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中日岩瀬2世・岡田俊哉投手WBC代表に!性格・嫁・どんな投手?

中日岩瀬2世・岡田俊哉投手WBC代表に!性格・嫁・どんな投手?今や中日ドラゴンズには欠かせないセットアッパー左腕・岡田俊哉投手。

今年で7年目のシーズンを迎えますが、WBC侍ジャパンの日本代表メンバーにも選ばれました。

そんな進境著しい岡田投手は果たしてどんな投手なのでしょうか?

プライベートな部分にも迫ってみましょう。

岡田俊哉投手の経歴・生い立ち

岡田俊哉投手は1991年2月5日、和歌山県日高郡美浜町で生まれました。

野球を始めたのは小学2年の頃。

当時は外野手でしたが、中学から投手に転向しました。

岡田俊哉(日高マリナーズ)
▲ 中学時代は日高マリナーズでプレー

この中学時代が岡田投手にとっては転機となったのです。

そして中学3年の時には、昨年のセリーグ本塁打王、横浜DeNAの筒香嘉智選手らとともに 世界大会に出場した経験もあります。

中学時代から注目される存在だった岡田選手は、甲子園常連校でもある地元和歌山の強豪・智弁和歌山高校に進学します。

岡田 俊哉(おかだ としや) -中日ドラゴンズ (2010 – )

岡田 俊哉(中日ドラゴズ)

生年月日 1991年12月5日(歳)
出身地 和歌山県日高郡美浜町
身長 179cm
体重 65kg
ポジション 投手
投打 左投左打
プロ入り 智辯学園和歌山〜 2009年 中日ドラフト1位
2016年成績 登57 防3.20(3勝1敗13ホールド)投64.2 振66

智弁和歌山高校時代  – ( 2007 – 2010 )

強豪校であるにも関わらず、1年の春から既にベンチ入り。

同年夏には甲子園で1年生ながら先発した経験もあります。

岡田 俊哉(智弁和歌山)

この時、現ヤクルトの仙台育英・佐藤由規投手と投げ合って初戦敗退。

第89回全国高校野球選手権大会 -智弁和歌山・岡田投手1年時 ( 2007 )

 回戦・対戦校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
二回戦 仙台育英(宮城) 2-4 3.1 3 3 2 2

さすが和歌山屈指の強豪校である智弁和歌山高校だけに、その後も2年生では春夏ともに甲子園に出場。

岡田 俊哉(智弁和歌山)

ともにチームの主力投手として、ベスト8に進出する原動力となりました。

第80回記念選抜高校野球大会 -智弁和歌山・岡田投手2年時 ( 2008 )

 回戦・対戦校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
二回戦 丸子修学館(長野) 4-0
三回戦 宇治山田商(三重) 延長11回 2-1
準々決勝 東洋大姫路(兵庫) 0-2 8.0 7 3 4 2

第90回全国高校野球選手権大会 -智弁和歌山・岡田投手2年時 ( 2008 )

 回戦・対戦校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
一回戦 済美(愛媛) 4-0 9.0 6 7 4 0
二回戦 木更津総合(千葉) 5-2 9.0 7 8 2 0
三回戦 駒大岩見沢(北海道) 15-3 2.2 1 2 2 0
準々決勝 常葉菊川(静岡) 10-13 5.0 7 5 2 6

3年生の夏になると、予選では32回1/3イニング無失点という圧巻のピッチング。

岡田 俊哉(智弁和歌山)

甲子園に出場すると完封勝利を挙げるなど、プロのスカウトからも「岩瀬仁紀2世」と呼ばれ注目される存在となりました。

第91回全国高校野球選手権大会 -智弁和歌山・岡田投手3年時 ( 2009 )

 回戦・対戦校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
一回戦 滋賀学園(滋賀) 4-0 9.0 2 13 3 0
二回戦 札幌第一(北海道) 8-5 9.0 8 12 2 2
三回戦 都城商(宮崎) 1-4 9.0 12 12 4 4
3試合計 防御率:2.00 27.0 22 37 9 6

しかし当時は花巻東高校、後に埼玉西武の左のエースとなる菊池雄星投手。

菊池 雄星(きくち ゆうせい) -埼玉西武ライオンズ (2010 – )

菊池雄星(花巻東)

長崎・清峰高校のエースであり広島の中継ぎで活躍する今村猛投手。

今村 猛(いまむら たける) -広島東洋カープ (2010 – )

今村猛(清峰高校)

横浜高校時代からそのパワーある打撃が注目されていた筒香嘉智選手。

筒香 嘉智(つつごう よしとも) -横浜DeNAベイスターズ (2010 -)

筒香嘉智(横浜高校)

と言った逸材が揃った年でした。

ドラフト会議  – ( 2001 – 2004 )

岡田 俊哉(智弁和歌山)ドラフト1位

岡田投手は、その翌年2009年のドラフト会議で中日が外れ1位で指名し、入団することになったのです。

ドラフト指名選手  – ( 中日ドラゴンズ )

大島洋平 2009年ドラフト会議

1巡目 岡田 俊哉 投手 智弁和歌山
2巡目 小川 龍也 投手 千葉英和
3巡目 中田 亮二 内野手 亜細亜大
4巡目 松井 佑介 外野手 東京農業大
5巡目 大島 洋平 外野手 日本生命
6巡目 諏訪部 貴大 投手 Honda
7巡目 松井 雅人 捕手 上武大学
8巡目 吉田 利一 捕手 奈良産業大

結婚はしている?

ちなみに岡田投手のプライベートはといえば、なんと20歳の若さで保育士の女性と結婚されました。

女の子のお子さんもいらっしゃり、一児のパパとなっています。

プロ入り後は?

下積時代  – ( 2010 – 2012 )

岡田 俊哉(中日ドラゴズ)

年度別投手成績 ウエスタン・リーグ – (2010 – 2012 )

2010年 (18歳) 中日ドラフト1位 契約金8000万円

年度 登板 防御率 勝敗 投球回 三振 年俸
2010年(19) 12 8.59 00 14.2 7 800万
2011年(20) 24 4.93 11 38.1 22 680万
2012年(21) 22 1.86 03 19.1 8 610万

1軍登板 – ( 2013 )

高校球界屈指の左腕として注目された岡田投手ですが、1軍デビューしたのは4年目のこと。

長い下積みを経て、4年目の2013年開幕2戦目に中継ぎでプロ初登板を飾ります。

また同年にプロ初勝利を挙げました。

年度別投手成績 – (2013)

年度 登板 防御率 勝敗 投球回 三振 年俸
2013年(22) 66 2.79 75敗2セーブ15ホールド 87.0 67 580万

この年、先発も3試合経験しながら、主に中継ぎで66試合に登板し7勝をマーク。

一気に中日の中継ぎ左腕として台頭したのです。

セットアッパーへ確立 – ( 2014 – 2016 )

5年目の2014年には一時、先発ローテーションに入っていた時期もありました。

岡田 俊哉(中日ドラゴズ)

2015年からは中継ぎに専念し50試合に登板すると、昨シーズンは57試合に登板。

コンスタントに50試合以上登板を果たし、中日に投手陣には欠かせない中継ぎ左腕となったのです。

特に2015年には50試合に登板し、防御率1.57という抜群の安定感を見せました。

年度別投手成績 – (2014 – 2016)

年度 登板 防御率 勝敗 投球回 三振 年俸
2014年(23) 38 4.33 34敗1セーブ4ホールド 72.2 51 3000万
2015年(24) 50 1.57 01敗12ホールド 57.1 55 2400万
2016年(25) 57 3.20 31敗13ホールド 64.2 66 3400万
NPB通算:4年 211 3.04 1314敗3セーブ44ホールド 281.2 239 4000万

その一方で、時おり味方のプレーにキレることも…。

それだけマウンドへの思いと気迫は強いのです。

岡田 俊哉(中日ドラゴズ)

プレースタイル

そんな岡田投手は高校時代に「岩瀬2世」と評価されていた左腕。

岡田 俊哉(中日ドラゴズ)岩瀬2世

ストレートは最速145キロ、ツーシームにスライダー、スクリューなどを投げ込みますが、微妙な変化で抑えるというのが岡田投手の持ち味です。

WBC・2017シーズンはどうなる?

WBCの登板は?

WBC日本代表メンバーにも選ばれた岡田投手。

ワールドベースボールクラシックでも当然、これまでのシーズン同様、中継ぎでの起用となるでしょう。

岡田 俊哉(侍ジャパン)WBC

競った場面での左打者対策やリードを許しているときの登板といった役割になるのではないかと予想されます。

岡田 俊哉(侍ジャパン)WBC

侍ジャパン代表歴

2016 侍ジャパン 野球オランダ代表 野球メキシコ代表 強化試合
2017 第四回ワールド・ベースボール・クラシック

2017シーズンは?

一方で2017年のシーズンでは、昨季同様、貴重な中継ぎ左腕としての役割が期待されるでしょう。

ここ2年続けて50試合以上に投げており、経験も十分。

岡田 俊哉(中日ドラゴズ)岩瀬2世

勝利の方程式の一角を担うことになるのではないでしょうか。

ただ、昨年は中継ぎで44試合に登板した、同期入団の小川龍也投手が大きなライバルになりそうです。

小川 龍也(おがわ りゅうや) -中日ドラゴンズ (2010 – )

小川龍也(中日)

生年月日 1991年9月3日(歳)
出身地 千葉県千葉市花見川区
身長 182cm
体重 70kg
ポジション 投手
投打 左投左打
プロ入り 千葉英和高〜 2009年 中日ドラフト2位
2016年成績 登44 防2.27(1勝1敗9ホールド)投31.2 振34

同期で同じ左腕が台頭してきたことは、お互いいい刺激になるのではないでしょうか。

まとめ

WBCの日本代表にも選ばれたということは、将来性も高く、日本を代表する中継ぎ左腕であると認められた証拠でもあります。

目下2年連続50試合以上に中継ぎで登板しており、実績も十分。

大舞台でのマウンドで、「岡田俊哉」の名前を世界にとどろかせることが出来るか、そのピッチングに注目です。

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