パリーグ編！新人王最有力候補は？前半戦終了時のルーキー診断！

パリーグ編！新人王最有力候補は？前半戦終了時のルーキー診断！
出典：http://number.bunshun.jp/ 　昨季2015年パリーグ新人王 有原航平投手（日本ハム）

いよいよ今シーズンも後半戦に入ったプロ野球。

パリーグは福岡ソフトバンクの独走体勢も、北海道日本ハムが強烈な追い上げをみせています。

そんな中、パリーグの今年の新人王は誰か、そして期待のルーキーたちの今までの活躍ぶりを診断してみました。

 

2016年パ・リーグ有望な新人選手はだれ？

開幕前は期待が高かったルーキーたちですが、パリーグに着目すると、投打ともにプロの壁に当たっているというのが現状です。

注目の新人投手編

その中で今後に期待したい選手を挙げるならば、投手では千葉ロッテのドラフト2位・関谷亮太投手と北海道日本ハムドラフト2位の加藤貴之投手。

 

千葉ロッテの関谷投手は前半戦で先発として3勝をマークしており、これは今季のパリーグルーキー勢ではトップの勝ち星で、後半戦でどこまで積み重ねるかが注目されます。

関谷 亮太（せきや りょうた）

2016年7月21日(木)　現在

 

また北海道日本ハムの加藤投手は中継ぎ左腕として、パリーグルーキー勢で初勝利一番乗りを果たし、前半戦で20試合に登板しました。

加藤 貴之 （かとう たかゆき）

2016年7月21日(木)　現在

注目の新人野手編

野手では東北楽天のドラフト3位・茂木栄五郎選手とドラフト1位のオコエ瑠偉選手でしょう。

東北楽天の茂木選手はショートのレギュラーに定着し、勝負強さを買われ、クリーンアップを任される試合もありましたが、試合中の負傷で2軍降格となってしまいました。

茂木 栄五郎（もぎ えいごろう）

2016年7月21日(木)　現在

 

オコエ選手は守備、走力は十分に1軍で戦力となり、梨田監督の期待も高いだけに、打撃でどこまで適応してくるかがポイントでしょう。

オコエ 瑠偉（オコエ るい）

2016年7月21日(木)　現在

パ・リーグ各チームのドラフト1位！現在の成績は？

では、ルーキーの中でも最も球団の期待度が高いドラフト1位選手の前半戦はどのようなものだったのでしょうか。

セリーグは即戦力選手が多かった反面で、パリーグのドラ1の面々は、高校生と即戦力が3対3できれいに分かれています。

それぞれここまでの診断をしてみましょう。
まずは高校生ルーキーから。

福岡ソフトバンクの高橋純平投手は1軍登板はまだありません。

戦力が充実している福岡ソフトバンクは、高校生を獲得して、じっくりと2軍で鍛えていく環境が整っています。

しかし、2軍ではすでに登板しており、フレッシュオールスターで球速154キロを記録するなど、その潜在能力の高さを見せています。

早ければ今季の終盤、経験を積ませる形で1軍登板もあるかもしれませんね。

高橋 純平（たかはし じゅんぺい）

2016年7月21日(木)　現在

東北楽天のオコエ瑠偉選手は期待の高さから開幕1軍メンバーに選ばれました。

一時期、2軍に降格した時期もありましたが、現在は1軍に再昇格を果たし、守備、走塁面では十分に戦力となっています。

オコエ 瑠偉（オコエ るい）

2016年7月21日(木)　現在

千葉ロッテの平沢大河選手はすでに1軍で6試合に出場していますが、まだ初安打は放っていません。

2軍ではパンチ力があるところを垣間見せていますが、確実性を高めるためにも、今季はじっくり育成していくことになるのでしょう。

平沢 大河（ひらさわ たいが）

2016年7月21日(木)　現在

 

即戦力ドラ1を見ていくと、最も厳しい状況にあるのは北海道日本ハムの上原健太投手。

長身左腕として期待が高かったものの、1軍登板はなく、2軍でもなかなか結果が残せていない状況であるため、今のところは完全に期待はずれになっている状況です。

上原 健太（うえはら けんた）

2016年7月21日(木)　現在

 

埼玉西武の多和田真三郎投手は5月中旬に1軍昇格を果たし、プロ初勝利を挙げたものの、まだその1勝にとどまり、防御率も5点台とプロの壁に当たっています。

多和田 真三郎（たわた しんさぶろう）

2016年7月21日(木)　現在

 

即戦力では唯一の野手であるオリックスの吉田正尚選手は1軍でも20試合以上に出場しており、まずまずの成績を残しているものの、持ち前のパワーはまだ発揮できていない状況です。

吉田 正尚（よしだ まさたか）

2016年7月21日(木)　現在

パ・リーグの新人王最有力候補は？

このように見ていくと、今季のルーキー勢はよほど後半戦で巻き返しをしない限り、新人王の獲得は難しいのではないでしょうか。

投手であれば10勝、野手であれば規定打席に到達しての打率2割8分以上というところがボーダーラインとなってきます。

目下のところは、どの選手を取ってみても厳しいのが現状でしょうか。

過去10年 パ・リーグ歴代新人王

 

そこで、2年目以降で新人王の資格がある選手の中から、新人王が選ばれる可能性が高くなりそうです。

新人王の資格

 

投手では千葉ロッテの3年目・二木康太投手。

すでに6勝をマークしており、新人王に最も近いところに来ています。

二木 康太（ふたき こうた）

2016年7月17日(日)　現在

 

また、北海道日本ハムの3年目・高梨裕稔投手は先発に中継ぎにと5勝をマークしています。

可能性としてはこの2人が有力でしょう。

高梨 裕稔（たかなし ひろとし）

2016年7月17日(日)　現在

千葉ロッテ・二木康太投手、北海道日本ハム・高梨裕稔投手ともに3年目なので新人王獲得には断トツの成績が求められます。

各ルーキー達が前半戦同様の成績だった場合、今季のパリーグは「新人王なし」という可能性もあるかもしれませんね。

パ・リーグ新人王最有力候補

2016年7月17日(日)　現在