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【WBC侍ジャパン】2017年日本代表・優勝の可能性はあるか?

【WBC侍ジャパン】2017年日本代表・優勝の可能性はあるか?記念すべき第1回では決勝戦でキューバを、そして第2回では韓国を下し、WBC連覇を達成した日本代表。

いずれもイチロー選手が参加し精神的支柱ともなり、チームが1つにまとまっての世界一の栄冠でした。

そして、前回は準決勝でプエルトリコに敗れ、涙を飲みました。

果たして今回は、2大会ぶり3度目の優勝は期待できるのでしょうか?

WBC侍ジャパン(2017年日本代表)

日本代表 -チーム紹介

監督 小久保 裕紀
出場回数 4回
世界ランキング 1位
過去成績 2006
2009
2012
優勝
優勝
ベスト4

日本代表・侍ジャパンの期待する投手は?

先発

日本代表の先発陣からチェックしてみると、エースはやはり巨人・菅野智之投手。

多彩な変化球に球威あるストレートと、どれを取っても一級品です。

菅野 智之(すがの ともゆき)-読売ジャイアンツ (2013 – )

菅野智之(巨人・読売ジャイアンツ)WBC侍ジャパン

生年月日 1989年10月11日(27歳)
出身地 神奈川県相模原市南区
身長 186cm
体重 92kg
ポジション 投手
投打 右投右打
プロ入り 東海大学〜2012年巨人・ドラフト1位

昨シーズンは勝負どころで勝てないイメージがありましたが、実力を発揮すれば、現在日本でもトップクラスのピッチャーであることは間違いありません。

年度別投手成績 -菅野 智之(読売ジャイアンツ)

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2013年(23) 27(26) 3.12 136 176.0 155 1.15
2014年(24) 23(23) 2.33 125 158.2 122 1.10
2015年(25) 25(25) 1.91 1011 179.0 126 1.06
2016年(26) 26(26) 2.01 96 183.1 189 0.99
NPB通算:4年 101(100) 2.34 4428 697.0 592 1.07

その他では、千葉ロッテ・エースで昨シーズンは14勝をマークした石川歩投手。

石川 歩(いしかわ あゆむ)-千葉ロッテマリーンズ (2014 – )

石川歩(千葉ロッテ)

生年月日 1988年4月11日(28歳)
出身地 富山県魚津市
身長 186cm
体重 80kg
ポジション 投手
投打 右投右打
プロ入り 東京ガス〜2013年ロッテ・ドラフト1位

持ち味は何と言ってもシンカー。

これは初めて対戦する相手からすれば脅威の魔球となることでしょう。

年度別投手成績 -石川 歩(千葉ロッテマリーンズ)

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2014年(26) 25(25) 3.43 108 160.0 111 1.26
2015年(27) 27(27) 3.27 1212 178.2 126 1.26
2016年(28) 23(23) 2.16 145 162.1 104 1.01
NPB通算:3年 75(75) 2.96 3625 501.0 341 1.08

また、東北楽天のエースで昨季も11勝をマークした則本昂大投手。

則本 昂大(のりもと たかひろ)-東北楽天ゴールデンイーグルス (2013 – )

則本昂大(東北楽天)

生年月日 1990年12月17日(26歳)
出身地 滋賀県犬上郡多賀町
身長 178cm
体重 82kg
ポジション 投手
投打 右投左打
プロ入り 三重中京大学〜2012年楽天・ドラフト2位

気迫あふれるピッチングスタイルで、優勝候補のチームでも向かっていく気持ちを前面に押し出して勝負してくれることでしょう。

年度別投手成績 -則本 昂大(東北楽天ゴールデンイーグルス)

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2013年(22) 27(25) 3.34 158 170.0 134 1.14
2014年(23) 30(28) 3.02 1410 202.2 204 1.12
2015年(24) 28(28) 2.91 1011 194.2 215 1.15
2016年(25) 28(28) 2.91 1111 195.0 216 1.24
NPB通算:4年 113(109) 3.03 5040 762.1 769 1.16

