楽天・菅原秀！どんな投手なのか？ドラ4ルーキー2017年シーズンの活躍は？

東北楽天のドラフト4位ルーキー・菅原秀投手。

150キロを超えるストレートが武器の右投手で、東北楽天としては手薄な中継ぎの穴を埋める戦力として期待されています。

果たして具体的にはどのような投手なのでしょうか？

そして1年目から活躍できるでしょうか？

菅原秀投手の経歴・生い立ち

菅原秀投手は1994年4月5日生まれ、大阪府吹田市の出身です。

小学生の頃はサッカーに夢中になっていた菅原投手。

野球を始めたのは中学校に入ってからでした。中学時代には大阪府下で準優勝に輝くこともありました。

その後地元を離れ、今年の選抜高校野球にも出場した福井工大福井高校に進学。

ベンチ入りしたのは2年の秋のこと。

遅咲きではありましたが、3年の夏にはエースとなります。

夏・高校野球の県予選では決勝で強豪の福井商業高校を相手に延長11回を投げ抜き、見事甲子園出場を決めました。

2回戦で敗れはしたものの、初戦で静岡の常葉橘高校を相手に9回2失点完投。

エースとして甲子園でも勝利しました。

回戦・対戦校				投球回数	被安打	奪三振数	与四死球数	自責点
一回戦	常葉橘（静岡）	○	4-2	9.0	5	10	2	1
二回戦	秋田商（秋田）	●	3-8	2.0	3	2	8	7
2試合	防御率：6.55	–	–	11.0	8	12	10	8

高校卒業後は地元の大阪に戻り、大阪体育大学に進学。

1年生の頃から先発を任されるようになります。

2年、3年の頃には不調や怪我もあり、苦しい時期が続きましたが、4年生になるとチームのエースとして、特に秋のリーグ戦では5勝をマークし、優勝に大きく貢献しました。

年度	登板	勝敗	防御率	投球回	安打	三振	四死球	自責点
13〜16	20	8勝3敗	2.78	106.2	80	110	76	33

150キロを超えるストレートもまた魅力であり、プロからも注目される存在となり、2016年のドラフト会議で東北楽天が4位指名をし、入団することになりました。

▲ 2016年東北楽天4位（契約金4000万円、年俸800万円）背番号45

菅原投手は183cm の長身から最速151キロのストレートを投げ込む速球派右腕です。

コントロールには課題がありますが、スライダーやナックルカーブなどの変化球も交えて、次々と三振を奪っていくタイプのピッチャーです。

そんな菅原投手は過去に何度となく野球を辞めたいと思ったこともあったそうですが、ご両親や監督に支えられて、野球一本でここまで努力して這い上がってきました。

目標の投手には同じく速球派で、東北楽天のエースである則本昂大投手を挙げています。