦目でようやく勝利を収め、やっとの思いで出場を決めたのです。
コロンビアと言えば、2014年のブラジルワールドカップ。
グループリーグではコロンビアと同組となった日本代表は、
ハメス・ロドリゲスの活躍もあり、1-4と大敗を喫してしまいます。
あくまでもA代表の話ではありますが、
それだけコロンビアは強いということ。
大陸間プレーオフでは、アメリカに2試合で2失点しており、
日本にとっても相手の守備をかいくぐるチャンスは十分にありそうです。
しかし、その一方で得点力の高さは折り紙つき。
フィジカルの高い選手も多く、
日本としてはコロンビアの攻撃をどこまで
しぶとく耐えられるかがポイントとなるでしょう。
相手に先制を許してしまえば、
次から次へとゴールを決められてしまうリスクも高くなるため、
先制ゴールを奪われないように、必死に耐えながら、
相手のスキを狙って得点を奪いにいくことができれば、
勝利への可能性もあるのではないでしょうか。
相手にペースを握られないように、
耐え忍ぶことができるかが日本には求められそうです。
U-23コロンビア代表の要注意選手・オーバーエイジ枠は?
コロンビアの選手は多士済々。
その中でも最も注意しておかなくてはならないのが、
MFのフアン・キンテーロ選手でしょう。
司令塔として、攻撃面、守備面の両方でチームの軸となっている選手ですが、
パスはかなりの精度の高さを誇っているだけに、
一気に攻撃に転換できるだけの力があります。
この選手を動きをしっかりマークし、
いかに仕事をさせないようにするかが大きなポイントになるでしょう。
出典:http://www.soccerdigestweb.com/
ファン・フェルナンド・キンテーロ
1993年1月18日生まれ
169センチ・64キロ
ところで、コロンビアはオーバーエイジ枠で、
なんとあのハメス・ロドリゲス選手を招集するのではないかと言われています。
ブラジルワールドカップでは日本が痛い目に遭った相手。
この選手が加わるかどうかで、強豪チームがさらに強くなる可能性もあります。
出典:http://jp.uefa.com/
ハメス・ロドリゲス
試合展望・まとめ
グループBの中ではFIFAランキングでは群を抜く存在で、
「死の組」ともされるグループBの中でも、
トップで通過する可能性が最も高いチームです。
しかも、五輪の舞台は南米・リオデジャネイロ。
気候の面でもコロンビアにとっては非常に類似しており、
慣れた環境下で戦えるというメリットがあります。
それは逆に日本にとっては、大きなデメリットにもなります。
移動距離が長く、しかも日本以上に暑いという苛酷な環境だけに、
苦戦は必至でしょうが、
前回のワールドカップでA代表が敗れた悔しさを五輪で晴らしてほしいものです。