大曲工 (秋田) |
1
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ー |
6
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花咲徳栄 (埼玉) |
第9日 8月15日(日)二回戦 12:00〜
樟南 (鹿児島) |
3
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ー |
6
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花咲徳栄 (埼玉) |
第11日 8月17日(水)三回戦 10:30〜
作新学院 (栃木) |
6
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ー |
2
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花咲徳栄 (埼玉) |
今年の甲子園、注目選手の一人である高橋昴也投手が在籍する花咲徳栄の初戦の相手は秋田県代表の大曲工に決まりました!
高橋昴也投手といえば全国でも屈指の剛球左腕として知られていますが、実際はどのような選手なのでしょうか?
そこで、今回は花咲徳栄の甲子園での実績や高橋昴也選手についてご紹介させていただきたいと思います!
花咲徳栄の甲子園での実績は?
まず、花咲徳栄の甲子園での実績についてですが、選抜に4度、選手権に4度の計8度の出場を果たしていることから実績は十分と言っていいでしょう!
ただ、最高成績は春夏どちらもベスト8なので、強豪校の域は脱していない印象ですね。
その意味では高橋投手を有する今年はこれまでより上の成績が狙える状況だと言っていいのではないでしょうか?
花咲徳栄高校(埼玉県)2年連続4度目
監督 | 岩井隆 |
部員数 | 123名 |
所在地 | 埼玉県加須市花崎519 |
チーム打率 県予選 | .389 |
総得点 県予選 | 68 |
総失点 県予選 | 3 |
花咲徳栄高校 甲子園通算戦績
大会 | 回戦 | 対戦校 | 勝敗 | |
2001年夏 | 1回戦 | 宇部商 | ○ | 12-0 |
2回戦 | 日大三 | ● | 4-11 | |
2003年春 | 2回戦 | 秀岳館 | ○ | 延長13回 4-3 |
3回戦 | 東北 | ○ | 10-9 | |
準々決勝 | 東洋大姫路 | ● | 引分再試合 5-6 | |
2010年春 | 1回戦 | 嘉手納 | ○ | 4-0 |
2回戦 | 敦賀気比 | ● | 5-7 | |
2011年夏 | 1回戦 | 智弁和歌山 | ● | 1-11 |
2013年春 | 準々決勝 | 県岐阜商 | ● | 3-8 |
2015年夏 | 2回戦 | 三沢商 | ○ | 15-3 |
3回戦 | 鶴岡東 | ○ | 1-0 | |
準々決勝 | 東海大相模 | ● | 3-4 | |
2016年夏 | 1回戦 | 秀岳館 | ● | 5-6 |
2016年夏 | 1回戦 | 大曲工 | ○ | 6-1 |
2回戦 | 樟南 | ○ | 6-3 | |
3回戦 | 作新学院 | ● | 2-6 |
大会 | 出場回数 | 勝敗 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
春の選抜 | 4回 | 3勝4敗 | 0 | 0 | 0 |
夏の選手権 | 4回 | 5勝4敗 | 0 | 0 | 0 |
甲子園通算 | 8回 | 8勝8敗 | 0 | 0 | 0 |
高橋昂也投手の経歴・生い立ちは?
高橋 昂也(たかはし こうや)
出身校 | 花咲徳栄(埼玉県) |
出身地 | 埼玉県久喜市 |
身長 | 181cm |
体重 | 83kg |
ポジション | 投手 |
投打 | 左投左打 |
球速 | MAX152km |
球種 | スライダー・フォーク・カーブ・スクリュー・ツーシーム |
高橋昴也投手は埼玉県栗橋出身で181cm、83kgという恵まれた体格から繰り出すストレートが持ち味のサウスポーです。
その最速は152kmとされていますが、角度がありますので実際にはそれ以上の迫力を打者は感じるのではないでしょうか?
球種も真っ直ぐ以外にツーシーム、スクリュー、カーブ、フォーク、2種類のスライダーと多彩な球種を持っている点も素晴らしいですね!
特にスライダーとフォークの切れに光るものがあり、決め球が2つあるというのも打者からすれば厄介な好投手と言えるでしょう!
また、高橋投手は小学校の始めの頃まではサッカーをしていたという意外な経歴も持っています。
プロ野球選手を狙えるような人は元から野球をやっていた方が多いので、小学校の低学年ぐらいから野球に転向したとはいえ、珍しい経歴だと言っていいのではないでしょうか?
それでもこれほど注目を集めていることを思えば、優れた素質とセンスがあるとも言えますよね!
多彩な変化球を扱えるのもそのセンスあってのことだと思います。
第98回高校野球選手権 今大会の甲子園投手成績 防御率1.56
対戦校・回戦 | 投球回数 | 被安打 | 奪三振数 | 与四死球数 | 自責点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
○大曲工 | 1回戦 | 9.0 | 10 | 11 | 3 | 1 |
○樟南 | 2回戦 | 9.0 | 11 | 8 | 3 | 3 |
●作新学院 | 3回戦 | 5.0 | 3 | 4 | 0 | 0 |
通算 | 3試合 | 23.0 | 24 | 23 | 6 | 4 |
選抜から急成長した高橋投手の現在の実力は?
高橋投手は今年の選抜の時まではコントロールを意識するあまり、本来のボールの切れを失ってしまい、初戦敗退という不本意な結果に終わってしまいました。
ですが、「その後の成長が凄い!」とプロのスカウトが評するように球速の大幅な上昇、コントロールの安定感による総合力の底上げに成功しています。
元々は145kmと言われた球速は152kmを記録するまでになり、加えてコントロールが良くなったことで、高い三振率と安定感が備わりましたから、以前に比べて隙が無くなったとも言えるのではないかと思いますね。
左投げの選手に多い特徴として切れの良い球で三振を量産できる反面、コントロールの精度が低い傾向も見られるのですが、その点を改良できているのは素晴らしいですし、文句なしに全国トップクラスの投手になったと言っていいでしょう!
埼玉県予選投手成績
試合数 | 投球回数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6試合 | 37 | 11 | 52 | 2 | 0 | 0.00 |
2015年 夏の甲子園投手成績
投球回数 | 被安打 | 奪三振数 | 与四死球数 | 自責点 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
○三沢商 | 2回戦 | 1.0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
○鶴岡東 | 3回戦 | 2.2 | 1 | 4 | 1 | 0 |
●東海大相模 | 準々決勝 | 4.1 | 5 | 3 | 1 | 1 |
通算 | 3試合 | 8.0 | 6 | 8 | 2 | 1 |
2016年 春の甲子園投手成績
投球回数 | 被安打 | 奪三振数 | 与四死球数 | 自責点 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
●秀岳館 | 1回戦 | 6 | 10 | 3 | 3 | 6 |
花咲徳栄は甲子園で活躍出来るのか?
花咲徳栄はどうしても高橋投手ありきで見られてしまうチームなのですが、打線も高いチーム打率を誇っていることから、投打ともに高いレベルにあるチームなのは間違いありません!
組み合わせ次第で結果も変わってくるのが高校野球の醍醐味ですが、どこのチームが相手であっても勝負できるだけの力は持っています。
十分に活躍できる要素は備えていると思いますよ!
埼玉県予選戦績
回戦 | 対戦校 | 勝敗 | |
二回戦 | 桶川西 | ○ | 14-3 |
三回戦 | 進修館 | ○ | 15-0 |
四回戦 | 入間向陽 | ○ | 9-0 |
五回戦 | 滑川総合 | ○ | 10-0 |
準々決勝 | 熊谷商 | ○ | 9-0 |
準決勝 | 春日部共栄 | ○ | 5-0 |
決勝 | 聖望学園 | ○ | 6-0 |
出場メンバー
背番号 | 選手 | 学年 | 身長・体重 | 打投 |
1 | 高橋 昂也 | 3年 | 181・83 | 左左 |
2 | 野本 真康 | 3年 | 174・84 | 右右 |
3 | 西銘 築 | 3年 | 172・77 | 右右 |
4 | 千丸 剛 | 2年 | 165・65 | 右左 |
5 | 楠本 晃希 | 3年 | 176・74 | 右左 |
6 主将 | 岡崎 大輔 | 3年 | 182・75 | 右左 |
7 | 隈本 達也 | 3年 | 187・90 | 右左 |
8 | 山本 優也 | 3年 | 172・69 | 右左 |
9 | 高橋 哉貴 | 3年 | 178・73 | 右右 |
10 | 綱脇 慧 | 2年 | 180・81 | 右右 |
11 | 清水 達也 | 2年 | 178・80 | 右右 |
12 | 須永 光 | 2年 | 173・72 | 右左 |
13 | 富永 洋 | 3年 | 173・87 | 右右 |
14 | 淀 紫苑 | 3年 | 166・71 | 右右 |
15 | 西川 愛也 | 2年 | 177・75 | 右左 |
16 | 岩瀬 誠良 | 2年 | 172・73 | 右右 |
17 | 篠田 健太 | 3年 | 172・75 | 右右 |
18 | 本多 和樹 | 3年 | 175・70 | 右右 |
まとめ
以上、花咲徳栄と高橋昴也選手についてでした。
チーム力を見る限り、優勝も狙える実力は十分にあると思います。
是非、そこを目指して頑張っていただきたいと思います!