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今季絶好調のソフトバンク和田毅!年俸・通算成績・松坂世代との比較

今季絶好調のソフトバンク和田毅!年俸・通算成績・松坂世代との比較ソフトバンクの和田毅選手と言えば、ボールの出所が見辛い投球に代表される技術の高さとコントロールの良さが持ち味の投手。

ここ数年は調子も今一つだったことを踏まえる日本球界復帰をきっかけにして復活の足掛かりへとしたいところです。

今回はそんな和田毅選手についてご紹介させていただきましょう!

年度別投手成績

甲子園成績


大学時代の投手成績

彼女・結婚について

タイトル獲得は?

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和田毅の経歴・生い立ち

ソフトバンクホークス和田毅

和田 毅(わだ つよし)
生年月日 1981年2月21日(35歳)
出身地 島根県出雲市
身長 180cm
体重 81kg
ポジション 投手
投打 左投左打
プロ入り 早稲田大〜2002年 自由獲得枠

和田毅選手は島根県出雲市の出身で今年35歳になります。

幼少の頃は愛知県で過ごしており、野球を始めたのも愛知県にある小学校に入学した時ですね。

この時に地元の「江南団地野球」に入ったのが始まりで、その後出身地でもある島根県出雲市に転居、同県にある浜田高校に進学します。

和田毅 浜田高校

高校時代には2年生からエースとして全国高等学校野球選手権大会に出場しますが、初戦から現ヤクルトの石川投手擁する秋田商と対戦し、惜しくも破れています。

第79回全国高校野球選手権大会1回戦
高校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
●浜田 1 0 0 0 1 0 0 1 0 3
○秋田商 0 0 0 1 0 0 0 0 3 4

 投手・高校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
●和田毅 浜田 9.0 7 2 5 4
○石川雅規 秋田商 9.0 6 7 3 3

それでも翌年の3年生夏の大会ではベスト8に進むなど、当時から頭角を現し始めていました。

この時も元日ハムの森本稀哲選手擁する帝京高校や元横浜の古木克明選手を擁する豊田大谷高校との対戦がありました。

のちにプロで活躍するような選手との対戦機会が多かったことも和田選手がプロ入するにあたってのいい経験として生きているのではないでしょうか?

第80回全国高校野球選手権大会
 対戦校・回戦 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
○新発田農 2回戦 9.0 5 9 4 2
○帝京 3回戦 9.0 5 5 5 2
●豊田大谷 準々決勝 9.1 8 9 4 3
通算 27.1 18 23 13 7


その後は早稲田大学に進学、入学後同級生のトレーナーとの試行錯誤の末にフォームに磨きをかけ、高校時代には120km程度だったストレートは140kmを超えるようになったとされています。

高校時代から120kmのストレートはその出所が見辛い性質上、150kmに見えたと言われるほど。

それが140kmを超えるようになれば、当然さらに打ちにくくなりますよね?

その甲斐もあって2年からは先発の仲間入りを果たし、凄まじいペースで三振を奪う投手へと変貌を遂げました!

2002年には江川卓さんが持っていた奪三振記録も更新する等、まさに早稲田のドクターKの名に恥じない活躍でした。

4年生になると早大の52年ぶり東京六大学野球春夏連覇に大きく貢献、2年連続でのベストナインにも選ばれています。

早稲田大 4年間投手成績
試合数 回数 被安打 奪三振 防御率
62 27 13 364.2 203 476 1.36

残念ながら同年の全日本大学野球選手権大会では木佐貫洋・永川勝浩選手擁する亜細亜大学に決勝で惜敗。

明治神宮野球大会でも準決勝で東北福祉大に敗れており、日本一は果たせませんでした。

それでも実績としては十分ですから、最高評価と言えるドラフトの自由獲得枠で福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団しています。

また、家族は奥さんと娘さんが一人にご本人を加えた3人家族との事です。

ちなみに奥さんは元グラビアアイドルでタレントだった経歴を持っており、名前は仲根かすみさん。本名和田 可澄美(わだ かすみ)。

仲根かすみ

仲根 かすみ(なかね かすみ)
生年月日 1982年4月3日(34歳)
出身地 大阪府東大阪市
血液型 A型
身長 164 cm
スリーサイズ 87 – 56 – 86 cm
現在 元グラビアアイドル、現在芸能活動の引退

デビュー当時には「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」で「植 可澄美」という芸名で活躍していました。

この方は非常に顔立ちが整った美人としても知られているのですが、祖父にフランス人を持つクォーターでもあることもその要因の一つなのかもしれません。

それから、和田投手の性格についてですが、毎年数万本のワクチンを寄付するという事実からも、性格が良く精神的にもデキていることが評判のとの事。

一方で、マウンド上でも冷静な姿には芯の強さも感じさせてくれますね。

結果が出なかったメジャー時代の和田毅投手

和田毅 メジャー

和田毅選手は日本では107勝を挙げる等、ソフトバンクのみならず日本球界を代表する投手として活躍。

年度別投手成績

2002年 (21歳) 自由獲得枠 契約金1億円

年度 登板 防御率 勝敗 投球回 三振 年俸
2003年(22)ダイエー 26 3.38 14勝5敗 189.0 195 1500万
2004年(23) 19 4.35 10勝6敗 128.1 115 8000万
2005年(24)Sバンク 25 3.27 12勝8敗 181.2 167 9500万
2006年(25) 24 2.98 14勝6敗 163.1 136 1億4500万
2007年(26) 26 2.82 12勝10敗 182.0 169 2億0000万
2008年(27) 23 3.61 8勝8敗 162.0 123 2億2000万
2009年(28) 15 4.06 4勝5敗 84.1 87 2億3000万
2010年(29) 26 3.14 17勝8敗 169.1 169 2億1000万
2011年(30) 26 1.51 16勝5敗 184.2 168 3億3000万
2012年(31)オリオールズ $3,700,000
2013年(32) $4,070,000
2014年(33)カブス 13 3.25 4勝4敗 69.1 57 $500,000
2015年(34) 21 3.62 1勝1敗 32.1 31 $4,000,000
2016年(35)Sバンク 29 2.88 14勝4敗 143.2 141 4億0000万
NPB:10年 231 3.11 121勝65敗 1588.1 1470
MLB:4年 21 3.36 5勝5敗 101.2 88
日米通算:14年 252 3.13 126勝70敗 1690.0 1558

2011年から海外FA権を行使して、メジャーリーグに移籍していますが、結果を残すことはできませんでした。

その大きな理由は度重なる怪我や手術によるもので、メジャー在籍中万全でプレーできたシーズンはほとんどありません。

メジャーでは和田毅投手のような技巧派タイプの方がどちらかといえば、成功する確率は高いのですが、怪我の影響で本来のピッチングができない状態では活躍することは困難と言わざるを得ないでしょう。

その上、日本球界に居た頃と違い肉体強化の為、体重を増やしたという話もありました。

そうしないと向こうでは1年間持たないというアメリカの野球が和田選手のやり方とそぐわなかったことも要因として挙げられますね。

自分の理想の形に近づけ仕上げていくのが和田選手の調整法なのですが、アメリカでは体作りに追われる形になっていたことは体重を意図的に増やしたというエピソードからもわかります。

それゆえに本来の実力が出し切れなかったのも残念でしたね。

完全復活で最多勝獲得なるか?他の松坂世代は今?

上記の経緯もあり、今年から日本球界に復帰した和田投手ですが、今年は絶好調で14勝をマーク。

最多勝に最も近い選手となっています。

2016年度 パ・リーグ最多勝ランキング
順位 選手 勝敗 防御率 登板 投球回 三振
1位 和田毅(ソ) 14勝4敗 2.88 21 143.2 141
1位 石川歩(ロ) 12勝5敗 2.31 19 132.1 85
3位 千賀滉大(ソ) 11勝1敗 2.55 21 141.1 148
3位 武田翔太(ソ) 11勝6敗 2.77 22 152.2 122
5位 有原航平(日) 10勝7敗 2.47 19 138.2 91
5位 菊池雄星(西) 10勝5敗 2.65 17 108.2 103
5位 則本昂大(楽) 10勝8敗 2.80 23 164.0 183
5位 涌井秀章(ロ) 10勝5敗 2.85 22 161.1 105

怪我や故障の影響等も心配される今シーズンでしたが、ここまで2完投を記録していることから、その心配もすでにないと言っていいですね。

何よりもわずか4敗という安定感が素晴らしいと思います!

2位に付けるロッテの石川歩投手とは2勝差なので、まだわからない状態ではありますがソフトバンクの強力打線も込みで考えると数字の上でも今後の上積みの面でも最有力候補なのは確かでしょう!

年月とともに齢も重ねた松坂世代と呼ばれる選手に代表される和田選手ですが、同世代の活躍まだやれる所を見せてもらいたいものです。

松坂世代の2016年シーズン投手成績
選手 生年月日 勝敗 防御率 登板 投球回 三振
和田毅(ソ) 1981年2月21日 14勝4敗 2.88 21 143.2 141
松坂大輔(ソ) 1980年9月13日 登板無
藤川球児(阪) 1980年7月21日 5勝5敗3S 4.50 38 58.0 63
杉内俊哉(巨) 1980年10月30日 登板無
永川勝浩(広) 1980年12月14日 2勝0敗 6.30 11 10.0 8
新垣渚(ヤ) 1980年5月9日 1勝2敗 6.67 6 29.2 23
館山昌平(ヤ) 1981年3月17日 1勝4敗 7.57 9 44.0 32
木佐貫洋(日) 1980年5月17日 2015引退

こう比べてみると和田選手の活躍ぶりは頭一つ抜け出ている印象です。

まとめ

以上、和田毅投手についてでした。

元々、投球術や打ちにくいフォームの研究に余念がない和田選手。

息の長い投手になるというのはどことなく予想できていましたが、未だに最前線で活躍できているのには驚きですよね!

是非、このまま第一線で活躍を続けてほしいですし、少しでも長く活躍してくれることを期待したいと思います!

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