ビッグバーナー
ラージモバイルバナー

【WBCキューバ代表】2017年のメンバー!注目選手は?

【WBCキューバ代表】2017年のメンバー!注目選手は?[no_toc]

WBCでも注目の存在とされるのがキューバ。

赤のユニフォームが特徴的で、「赤い彗星」とも言われるキューバは、1次ラウンドで日本と同じプールBに所属し、3月7日に最初に当たる相手でもあります。

過去には第1回大会で、決勝で日本と対戦し、準優勝となるほどの強さを持っています。

日本にとってはいきなり優勝候補のチームとの対戦となりますが、果たしてキューバにはどのような選手がいるのでしょうか?

WBCキューバ代表(ワールド・ベースボール・クラシック)

キューバ代表 -チーム紹介

監督 C.マルティ
出場回数 4回
世界ランキング 5位
過去成績 2006
2009
2012
準優勝
2ラウンド敗退
2ラウンド敗退

キューバ代表の投手は?

キューバは今大会も亡命組を招集せず、国内リーグで活躍するベテラン中心で臨みます。

まずは、エース格にラザロ・ブランコ投手。

キューバ国内リーグでは昨年14勝をマークし、防御率も1.63という好成績で最優秀防御率のタイトルを獲得しています。

ラザロ・ブランコ -キューバ国内リーグ(グランマ)

ラザロ・ブランコ(キューバ代表)

生年月日 1986年2月23日(30歳)
身長 191cm
体重 91kg
ポジション 投手
投打 右投右打

サイドスロー気味のフォームから145km/h前後の速球、スライダー、高速シンカーが武器。

カリビアンシリーズでは1試合で11奪三振の好投を披露しました。

キューバのエースとして日本戦での先発も予想されています。

投手成績 -ラザロ・ブランコ(キューバ国内リーグ)

防御率 投球回 三振 四球
1.63 143.1 79 33

[show_more more=続きを読む less=戻す color=#e4007f list=]

もう1人、先発候補として注目されるのがブラディミール・ガルシア投手。

ブラディミール・ガルシア -キューバ国内リーグ(シエゴ・デ・アビラ)

ブラディミール・ガルシア(キューバ代表)

生年月日 1988年5月24日(28歳)
身長 188cm
体重 122kg
ポジション 投手
投打 右投右打

投手成績 -ブラディミール・ガルシア(キューバ国内リーグ)

防御率 投球回 三振 四球
2.78 152.0 105 39

最速156キロのストレートとスライダーのコンビネーションが大きな武器の豪腕タイプのピッチャーです。

力強さのあるピッチングで、相手をねじ伏せるのが大きな持ち味です。

キューバ代表(出場登録投手)

背番号 選手(年齢) 守備 身長/体重 投打 所属
95 R.マルティネス(20) 投手 180/79 右投右打
59 V.バノス(34) 投手 183/89 右投右打 ジエゴ・デ・アビラ
79 L.ブランコ(30) 投手 191/91 右投右打 グランマ
90 N.エンテンサ(31) 投手 185/88 右投右打 オルギン
99 J.ガルシア(35) 投手 188/85 右投右打 シエゴ・デ・アビラ
34 V.ガルシア(28) 投手 188/122 右投右打 シエゴ・デ・アビラ
44 M.ラエラ(32) 投手 191/115 右投右打 グランマ
27 J.マルティネス(38) 投手 180/83 右投右打
71 L.マルティネス(20) 投手 175/90 左投左打
89 L.モイネロ(21) 投手 170/63 左投左打 オルギン
41 A.サンチェス(31) 投手 188/89 右投右打 ビジャ・クララ
56 Y.トーレス(36) 投手 191/107 右投右打 ビジャ・クララ
58 Y.イエラ(27) 投手 170/75 左投左打 マタンサス

キューバ代表の野手は?

キューバ代表で日本にとって最も脅威となるのは、昨年まで千葉ロッテに在籍し、今季から福岡ソフトバンクに所属するアルフレッド・デスパイネ選手でしょう。

2014年から日本でプレーし、昨年は千葉ロッテでチームトップの24本塁打を放ちました。

日本野球を知り尽くしている主砲が、今度は敵となって目の前に現れます。

日本にとっては要注意の選手でしょう。

アルフレッド・デスパイネ -福岡ソフトバンクホークス (2017 – )

アルフレッド・デスパイネ(キューバ代表)

生年月日 1986年6月17日(30歳)
出身地 キューバ サンティアゴ・デ・クーバ州パルマ・ソリアーノ
身長 175cm
体重 95kg
ポジション 外野手
投打 右投右打

年度別打撃成績 -アルフレッド・デスパイネ ( 福岡ソフトバンクホークス )

所属 試合数 打率 打点 本塁打 盗塁 三振 OPS
2014年(28) 45 .311(161打数50安打) 33 12 0 36 1.001
2015年(29) 103 .258(353打数91安打) 62 18 0 89 .814
2016年(30) 134 .280(496打数139安打) 92 24 0 89 .841
日本通算(3年) 282 .277(1010打数280安打) 187 58 0 214 .857
キューバ通算(10年) 815 .348(3023打数1052安打) 721 207 58 406 1.096

またキューバには俊足の選手、強打の選手と、様々な才能が結集しています。

キューバ代表のメサ監督の息子であるビクトル・メサ・ジュニア選手は国内リーグでは25盗塁をマークするほどの俊足が魅力の選手です。

ビクトル・メサ・ジュニア -打撃成績

打率 本塁打 OPS
.354 7 .938

他にもキューバの主砲であるジェファーソン・デルガド選手や、キューバ屈指の捕手であるオスバルド・バスケス選手といったところは、キューバ打線の中でも主役級です。

ジェファーソン・デルガド -打撃成績

打率 本塁打 OPS
.403 4 .987

ただ、30歳を超えるベテラン選手も多く、平均年齢が高いのもキューバの特徴であり、弱点となるのかもしれません。

キューバ代表(出場登録野手)

背番号 選手(年齢) 守備 身長/体重 投打 所属
11 Y.アラルコン(32) 捕手 185/95 右投右打 ラス・トゥーナス
45 F.モレホン(31) 捕手 170/90 右投右打 グランマ
31 O.バスケス(26) 捕手 170/104 右投右打 シエゴ・デ・アビラ
21 G.アビレス(24) 内野手 183/87 左投左打 グランマ
43 A.アヤラ(35) 内野手 188/96 右投右打 カマグエイ
5 C.ベニテス(30) 内野手 173/91 右投右打 グランマ
12 J.デルガド(34) 内野手 185/93 右投右打 マタンサス
47 Y.グラシアル(31) 内野手 185/88 右投右打 マタンサス
42 Y.マンドゥレイ(31) 内野手 170/78 右投右打 オルギン
28 W.サーベドラ(35) 内野手 183/102 右投右打 マタンサス
52 A.デスパイネ(30) 外野手 170/95 右投右打 ソフトバンク
24 F.セペダ(36) 外野手 173/91 右投両打 サンクティ・スピリトゥス
16 Y.セスペデス(19) 外野手 170/85 右投右打 グランマ
32 V.メサ(21) 外野手 175/74 右投右打 マタンサス
10 R.サントス(29) 外野手 168/78 左投左打 グランマ

プールB最大のライバル・キャーバとの対戦は?

試合日程(1次ラウンド-プールB)

日程 対戦
2017年3/7(火)19:00 日本 VS キューバ
2017年3/8(水)12:00 キューバ VS 中国
2017年3/10(金)12:00 キューバ VS オーストラリア

日本vsキューバ過去対戦成績(WBC)

大会  対戦
2006年(決勝) ○ 日本 10-6 ● キューバ
2009年(第2ラウンド) ○ 日本 6-0 ● キューバ
2009年(第2ラウンド) ○ 日本 5-0 ● キューバ
2013年(第1ラウンド) ● 日本 3-6 ○ キューバ
通算4試合 3勝 1勝

上位打線は先ほど紹介したメサ選手。

そして大リーグ・メッツで活躍するヨニエス・セスペデス選手の弟でヨエルキス・セスペデス選手もまた注目される存在。

ヨエルキス・セスペデス(キューバ代表)

ヨエルキス・セスペデス -打撃成績

打率 本塁打 OPS
.297 6 .822

同じく上位打線を形成する可能性はあるでしょう。

そして主軸はバスケス選手、デルガド選手といったベテラン勢に加えて、日本にとっては脅威となるデスパイネ選手も、日本戦ではクリーンアップに加わってくる可能性もあるのではないでしょうか。

デスパイネ(北京オリンピック)

しかし、今回のキューバ代表は全体的に投手力が弱く、攻撃力が高いというのが特徴です。

そのため、日本代表はその投手力の弱点を上手く攻めるかがポイントとなるでしょう。

また、キューバは過去、変化球で技巧的なピッチングが主体の日本野球に対して、打者が苦手にする傾向もありました。

ヨアンニ・イエラ(キューバ代表)

キューバからすれば、勝ち上がるには、日本の投手陣に柔軟に対応できるかどうかがカギとなるでしょう。

その点では日本野球に精通しているデスパイネ選手の存在は非常に気になるところです。

今までに比べて、戦力的には落ちているといわれているキューバ。

WBCキューバ代表(ワールド・ベースボール・クラシック)

しかし、謎に満ちた存在であるがゆえに、いきなりすごい選手が現れる可能性も否定は出来ません。

そうなると下馬評の低さを覆すことも十分にあるでしょう。

[/show_more]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク