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作新学院野球部2017年夏の甲子園

作新学院野球部2017年夏の甲子園近年、栃木県大会では無敵の強さを誇る作新学院高校。

昨年夏の甲子園では、後に西武のドラフト1位で入団する今井達也投手を擁し、54年ぶり2度目の優勝を成し遂げました。

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今年7年連続12回目の夏の切符を手にした作新学院高校。

出場までの経緯や注目選手をピックアップしてみましょう。

夏の甲子園 結果 ( 2017年成績 )

 回戦・対戦校
一回戦 盛岡大付(岩手県) 1-4

作新学院高校の実績は?

作新学院(栃木県)

全国大会の戦績 -作新学院(栃木県)7年連続13回目

大会 出場回数 勝敗 優勝 準優勝 ベスト4
春の選抜 10回 12勝9敗 1 0 1
夏の選手権 13回 25勝11敗 2 0 2
甲子園通算 23回 37勝20敗 3 0 3

昨年夏の優勝校・作新学院高校は、栃木県勢では初となる夏連覇を目指しての戦いとなりました。

栃木県予選の戦い ( 2017年 )

1回戦、2回戦とコールド勝ちで順当に勝ち上っています。

作新学院(栃木県)

3回戦の小山西高校との試合では中盤まで投手戦となりましたが、6回に4点を奪い、着実に甲子園出場へ向けてコマを進めました。

そんな作新学院高校が最も苦戦を強いられたのが準決勝。

栃木県下では強豪校である青藍泰斗高校との試合でした。

作新学院(栃木県)

序盤に3点を先制した作新学院高校でしたが、その後はなかなか追加点を奪えず、7回に1点差まで詰め寄られます。

その1点を守り抜いて辛くも逃げ切り、決勝に進みました。

準決勝戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
○ 作新学院 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3
● 青藍泰斗 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2

決勝の国学院栃木高校との試合では序盤からビッグイニングを積み重ね、終わってみれば15−1の圧勝。

作新学院(栃木県)

磐石の強さで7年連続の甲子園出場を決めたのです。

選手権栃木県大会 ( 2017年成績:優勝 )

 回戦・対戦校
一回戦 宇都宮工 11-4
二回戦 宇都宮南 (6回コールド)13-2
三回戦 小山西 5-1
準々決勝 矢板中央 (7回コールド)8-0
準決勝 青藍泰斗 3-2
決勝 国学院栃木 15-1

夏の栃木県予選では、混戦にもつれ込んだ試合もありましたが、1度も相手にリードを許すことはなく、常に攻めて、試合を主導権を握り続けました。

そしてその主導権をけして手放すことなく、相手のミスにも乗じて得点を奪い、勝利へとつなげていったのです。

作新学院(栃木県)7連覇

試合巧者ぶりを感じさせるとともに、投打がしっかりかみ合っての横綱相撲を見せました。

その安定感は春と変わらず、今年も強さを維持しています。

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注目選手は?

強力打線を誇る作新学院高校で中軸となっているのが添田真聖選手、中島淳選手、鈴木萌斗選手の3選手。

3年から4番を任されている中島選手は選抜でも長打を連発しました。

中島淳(なかじま じゅん)3年 – 作新学院:178cm80kg 右右 三塁手

中島淳(作新学院)

添田選手は栃木県予選で4割という打率と8打点という勝負強さを見せ、主将としてもチームを引っ張っています。

添田真聖(そえだ まさと)3年 – 作新学院:170cm67kg 右左 遊撃手

添田真聖(作新学院)

さらに鈴木選手は予選で5割6分という驚異の打率をマーク。

それだけでなく8盗塁を決め、チームの機動力に貢献し、プロからも注目されるドラフト候補となっています。

鈴木萌斗(すずき もえと)3年 – 作新学院:182cm7kg 右左 外野手

鈴木萌斗(作新学院)

投手では左のエース・大関秀太郎投手と右の篠原聖弥投手の2枚看板です。

どちらも技巧的なピッチングが持ち味の投手です。

大関秀太郎(おおぜき しゅうたろう)3年 – 作新学院:172cm70kg 左左

大関秀太郎(作新学院)

春までは大関投手が1人でエースを担っていた印象ですが、春以降は篠原投手が急成長を見せ、栃木県予選の決勝戦では9回途中まで1人で投げ抜きました。

篠原聖弥(しのはら せいや)3年 – 作新学院:181cm68kg 右右

篠原聖弥(作新学院)栃木県

まとめ

打線は好調の作新学院高校。

選抜までは大関投手1人の肩にかかっている投手陣が課題でした。

そこへ篠原投手が急成長を見せ、2枚看板が揃ったことで、投手陣の層が厚くなっています。

篠原・大関(作新学院)栃木県

攻撃陣も投手陣のバランスが高まったことで、栃木県、初の夏連覇に向けてその準備は万端のようです。

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