ビッグバーナー
ラージモバイルバナー

21世紀枠で甲子園出場が決定した長田高校。選ばれた理由とは?メンバー紹介

21世紀枠で甲子園出場が決定した長田高校。選ばれた理由とは?メンバー紹介いよいよ毎年春に開催されるセンバツ高校野球の出場校が発表されました。

2001年からスタートした、困難を克服した学校や、ボランティアで地域に大きく貢献した学校など推薦し、その中で出場校を決定する21世紀枠。

その21世紀枠で兵庫県長田高校が選ばれ、初のセンバツ切符を手にしました。

初出場長田高校はどんな高校で、どういった注目点があるのかを詳しく見ていきましょう。

wst1601290082-p1出典:http://www.sankei.com/west/news/160129/wst1601290082-n1.html

長田高校とはどんな高校?

春夏通じて初めての甲子園出場となった長田高校。

兵庫県下では公立の進学校として知られていますが、他県にお住まいだと「聞いたことがない…」という方も多いのではないでしょうか。

info-1024x767出典:http://nagata-baseballclub.net/aboutus/

長田高校は神戸市長田区にあるごく一般的な公立高校ですが、大阪大学や京都大学といった日本を代表する名だたる名門国立大学へも数多くの進学者を輩出しています。

学問、道徳、そして運動のいずれ等しく、調和しながら発達させ、人間としての基礎を築いていこうとする文武両道の考えが根付いた高校であることこそが、進学校にもかかわらずセンバツ出場を果たした大きな要因となっています。

1995年には阪神・淡路大震災の影響で校舎が倒壊するなどの被害を受けながらも、地域の復興活動を進んで行ったという高校でもあるのです。

長田高校が21世紀枠に選ばれた理由とは?

21世紀枠の審査基準として、野球の練習を取り組むに当たって、他校にはない困難を克服したり、地域への貢献度が高かったりという点が挙げられます。

今回のセンバツ高校野球で21世紀枠として選ばれた長田高校は、県内では屈指の進学校です。

それゆえに、練習時間や練習スペースも限られており、「文武両道」を貫かなければならない状況で、昨年の兵庫県の秋季大会では8強に入りました。


【主な戦績(過去15年分)】
 ・平成24年 第94回全国高校野球選手権 兵庫大会 ベスト8 (敢闘賞・応援優秀賞)
 ・平成22年 第92回全国高校野球選手権 兵庫大会 ベスト8 (敢闘賞)
 ・平成17年 第87回全国高校野球選手権 兵庫大会 ベスト8 (応援優秀賞)
 ・平成14年 平成14年度秋季兵庫県高校野球大会 ベスト16
 ・平成10年 第80回記念全国高校野球選手権 東兵庫大会 ベスト8
 引用:http://nagata-baseballclub.net/aboutus/

 

さらに1995年の阪神大震災では、被害が甚大だった長田区にあることもあって、その復興支援にも積極的に取り組んだ精神も大きく評価されました。

長田高校21世紀枠に選ばれたのは、そのような練習には不便な環境と、未曾有の大震災に対する地域貢献があったのです。

メンバーの紹介

昨年の秋季兵庫県高校野球大会で、長田高校は実に1964年以来、51年ぶりの8強進出を決めました。

兵庫県は日本でも屈指の激戦区にあって、8強に入ることすらも厳しいことなのです。

それを51年ぶりに実現した長田高校の中心的存在が園田涼輔投手です。


最速140キロのストレートと変化球をコーナーに決める抜群のコントロールで、8強進出を決めた県立伊丹高校との試合では、何と8回までノーヒットノーラン。

終わってみればわずか1安打の完封勝利で13個の三振を奪いました。

進学校らしく、頭を使って効率良く練習していく姿勢がチームにも根付いています。

三宅選手から始まる打線も、しぶとく1点を奪いにいこうとする逞しさがあります。

チーム全体で一丸となって勝利をつかもうとする姿勢…エースで4番の園田投手が目立ちますが、彼1人だけでなく、全員野球を見せるところに魅力と強さがあります。

まとめ

毎年、高校野球では激戦区となっている兵庫県。

その中で、なかなか甲子園というところまではたどり着くことが出来なかった長田高校21世紀枠という形で春夏通じての初出場を決めました。

センバツ独特の「21世紀枠」という制度ですが、過去の出場校では本戦では苦戦する傾向にあります。

果たして長田高校が大舞台でどのようなプレーを見せるのか、注目です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク