木更津総合 (千葉) |
2
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ー |
0
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唐津商 (佐賀) |
第11日 8月17日(水)三回戦 13:00〜
広島新庄 (広島) |
0
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ー |
2
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木更津総合 (千葉) |
第12日 8月18日(木)準々決勝 15:30〜
木更津総合 (千葉) |
1
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ー |
3
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作新学院 (栃木) |
木更津総合は千葉の代表として今大会に出場していますが、好投手左腕早川隆久投手を推する守備力の高さが特徴のチームですね!
初戦でも2-0と完封勝利を収める等、危なげない試合運びを見せてくれました。
今回はそんな木更津総合についてと早川投手に関する情報などをお届けします!
木更津総合の甲子園実績は?
木更津総合の甲子園での実績についてですが、春に2度、夏に4度出場している中で最高成績はベスト4となっています。
つまり、まだ優勝経験はありませんが、今年、春夏連続出場を果たしている等、チームとして今が一番勢いに乗っている状態だと言っていいのではないでしょうか?
木更津総合高校(千葉県)3年連続5度目
監督 | 五島卓道 |
部員数 | 69名 |
所在地 | 千葉県木更津市東太田3-4-1 |
チーム打率 県予選 | .275 |
総得点 県予選 | 30 |
総失点 県予選 | 11 |
2016夏出場メンバー
背番号 | 選手 | 学年 | 身長・体重 | 打投 |
1 | 早川 隆久 | 3年 | 180・74 | 左左 |
2 | 大沢 翔 | 3年 | 175・65 | 右右 |
3 | 山下 輝 | 2年 | 185・82 | 左左 |
4 主将 | 小池 航貴 | 3年 | 173・62 | 右右 |
5 | 井上 瑞樹 | 3年 | 173・62 | 右右 |
6 | 峯村 貴希 | 2年 | 184・75 | 右左 |
7 | 細田 悠貴 | 2年 | 176・70 | 右左 |
8 | 木戸 涼 | 3年 | 168・60 | 右左 |
9 | 鳥海 嵐万 | 3年 | 177・75 | 右右 |
10 | 武田 大慶 | 3年 | 177・75 | 左左 |
11 | 三石 和季 | 3年 | 177・75 | 右右 |
12 | 佐々木 駿 | 3年 | 171・72 | 右右 |
13 | 大熊 啓夢 | 3年 | 178・73 | 右右 |
14 | 前田 和希 | 2年 | 173・68 | 右左 |
15 | 西原 大起 | 3年 | 176・66 | 右右 |
16 | 岡本 涼 | 3年 | 174・64 | 右右 |
17 | 高石 真輝 | 3年 | 172・65 | 右右 |
18 | 綿田 将也 | 2年 | 176・65 | 左左 |
好投手左腕早川隆久経歴・生い立ちは?
木更津総合は守りのチームと言われているようにその中心である早川選手の活躍なくしては勝ち進むのは難しいでしょう。
早川選手は地元の千葉県横芝光町出身、最速142kmを投げるサウスポーで、学校も小中高と地元である千葉の学校に通っていました。
スピードガンの表示ではそれほど速くありませんが、切れが良く、威力も十分。
さらに変化球もスライダー、カーブ、チェンジアップなどを織り交ぜてのコンビネーションを巧みに使ってきますね。
また、ご家族についてですが、ご両親とお姉さん2人を含めた5人家族との事。
お父さんいわく早川投手は負けず嫌いな性格であるそうなので、性格的にもピッチャー向きと言っていいと思います。
早川 隆久(はやかわ たかひさ)
出身校 | 木更津総合(千葉県) |
出身地 | 千葉県横芝光町 |
身長 | 180cm |
体重 | 74kg |
ポジション | 投手 |
投打 | 左投左打 |
球速 | MAX146km |
備考 | スライダー・チェンジ・カーブ |
第98回高校野球選手権 今大会の甲子園投手成績 防御率1.00
対戦校・回戦 | 投球回数 | 被安打 | 奪三振数 | 与四死球数 | 自責点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
○唐津商 | 2回戦 | 9.0 | 2 | 12 | 2 | 0 |
○広島新庄 | 3回戦 | 9.0 | 3 | 5 | 1 | 0 |
○作新学院 | 準々決勝 | 9.0 | 6 | 7 | 1 | 3 |
通算 | 3試合 | 27.0 | 11 | 24 | 4 | 3 |
今大会前 甲子園通算投手成績
試合数 | 投球回数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|
5試合 春5 | 38.2 | 29 | 26 | 19 | 11 |
そんな早川投手は、小学校時代はソフトボールをしていたとのことで、硬式野球との投げ方の違いに戸惑った事もあったそうです、
憧れの現メジャーリーガーである前田健太投手のフォームを何度もチェックしたり、元巨人桑田投手のマウンドでの考え方を取り入れる等、研究熱心な一面も持っていま す。
木更津総合の五島卓道監督も「非常に頭のいい投手」と評するように投手としての技術に関する様々な事を取り入れる姿勢は素晴らしいと思います。
そうし た姿勢が現在の早川投手の実力を支えているのかもしれませんね!
木更津総合の注目選手は?
木更津総合の注目選手は投手ではもちろん早川隆久選手。
野手では峯村貴希選手です!
早川投手は全国でもトップクラスのストレートの切れと多彩な変化球を 織り交ぜていくピッチングが持ち味ですし、峯村選手は2年生ながら大型ショートとしてプロの注目を集めていますね。
峰村選手は特徴として打撃センスに非常 に光るものがあり、広角に鋭い打球を飛ばすことができる技術を持っています。
打線でも中核を成せる力があります!
守りのチームと言われる木更津総合ですが、ある程度は打てないと勝てないのも野球ですから、峰村選手のような打てる選手の存在はチームにとっても貴重でしょう!
峯村 貴希(みねむら たかき)
出身校 | 木更津総合(千葉県) |
出身地 | 千葉県成田市 |
身長 | 184cm |
体重 | 75kg |
ポジション | 内野手 |
投打 | 右投左打 |
備考 | 広角に長打を放つ大型内野手/遠投95m 50m5秒9 |
甲子園打者成績
試合数 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3試合 2016春 | 11 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | .182 |
2015秋通算成績
試合数 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
14試合 県/関東/神宮 | 55 | 18 | 2 | 9 | 5 | 5 | .327 |
千葉大会の道のり・甲子園での戦いは?
木更津総合の県大会での戦績を見てみると4回戦の旭農業との試合に11-0で大勝した以外は決勝の市立船橋戦を含めて少ない点差での逃げ切りタイプのチームです。
決して点が取れていないわけではありませんが、甲子園での試合を想定した時、やはり得点力不足が懸念されます。
抑えれば問題ないというのがあるとしても全国の強豪が集まる中では完全に封じ込めるというのは現実的に厳しく、その点で不安が残る部分はあるでしょう。
まだどこまで勝ち進めるかはわかりませんが、打力の高いチームとあたった時には厳しい戦いになることが予想されますね。
千葉県予選戦績
回戦 | 対戦校 | 勝敗 | |
二回戦 | 柏南 | ○ | 2-1 |
三回戦 | 検見川 | ○ | 3-0 |
四回戦 | 旭農 | ○ | 11-0 |
五回戦 | 専大松戸 | ○ | 4-3 |
準々決勝 | 東海大市原望洋 | ○ | 1-0 |
準決勝 | 千葉経大付 | ○ | 6-5 |
決勝 | 市船橋 | ○ | 3-2 |
甲子園通算戦績
大会 | 回戦 | 対戦校 | 勝敗 | |
1971年春 | 1回戦 | 高知 | ○ | 4-0 |
2回戦 | 県岐阜商 | ○ | 3-2 | |
準々決勝 | 東邦 | ○ | 2-1 | |
準決勝 | 大鉄 | ● | 2-4 | |
2003年夏 | 1回戦 | 金沢 | ○ | 7-4 |
2回戦 | 光星学院 | ● | 1-3 | |
2008年夏 | 1回戦 | 鳥取西 | ○ | 6-1 |
2回戦 | 智弁和歌山 | ● | 2-5 | |
2012年夏 | 2回戦 | 大阪桐蔭 | ● | 2-8 |
2013年夏 | 1回戦 | 上田西 | ○ | 7-5 |
2回戦 | 西脇工 | ○ | 3-1 | |
3回戦 | 富山第一 | ● | 0-8 | |
2015年春 | 1回戦 | 岡山理大付 | ○ | 8-3 |
2回戦 | 静岡 | ● | 2-4 | |
2016年春 | 1回戦 | 札幌第一 | ○ | 5-2 |
2回戦 | 大阪桐蔭 | ○ | 4-1 | |
準々決勝 | 秀岳館 | ● | 1-2 | |
2016年夏 | 2回戦 | 唐津商 | ○ | 2-0 |
3回戦 | 広島新庄 | ○ | 2-0 | |
準々決勝 | 作新学院 | ● | 1-3 |
大会 | 出場回数 | 勝敗 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
春の選抜 | 3回 | 6勝3敗 | 0 | 0 | 1 |
夏の選手権 | 5回 | 6勝5敗 | 0 | 0 | 0 |
甲子園通算 | 8回 | 12勝8敗 | 0 | 0 | 1 |
まとめ
以上、木更津総合と早川選手についてでした。
甲子園初戦の佐賀代表・唐津商戦は2-0で完封勝利を収めましたが、今後勝ち進んでいくためには打線の力も必ず必要になってきます。
次戦の広島新庄戦は、守りだけでなく、攻撃陣の奮起にも期待したいと思います!