ビッグバーナー
ラージモバイルバナー

2016導入のコリジョンルールで判定に猛抗議続出!コリジョンとは!?

2016導入のコリジョンルールで判定に猛抗議続出!コリジョンとは!?コリジョンルール
出典:http://www.daily.co.jp/

2016年から新ルールとしてコリジョンが採用されたのですが、

コリジョンとは簡単に言うと本塁のクロスプレーに関するルールのことを指しています。

厳密には走者の捕手へのタックル禁止、

捕手のブロック禁止などが項目として含まれていますね。

要は故意に交錯する等の意図的な妨害が禁止になったという見方で良いでしょう!

適用のきっかけは一部の選手があからさまなタックルを行っていたことが

その一因となっているとされています。

コリジョンルール

今回はそんなコリジョンについてご紹介させていただきます!

近年クロスプレーを巡りヒートアップする場面が続出!

先程、ご紹介したように意図的にタックルしてくる選手もいたのが

導入のきっかけとなったコリジョンですが、クロスプレーを巡って

ヒートアップする試合はこれまで多く存在しました。

いくつか試合で例を挙げると有名なところでは

2015年のヤクルト戦における元阪神のマット・マートン選手の

危険な本塁突入やヤクルト戦でDeNAのブランコ選手が本塁に突入し、

その際の捕手を務めていた相川選手の肩を脱臼させるなど、怪我に発展した

ケースも少なくありません。

マートン

img_4-1365376630

ただ、補足させてもらうとコリジョンルール適用前までルール上は

問題が無いとされていましたので、それだけ真剣であったとも言えますし、

言い方を変えればヒートアップしていたことになるでしょう。

しかし、クロスプレーが危険なのはそのケースで怪我をした選手がいることからも

明らかであり、選手の安全を守るという観点から見るとコリジョン導入自体は

当然の処置かとも思いますね。

メジャーでは、以前から導入されていた?

そもそもの話としてコリジョンはメジャーリーグで導入されたのが始まりで、

2011年にフランシスコ・ジャイアンツのバスター・ポージー捕手が左足首じん帯を

切る重傷を負ったことが問題となり、2014年にMLBで採用されました。

その背景を見ればわかるようにコリジョンは選手の安全を第一に考えて

作られたルールと言うことになるでしょう。

混乱!抗議!続出!でプロ野球がつまらなくなる?

コリジョンは確かに選手の安全を確保する上では大きなルールとなるのですが、

その一方で問題点が生じるのも確かではないでしょうか?

まず、第一に選手や審判の混乱を招きかねない点が挙げられますよね。

実際問題として悪質・危険なものとして判断するのは審判ですが、

それも人によって判断基準が異なってくることは容易に推測可能ですし、

審判と選手、コーチや監督を含めた意見の食い違いが増えるのは間違いありません!

それによって抗議も続出するでしょうし、

何よりもプロ野球自体の面白さがなくなる懸念もあります。

クロスプレーに危険があるのは確かだとしてもそれは選手の目線に立って

考えれば必死にプレイしている結果であり、走者からすればセーフになるために

全力を尽くしています。

捕手からすれば何としてもホームインを防ぎたい意図がありますよね?

ですから、言い方を変えれば必死さが生まれるため、緊迫感があるわけですが、

コリジョンルールが適用されるとこの点が消えてしまい、

消極的なプレイが増えてしまう恐れが懸念されますから、

必然的につまらなくなる可能性が高まることになるのではないでしょうか?

まとめ

以上、コリジョンルールについてとなります。

このルールは現状、多くの問題を抱えているのも間違いない話で、

同時に理解できる部分もありますので、その意味では非常に判断が難しい
ルールでもあります。

安全性を追求することは間違っていませんし、かといってそれで面白さが

損なわれては意味がありませんよね?

別の見方をすると抗議が殺到することで試合のテンポが悪くなる懸念も出てくるでしょう!

なので、コリジョンそのものが悪いというわけではないのですが、

この先、選手や審判にわかりやすく、且つ、面白さを維持していくための

工夫が必要になってくるのではないかと思いますよ!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク