広島カープのぽっちゃり守護神・中崎翔太はCSで活躍できるのか？

広島カープのぽっちゃり守護神・中崎翔太はCSで活躍できるのか？25年ぶり7度目の優勝を果たした広島カープ。

その中でも中崎翔太投手は、今季不動の守護神として、セリーグでは巨人・澤村投手に次いで2位となる自己最多の34セーブをマークし、広島の優勝に大きく貢献しました。

2016セ・リーグ セーブ数

そんな中崎翔太投手はDeNAとのクライマックスシリーズの舞台でも活躍できるでしょうか。

広島の日本シリーズ進出のカギとなる中崎翔太投手の活躍を占ってみましょう。

中崎翔太の経歴・生い立ち

中﨑 翔太（なかざき しょうた）-広島東洋カープ (2011 – )

中崎翔太投手は1992年8月10日、鹿児島県曽於市に生まれました。

小学校時代から軟式野球を始め、中学時代には地元のシニアリーグに所属していました。

今でも186cm96kgというどっしりした体格ですが、中学時代からその体格は同学年でも一際大きく、すでに130キロ台中盤のストレートを投げ込むほどでした。

高校は宮崎の日南学園高校。

▲日南学園時代の中﨑翔太投手。当時最高球速145km。球種はスライダー、カーブ、ツーシーム。

プロ野球選手も輩出している名門校で、2年秋にはエースとなり、3年の春には県大会で準優勝を果たしていますが、甲子園出場経験はありません。

高校時代から荒削りではありましたが、最速145キロのストレートにスライダー、カーブなどを投げこむ投手として、プロスカウトの中では知られた存在となっていました。

そして、何と言っても注目されたのは、2つ上の兄は2008年の埼玉西武のドラフト1位左腕・中崎雄太投手であるということ。

中﨑 雄太（なかざき ゆうた）-埼玉西武ライオンズ（2009 – 2016）

当時、将来のエースとして高い評価を受けていましたが残念ながら、兄・雄太選手は、今シーズン埼玉西武を戦力外となってしまいました。

そんなドラ1左腕を兄に持っており弟・翔太投手も同様にプロから注目され、2010年、兄を追うように広島がドラフト6位で指名し入団したのです。

2010年 ドラフト

中崎雄太投手の今季迄の活躍は？

中崎投手が守護神に定着したのは2015年のこと。

当時守護神を任されていた投手の不調から急遽守護神の座が巡ってきました。

それこそが今カープが誇る不動の守護神中崎投手のスタートだったのです。

今季は自身最多の34セーブをマーク。

年度別投手成績

2010年　(18歳)　ドラフト6位　契約金2500万円

しかも9月10日の東京ドームの巨人戦では2点リードの9回裏マウンドに上がり、このイニングを見事無失点に抑え守護神冥利に尽きる胴上げ投手となりました。

2016年広島主力投手陣

マウンド上ではいつも厳しい表情を見せる中崎投手。

普段の中崎投手は笑顔が非常にチャーミングな選手です。

童顔でもある中崎投手は、前広島監督である野村謙二郎氏から、優しい顔してるから意識して厳しい表情をするようにと指摘されたとの事。

それ以来マウンドでの表情も厳しく向かっていく姿勢を前面に押し出すようになり、ストレートにも勢いが増したようです。

その時の野村前監督からの助言が今の中崎投手を作り上げたのかもしれませんし、今の活躍につながっているのでしょう。

中崎雄太投手の彼女入るの？

カープの守護神である中崎投手ですが、今のところ明確な彼女の情報はないようです。

しかし、結婚願望は非常に強いようで、いい人との出会いがあればすぐにでも結婚に向けて話が進展するのではないでしょうか。

今シーズンは守護神として獅子奮迅の活躍をし、優勝にも大きく貢献した将来の期待株。

元々カープ女子から人気の投手でしたので今まで以上に女性からの視線も熱くなり、近い将来生涯の伴侶を得られるかもしれません。

まとめ

チームの優勝が決まりシーズンを最終盤になった頃、腰を痛めたために2軍に降格した時期もありました。

また実戦のマウンドから遠ざかっていることも懸念材料としてはあります。

しかし若さもあり驚異的な回復力を見せ、威力あるストレートを取り戻してきただけに、きっとCSでも守護神として活躍してくれることでしょう。