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春センバツ【滋賀学園】2年連続選抜出場!注目メンバーは?

春センバツ【滋賀学園】2年連続選抜出場!注目メンバーは?[no_toc]

昨年に続き、2年連続で選抜出場の切符をつかんだ滋賀学園高校。

昨年の投手2枚看板は今年も健在で、より力をつけてきました。

投手力、攻撃力とバランスが取れ、昨年秋季近畿大会では強豪を撃破して準決勝まで進出しました。

そんな滋賀学園の注目選手と秋の成績に迫ってみましょう。

滋賀学園の甲子園・秋季の実績は?

滋賀学園 (近畿・滋賀)

滋賀学園高校は2年連続2回目の選抜出場です。

昨年、選抜初出場を決め滋賀県庁で開かれた激励会の出来事。

滋賀学園(1回戦負けしろ)

滋賀県の県議会議員が学校の送迎バスの駐車方法が気に食わず大声で避難した挙句「お前らなんか1回戦負けしろ」と発言し大きな物議を醸しました。

非常に残念なニュースで、その当時は選手も動揺を隠せなかったようですが、それを発奮材料にしたのかその大会では初出場ながら準々決勝まで進出しました。

滋賀学園(2016年選抜)
▲ 1-桐生第一戦○9-5、2-釜石戦○9-1、準々-智弁学園戦●0-6

全国大会の戦績 -大阪桐蔭高校(大阪府)

大会 出場回数 勝敗 優勝 準優勝 ベスト4
春の選抜 1回 2勝1敗 0 0 0
夏の選手権 1回 0勝1敗 0 0 0
甲子園通算 2回 2勝2敗 0 0 0

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秋季滋賀大会

そんな滋賀学園高校は去年も準々決勝で智弁学園高校を相手に継投した神村投手、棚原投手の2枚看板が健在です。

神村月光/棚原孝太

その2人の投手の成長もあり投手力のあるチームに育ちました。

昨年秋の秋季滋賀大会では準決勝で八幡商業高校と対戦し初回から7点を奪い5回コールド勝ち。

近江と滋賀学園

決勝戦では甲子園にも何度となく出場している近江高校を相手に9回の土壇場で同点に追いつくと、延長14回にサヨナラ勝ちを決める脅威の粘り強さで滋賀県大会を制しました。

秋季滋賀大会 ( 2016年成績:優勝 )

 回戦・対戦校
二回戦 愛知・能登川・長浜農 (8回コールド)7-0
三回戦 虎姫 (5回コールド)12-0
準々決勝 比叡山 6-2
準決勝 八幡商 (5回コールド)10-0
決勝 近江 (延長14回)4-3

秋季近畿大会

秋季近畿大会では初戦から甲子園の常連校である智弁和歌山高校と対戦。

6回以降、終盤に打線が爆発し一気に突き放し何と8回コール勝ちを収めました。

滋賀学園(秋季近畿大会)

さらに準々決勝では兵庫の伝統校・報徳学園高校と対戦し棚橋投手が相手打線を3安打に抑え、5番・知念選手のソロホームランによる1点を守り抜く完封勝利を挙げました。

準決勝では大阪・履正社高校に敗れましたが、滋賀学園高校の選手達の成長ぶりを感じさせる試合を随所に見せ、2年連続の選抜切符を手にしたのです。

滋賀学園(秋季近畿大会)

秋近畿大会 ( 2016年成績:ベスト4)

 回戦・対戦校
一回戦 智弁和歌山(和歌山) (8回コールド)13-6
準々決勝 報徳学園(兵庫) 1-0
準決勝 履正社(大阪) 3-6

滋賀学園の成績 -2年連続2回目出場

チーム成績
試合数 10 打 率 .365
勝 利 8 本塁打 7
敗 戦 2 犠打飛 16
得 点 1試合平均 7.6 盗 塁
17
失 点 1試合平均 2.6 失 策 6

滋賀学園・注目の選手は?

滋賀学園高校には昨年の選抜も経験した二人の投手がいます。

体型は似ているものの個性は全く違うの二枚看板。

まず最速145キロのストレートを誇る速球派の神村月光(ひかる)投手はスライダーやチェンジアップなども交えながらのピッチングが大きな持ち味です。

神村 月光(かみむら ひかる)3年 – 滋賀学園:170cm68kg 右投右打 MAX145km

神村月光(滋賀学園)

登板 投球回 自責点 安打 三振 四死球 防御率
6 33.0 8 29 21 13 2.18

一方で球速は130キロ台ですが、変化球を含め抜群のコントロールを持つ棚原孝太投手は技巧派で繊細なピッチングが魅力です。

近畿大会では兵庫の伝統校であるあの報徳学園高校に対して、1対0の完封勝利をやってのけました。

棚原 孝太(たなはら こうた)3年 – 滋賀学園:173cm66kg 右投右打

棚原孝太(滋賀学園)

登板 投球回 自責点 安打 三振 四死球 防御率
5 33.0 6 20 34 6 1.64

そんな個性の違う二人の投手をリードするのは、キャッチャーを務めている後藤克基選手です。

遠投は100m という強肩と、秋季大会では場外にホームランを放つなど、パワーある打撃が魅力で、チームのクリーンナップを任されています。

後藤 克基(ごとう かつき)3年 – 滋賀学園:172cm75kg 右投右打 捕手

後藤克基(滋賀学園)

試合 打数 安打 打率 打点 本塁打 盗塁
8 31 14 .452 5 1 0

滋賀学園高校 主なスタメン -(2016年秋季成績)

打順 選手 守備 身長/体重 投打 学年 打撃成績
1番 真藤 司 中翼手 176/70 右投右打 3年 率.355(31打数11安打) 1 5
2番 小浜 峻史 遊撃手 177/66 右投左打 3年 率.364(33打数12安打) 1 8
3番 後藤 克基 捕手 173/76 右投右打 3年 率.452(31打数14安打) 1 5
4番 武井 琉之 左翼手 173/65 右投右打 3年 率.419(31打数13安打) 1 10
5番 知念 良智 一塁手 170/62 右投右打 3年 率.292(24打数7安打) 1 4
6番 山本 峻平 三塁手 173/68 右投右打 2年 率.355(31打数11安打) 0 4
7番 田井 改周 右翼手 166/68 右投右打 3年 率.231(26打数6安打) 0 3
8番 神村 月光 投手 170/68 右投右打 3年 率.200(10打数2安打) 0 1
9番 中西 亮太 二塁手 178/70 右投左打 3年 率.250(24打数6安打) 0 6

まとめ

昨年の選抜では初出場ながら準々決勝まで進出した滋賀学園高校。

今年はさらにレベルアップした印象を受けます。

投手は2枚看板が軸となり、打線も主軸にはパワーがあります。

昨年秋季滋賀大会の決勝では名門・近江高校を延長戦の末の劇的なサヨナラ勝利でモノにしています。

また近畿大会では強打の智弁和歌山高校に打ち勝ち、さらに報徳学園高校を完封するという投打の歯車が噛み合った試合を展開。

近畿地区の強豪を次々と撃破しました。

昨年以上に安定感を感じさせるだけに接戦にもつれ込むほど、チーム力を発揮するのではないでしょうか。

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