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福岡大大濠・三浦銀二の進路は?ドラフト・大学・兄の存在

福岡大大濠・三浦銀二の進路は?ドラフト・大学・兄の存在今の時代少ない先発完投型投手といえば、福岡大大濠高校の三浦銀二投手ではないでしょうか。

先発として1試合を投げ抜くことにこだわった三浦投手は今年の注目投手の1人です。

そんな三浦投手の経歴に迫ってみます。

三浦銀二の経歴・生い立ち

三浦 銀二(みうら ぎんじ)-福岡大大濠高校 ( 2015 – 2018 )

三浦 銀二(福岡大大濠)

生年月日 1999年12月30日(歳)
出身地 福岡県福岡市
身長 175cm
体重 75kg
ポジション 投手
投打 右投右打
プロ入り 筑紫丘小学校〜筑紫丘中学校〜福岡大大濠高校
備考 MAX146km スライダー・カーブ・チェンジアップ

福岡大大濠高・三浦銀二(みうら ぎんじ)投手は1999年12月30日生まれ、出身は福岡県福岡市です。

ご家族はお母さんとお兄さんの3人。

三浦 銀二(福岡大大濠)母・兄
▲ 兄・潤一郎さんと母・礼子さん。

お母さんは2人のお子さんを女手ひとつで育ててきました。

シングルマザーだったからこそ様々な苦労があったことでしょう。

三浦投手自身も日頃からお母さんのお手伝いをし、将来的にはプロ野球選手になってお母さんを楽させてあげたいという気持ちが強いようです。

普段はとても優しい性格の三浦銀二さんなのです。

野球を始めたのは「筑紫丘ファイターズ」に入団した筑紫丘小学校3年生の時でした。

三浦 銀二(福岡大大濠)筑紫丘ファイターズ

福岡市内にある歴史の長い少年野球チームです。

そこから三浦投手の野球人生が始まりました。

中学時代

小学校卒業後は筑紫丘中学校に入学。

シニアチームには所属せず、中学の軟式野球部に所属していました。

それでも中学3年の時には福岡選抜に選ばれるほど、当時から実力の高い選手だったようです。

三浦 銀二(福岡大大濠)

福岡大大濠高 進学後

県内野球の名門・福岡大大濠高校に進学した三浦投手は1年の秋にはベンチ入りし、2年の秋からはチームのエースとなりました。

福岡大大濠高2年時 ( 2016年 )

2年秋の九州大会では大分商業高校、鹿児島実業高校、そして秀岳館高校と九州を代表する高校を相手に3試合連続で完封勝利を達成しました。

三浦銀二(福岡大大濠)

この大会で三浦投手は33イニング連続無失点という記録を作り、そのことから「ドクターゼロ」という異名がついたほど。

秋季九州大会 ( 2016年成績:優勝 )

 回戦・対戦校
二回戦 大分商(大分) 6-0
準々決勝 鹿児島実(鹿児島) 2-0
準決勝 秀岳館(熊本) 5-0
決勝 東海大福岡(福岡) 4-3

三浦投手の好投もあって九州大会を優勝した福岡大大濠高校は神宮大会でもベスト4に入りました。

全国クラスの明徳義塾高校との試合でも三浦投手は見事、完封勝利を達成しています。

明治神宮大会 ( 2016年成績:ベスト4 )

 回戦・対戦校
準々決勝 明徳義塾(高知) 2-0
準決勝 早稲田実(東京) 4-6

この一連の秋の大会で三浦投手はすべての試合で完投したのです。

三浦銀二(福岡大大濠)

県・九州・神宮大会 ( 通算投手成績 )

登板 完投 完封 投球回 自責点 安打 三振 四死球 防御率
13 13 6 110.0 20 89 99 28 1.64
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福岡大大濠高3年時 ( 2017年 )

三浦 銀二(福岡大大濠)

3年の春に出場した選抜高校野球では、2回戦で延長15回まで戦い、再試合でも最後まで投げ抜く鉄腕ぶりを見せました。

さすがに準々決勝では先発を回避しましたが、先発すれば最後まで投げ抜くというスタイルを崩しませんでした。

三浦 銀二(福岡大大濠)

選抜 -投手成績 (2017 )

回戦・対戦校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
一回戦 創志学園(岡山) 6-3 9.0 9 6 2 2
二回戦 滋賀学園(滋賀) 1-1 15.0 10 9 6 1
二回戦 滋賀学園(滋賀) 5-3 9.0 7 9 3 3
準々決勝 報徳学園(大阪) 3-8
計3試合 防御率:1.64 33.0 26 24 11 6
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夏の福岡県予選でも7試合中6試合で完投し、そのうち3試合で完封勝利を達成しています。

それほど先発として卓越した完投能力と責任感が強い投手なのです。

三浦 銀二(福岡大大濠)

夏 福岡予選 -投手成績 (2017 )

回戦・対戦校 投球回数 被安打 奪三振数 与四死球数 自責点
二回戦 純真 (5回)10-0 4.0 1 9 0 0
三回戦 朝倉 (8回)7-0 8.0 1 9 2 0
四回戦 福岡舞鶴 4-1 9.0 8 9 1 1
五回戦 鞍手 (7回)7-0 7.0 4 13 0 0
準々決勝 小倉工 6-0 9.0 4 9 3 0
準決勝 久留米商 8-2 9.0 5 9 3 2
決勝 東筑 1-3 8.0 7 10 3 3
計7試合 防御率:0.83 54.0 30 68 12 6

そんな三浦投手は身長175cm、体重75キロと、投手としてはけして大柄ではありません。

最速146キロのストレートとスライダー、チェンジアップといった変化球を丁寧に投げ分ける技巧的なピッチングが持ち味で、U-18日本代表侍ジャパンのメンバーにも選ばれています。

三浦 銀二(福岡大大濠)

2017年ドラフトにかかるか?

三浦投手自身、今後の進路に関してはプロを視野に入れているそうです。

女手ひとつで育ててくれたお母さんに、プロ野球選手になって、楽をさせてあげたいという大きな目標があるので、どうしても早くプロの世界に入って活躍したいのでしょう。

三浦 銀二(福岡大大濠)

すでに多くの球団からスカウトが視察に来ているようです。

先発完投が出来る投手は、プロ野球界でも少なくなっているだけに、やはり多くの球団がその能力に注目しているのでしょう。

まとめ

優しさと強い責任感を併せ持った三浦投手。

先発をやるからには最後まで投げぬくという強い気持ちこそが大きな持ち味です。

そんな持ち味と完投能力をプロの世界でも開花することが出来るでしょうか。

お母さんやお兄さんのためにも、プロで活躍したい…

高い志を持っている三浦投手のこれからに注目です。

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