広陵高校野球部は広島県でも屈指の名門校であり、甲子園にも数多く出場経験を持っています。
2017年の今年は3年ぶりとなる夏の甲子園への切符を手にしていますね!
実績面だけを考えるなら、甲子園優勝も視野に入れることのできるチームだけにその活躍にも注目が集まるところでしょう!
夏の甲子園 結果 ( 2017年成績 )
回戦・対戦校 | |||
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一回戦 | 中京大中京(愛知) | ○ | 10-6 |
二回戦 | 秀岳館(熊本) | ○ | 6-1 |
三回戦 | 聖光学院(福島) | ○ | 6-4 |
準々決勝 | 仙台育英(宮城) | ○ | 10-4 |
準決勝 | 天理(奈良) | ○ | 12-9 |
決勝 | 花咲徳栄(埼玉) | ● | 4-14 |
広陵高校の実績は?
全国大会の戦績 -広陵高(広島県)3年ぶり22回目の出場
大会 | 出場回数 | 勝敗 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
春の選抜 | 23回 | 37勝20敗 | 3 | 3 | 3 |
夏の選手権 | 22回 | 34勝22敗 | 0 | 4 | 0 |
甲子園通算 | 45回 | 71勝42敗 | 3 | 7 | 3 |
広陵高校は、過去に春の選抜23回、夏の甲子園21回の出場実績があります。
優勝は、3回、準優勝・春夏計7回という輝かしい成績を残しています。
特筆すべきは優勝3回すべて春の選抜で果たしているという点で、通称「春の広陵」とも呼ばれていますね!
それだけに夏の甲子園での悲願である優勝が欲しいところでしょう。
今年はドラフト候補でもあるバッテリーを抱えているだけにそのチャンスは十分と言えるのではないでしょうか?
現在監督を務める中井哲之さんは1990年から現在まで指揮を取り、春夏合わせて16回の甲子園出場。
優勝2回、準優勝1回という素晴らしい成績を残しているまさに名監督と言っていい存在ですね。
野球だけでなく、人間教育もしっかりなされる方なので、近年多くなっている野球部の不祥事を防ぐ意味でもこの方の存在は大きいと言えるでしょう!
広島予選の戦い ( 2017年 )
今年の広陵は、投打の中心となるバッテリーを軸にした構成となっており、2桁得点にコールドゲームを何度も見せ、打線の破壊力を見せつけてくれました。
準決勝では全国制覇・春夏7度を誇る古豪・広島商戦で1-0の完封勝ち。
決勝でも昨年代表の強豪・広島新庄戦を9-5でかわし、優勝を果たす盤石の試合運びを見せてくれました!
尾道商高戦 ( 準々決勝 )
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ 広陵 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 6 | 10 | |||
● 尾道商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
広島商高戦 ( 準決勝 )
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
● 広島商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
○ 広陵 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 1 |
広島新庄高戦 ( 決勝 )
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ 広陵 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 |
● 広島新庄 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 |
選手権広島大会 ( 2017年成績:優勝 )
回戦・対戦校 | |||
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二回戦 | 崇徳 | ○ | 9-3 |
三回戦 | 祇園北 | ○ | (5回コールド)10-0 |
四回戦 | 美鈴が丘 | ○ | (5回コールド)11-0 |
準々決勝 | 尾道商 | ○ | (6回コールド)10-0 |
準決勝 | 広島商 | ○ | 1-0 |
決勝 | 広島新庄 | ○ | 9-5 |
打線の破壊力だけでなく、ロースコアで勝てる辺りは守り勝つ野球ができ投打ともに高いレベルにあることは間違いないかと思います。
春の選抜ではライバルである広島新庄に決勝で破れてしまいましたが、夏の大会ではその広島新庄を破り、リベンジを果たしての出場となりました。
甲子園での活躍が期待されるチームであることに疑う余地はないでしょう!
広陵高校の注目選手は?
広陵の注目選手はやはり投打の目玉である平元銀次郎投手と中村奨成捕手です!
どちらもドラフト候補として注目を集めている選手です。
平元投手は最速146kmのストレートを軸にスライダー、カーブ、チェンジアップなどの多彩な球種も操るサウスポー。
特徴的なのは奪三振率の高さで、特にストレートは一級品だと言われています。
平元銀次郎(ひらもと ぎんじろう)3年 – 広陵高:180cm73kg 左左 投手
そして、中村選手は注目度ナンバーワンの捕手とも言われており、プロからも熱い視線を送られている選手。
打っては高校通算38本塁打の長打力を、守っては二塁送球タイムが平均で2秒を切る強肩ぶり。
打ってよし、守ってよしのまさしくプロ注目の選手と言えるのではないでしょうか?
中村奨成(なかむら しょうせい)3年 – 広陵高:181cm76kg 右右 捕手
また、足も速く、捕手として走攻守に優れ身体能力が高い選手です。
同じ広陵高校出身の先輩でもある巨人・小林捕手と比較されることが多いようですが、打てるキャッチャーと言う点では小林捕手以上の逸材と言っても過言ではないかもしれません!
どちらもプロ注目の選手なので、ドラフト指名はありそうですが、特に日本球界では捕手難の時代を迎えていますから、そうした背景を考えると中村捕手に人気が集中しそうですね。
まとめ
打力もさることながら、バッテリーを中心とした守備力は絶大な安定感を誇りますので、今大会優勝候補の一校として名前が挙っています。
全体的なレベルの高さに加え、投打を担う選手がドラフト候補というのはある意味で理想的なチーム構成と言えます。
それだけに本戦での活躍にも期待が集まるところですね!