日本航空石川は、今大会は8年ぶりの出場となります。
甲子園出場経験こそ少ないですが、名門・星稜高校を破った上での出場なので、その強さは確かなものだと言っていいのではないでしょうか?
夏の甲子園 結果 ( 2017年成績 )
回戦・対戦校 | |||
---|---|---|---|
一回戦 | 木更津総合(千葉) | ○ | 6-5 |
二回戦 | 花咲徳栄(埼玉) | ● | 3-9 |
日本航空石川高校の実績は?
全国大会の戦績 -日本航空石川(石川県)8年ぶり2回目の出場
大会 | 出場回数 | 勝敗 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
春の選抜 | 0回 | 0勝0敗 | 0 | 0 | 0 |
夏の選手権 | 2回 | 2勝2敗 | 0 | 0 | 0 |
甲子園通算 | 2回 | 2勝2敗 | 0 | 0 | 0 |
今大会を含めて2度目の出場、8年ぶりの夏の甲子園出場を果たしました!
歴史自体はそれほどでもないものの、激戦区と言える石川大会を制した力は全国でも戦えることを証明しています。
石川予選の戦い ( 2017年 )
石川大会・準決勝で星稜を接戦の末に撃破。
決勝では、勢いに乗る遊学館相手に見事勝利し優勝。
星稜高校相手に見せたサヨナラ勝ちはこのチームの勝負強さの一端を見たような気がしますね。
県大会の成績は際立つようなものではありませんが、数字にはない強さを感じさせるチームだとも思います。
春の選抜大会ではベスト4に終わりましたが、強豪校を破ってきた底力は侮れないものがあるでしょう!
小松大谷高戦 ( 準々決勝 )
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ 日本航空石川 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 7 |
● 小松大谷 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 4 |
星稜高戦 ( 準々決勝 )
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
● 星稜 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 7 |
○ 日本航空石川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1x | 8 |
遊学館高戦 ( 決勝 )
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
● 遊学館 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
○ 日本航空石川 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
選手権石川大会 ( 2017年成績:優勝 )
回戦・対戦校 | |||
---|---|---|---|
二回戦 | 鵬学園 | ○ | (5回コールド)3-0 |
三回戦 | 金沢西 | ○ | 6-0 |
準々決勝 | 小松大谷 | ○ | 7-4 |
準決勝 | 星稜 | ○ | (延長11回)8-7 |
決勝 | 遊学館 | ○ | 5-2 |
日本航空石川高校の注目選手は?
注目選手は投手だと佐渡裕次郎選手、打者では尾畑秀侍選手ですね。
佐渡投手は最速144kmのストレートとスライダーを武器に三振を取りに行く本格派。
佐渡裕次郎(さど ゆうじろう)3年 – 日本航空石川:173cm75kg 右右 投手
県予選で見せていた制球難が克服されるか否かがカギになってくるように思います。
実力面では十分、全国で戦える実力の持ち主だと言えるのですが、決勝で7四死球を記録したところからは若干の不安を覚えます。
佐渡投手が安定した投球ができるかどうかは注目すべき点です。
注目の打者・尾畑選手ですが、勝負強い打撃と内野ならどこでも守れるユーティリティプレイヤー。
尾畑秀侍(おばた しゅうじ)3年 – 日本航空石川:174cm72kg 右左 内野手
主将も務める、まさに大黒柱と言える存在です。
特に勝負強さというのは今大会における日本航空石川を象徴する部分でもあります。
守備面・攻撃面共に中心選手の一人に数えられるのは間違いないでしょう!
文字通りチームを引っ張る活躍を見せてほしいところですね。
ドラフト指名が有力視されるようなプロ注目と言えるほどの選手はいませんが、接戦を制することができるチームとしての地力の高さは証明済み。
甲子園本戦でも台風の目となれる可能性は十分だと思いますよ!
まとめ
守備面に不安を残すものの、勝負強さを生かせる展開に持って行ければ、甲子園でも面白い存在になれるチームではないでしょうか?
石川大会の星稜戦のような素晴らしい試合を本大会でも期待しましょう!