2016年6月3日 16:00 ボスニア・ヘルツェゴビナ 対 デンマーク 豊田スタジアム
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
2
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4 – 0 4 PK 3 |
2
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デンマーク |
5年ぶりに開催されることになったキリンカップサッカー。
今大会は日本を含めて4カ国が出場するこの大会
の初戦を飾るのはボスニア・ヘルツェゴビナとデンマークの一戦です。
6月3日、愛知県は豊田スタジアムで行われる5年ぶりのキリンカップ開幕戦。
その注目の開幕戦はどのような試合展開になるでしょうか。
ボスニア・ヘルツェゴビナはチームプレーと言うよりも、
むしろ個人技に優れたチームです。
一方でデンマークはセットプレーなど、
メンバー間の連係を取りながら得点に結び付けていくタイプのチームです。
つまり、両者のスタイルは対照的です。
そうなると試合展開としては、
ボスニア・ヘルツェゴビナとしては相手の一瞬の隙をついたり、
強行突破するなど、個人の技術で得点を奪いに行こうとするでしょう。
そこをデンマークがしっかり守り抜き、
相手の守りをチームプレーで崩せるかがカギを握りそうです。
現時点ではFIFAランキングが出場4カ国で最も高い20位のボスニア・ヘルツェゴビナは
今大会でも優勝候補であるのは間違いありません。
デンマークも強豪国。
まるで決勝戦のような風格漂う試合だけに、僅差での接戦になるでしょう。
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の注目選手は?
◆ボスニア・ヘルツェゴビナ代表メンバー候補
PG | 名前 | 所属 |
GK | アスミル・ベゴビッチ | チェルシー ルドゴレツ |
GK | イブラヒム・セヒッチ | カラバグ |
GK | ヤスミン・ブリッチ | レフ・ポズナン |
DF | エミル・スパヒッチ | ハンブルガーSV |
DF | オグニェン・ブラニェシュ | ヒホン |
DF | トニ・シュニッチ | シュツットガルト |
DF | エルビン・ズカノビッチ | ASローマ |
DF | セアド・コラシナツ | シャルケ04 |
DF | エディン・コカリッチ | メヘレン |
DF | マリン・アニチッチ | アスタナ |
DF | マテオ・スシッチ | シェリフ |
DF | ダニエル・グラオビッチ | ズリニスキー |
MF | マリン・アニチッチ | ASローマ |
MF | セナド・ルリッチ | ラツィオ |
MF | ムハメド・ベシッチ | エヴァートン |
MF | エディン・ビシュチャ | イスタンブールBB |
MF | アネル・ハジッチ | エスキシェヒルスポル |
MF | ティノ=スベン・スシッチ | ハイデュク・スプリト |
MF | サニン・プルシッチ | ペルージャ |
MF | マリオ・ブランチッチ | ダルムシュタット |
MF | スルダン・グラホビッチ | ラピド・ウィーン |
MF | ハリス・ジュリェビッチ | サラエヴォ |
FW | エディン・ジェコ | ASローマ |
FW | ヴェダド・イビシェビッチ | ヘルタ・ベルリン |
FW | ミラン・ジュリッチ | チェゼーナ |
ボスニア・ヘルツェゴビナは前述の通り、
今大会の出場4カ国ではFIFAランキングが最高の20位です。
そして日本代表のハリルホジッチ監督の故郷でもあります。
メンバーにはヨーロッパの強豪クラブチームに所属している選手も多く、
その充実振りと選手層の厚さがうかがい知れます。
当然ながら、キリンカップの優勝候補最有力となるでしょう。
タレントぞろいのボスニア・ヘルツェゴビナですが、
とりわけ攻撃力の高さには定評があり、
その中核を担うFWでチームのエースであるジェコ選手と
ピャニッチ選手は注目選手です。
非常に高い技術力と決定力を誇っています。
対戦するチームから言えば、彼らをいかに止めるかがカギとなるでしょう。
エディン・ジェコ
出典:http://jp.uefa.com
ミラレム・ピアニッチ
出典:http://jp.uefa.com
デンマーク代表の注目選手は?
出典:http://www.soccer-king.jp/
◆デンマーク代表メンバー23名
PG | 名前 | 所属 |
GK | フレデリック・レノー | ブレンビーIF |
GK | ヨナス・レスル | ギャンガン/フランス |
GK | カスパー・シュマイケル | レスター/イングランド |
DF | アンドレアス・クリスティアンセン | ボルシアMG/ドイツ |
DF | ダニエル・アッガー | ブレンビーIF |
DF | ヘンリク・ダルスゴーア | ズルテ・ワレヘム/ベルギー |
DF | ヤニク・ヴェステルゴーア | ブレーメン/ドイツ |
DF | ラッセ・ニールセン | ヘント/ベルギー |
DF | ペーター・アンカーセン | コペンハーゲン |
DF | リザ・ドゥルミシ | ブレンビーIF |
DF | シモン・ケア | フェネルバフチェ/トルコ) |
MF | クリスティアン・エリクセン | トッテナム/イングランド |
MF | ラッセ・シェーネ | アヤックス/オランダ |
MF | ラッセ・ヴィベ | ブレントフォード/イングランド2部 |
MF | マイク・イェンセン | ローゼンボリ/ノルウェー |
MF | ニコライ・トムセン | オールボー |
MF | ピエール・エミール・ホイビュルク | シャルケ/ドイツ |
MF | トーマス・ディレイニ | フロジノーネ/イタリア |
MF | ウィリアム・クヴィスト | コペンハーゲン |
FW | マルティン・ブライスワイト | トゥールーズ/フランス |
FW | ニコライ・ヨルゲンセン | コペンハーゲン |
FW | ヴィクトル・フィッシャー | アヤックス/オランダ |
FW | ユスフ・ポウルセン | ライプツィヒ/ドイツ2部 |
ボスニア・ヘルツェゴビナが攻撃的なチームならば、
デンマークは守りを中心に、チームプレーで得点を奪いにいくスタイルです。
だからこそ、カギを握るのは司令塔でしょう。
そこで注目はMFのエリクセン選手。
イングランドのプレミアリーグでプレーしており、
そのボールコントロールやパスの技術の高さは、今大会でも屈指の存在です。
司令塔であるエリクセン選手が、いかに巧みに、そして効果的なパスを繰り出すか…
そこにデンマークが、一瞬の隙を突いて得点を奪う攻撃を見せながらも、
守りをしっかり固める動きをしていくという持ち味を引き出せるポイントとなります。
クリスティアン・エリクセン
出典:http://spurs.sc/