セットアッパー

中継ぎで注目されるのが埼玉西武のサブマリン・牧田和久投手。

牧田 和久(まきた かずひさ)-埼玉西武ライオンズ (2011 – )

牧田 和久(埼玉西武ライオンズ)

生年月日 1984年11月10日(32歳)
出身地 静岡県焼津市
身長 177cm
体重 83kg
ポジション 投手
投打 右投右打
プロ入り 日本通運〜2010年西武・ドラフト2位

年度別投手成績 -牧田 和久(埼玉西武ライオンズ)

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2012年(27) 27(27) 2.43 139 178.0 108 1.19
2013年(28) 26(26) 2.60 89 166.0 87 1.25
2014年(29) 26(26) 3.74 89 170.2 89 1.29
2015年(30) 34(21) 3.66 911敗3s 137.2 66 1.36
2016年(31) 50(0) 1.60 71敗25h 78.2 43 0.89
NPB通算:6年 218(110) 2.91 5046敗25s26h 858.2 479 1.18

WBCの大舞台では、かつての渡辺俊介投手のように、サブマリンの投手が相手に非常に効果的でした。

WBC サブマリン

地面すれすれから飛び出してくる球に、相手は見たこともない球筋に面食らうことでしょう。

このような投手が一発勝負のWBCでは、今回も大きな戦力となりそうです。

また、変則投手といえば、北海道日本ハムの中継ぎ左腕・宮西尚生投手も貴重な戦力となるでしょう。

宮西 尚生(みやにし なおき)-北海道日本ハムファイターズ (2008 – )

宮西尚生(日本ハム)サイドスロー

生年月日 1985年6月2日(31歳)
出身地 兵庫県西宮市
身長 180cm
体重 75kg
ポジション 投手
投打 左投左打
プロ入り 関西学院大学〜2007年日本ハム・大学生・社会人ドラフト3巡目

年度別投手成績 -宮西 尚生(北海道日本ハムファイターズ)

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2012年(27) 66(0) 2.25 22敗39h 60.0 56 1.08
2013年(28) 57(0) 1.74 31敗30h 46.2 39 1.20
2014年(29) 62(0) 2.16 15敗41h 50.0 46 1.40
2015年(30) 50(0) 2.70 33敗25h 40.0 30 1.00
2016年(31) 58(0) 1.52 31敗2s39hh 47.1 36 1.06
NPB通算:9年 523(0) 2.37 2421敗3s232h 436.2 392 1.17

9年連続50試合以上に登板し、昨年も58試合に登板。

39ホールドをマークし、防御率1.52という抜群の安定感を誇ります。

左のサイドから繰り出す速球やスライダーはWBCの舞台でも効果を発揮するのではないでしょうか。

クローザー

抑えは百戦錬磨のベテラン、オリックス・平野佳寿投手と、若き東北楽天の守護神・松井裕樹投手に期待です。

平野 佳寿(ひらの よしひさ)-オリックス・バファローズ (2006 – )

平野佳寿(オリックス)

生年月日 1984年3月8日(32歳)
出身地 京都府宇治市
身長 186cm
体重 84kg
ポジション 投手
投打 右投右打
プロ入り 京都産業大学〜2005年オリックス・希望入団枠

年度別投手成績 -平野 佳寿(オリックス・バファローズ)

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2012年(27) 70(0) 2.15 74敗9s21h 79.2 80 0.88
2013年(28) 60(0) 1.87 25敗31s9h 62.2 71 1.13
2014年(29) 62(0) 3.43 16敗40s8h 60.1 70 1.08
2015年(30) 33(0) 4.06 03敗12s10h 31.0 39 1.39
2016年(31) 58(0) 1.92 44敗31h8h 61.0 57 0.98
NPB通算:10年 491(68) 3.13 4562敗127s131h 917.1 837 1.15

松井 裕樹(まつい ゆうき)-東北楽天ゴールデンイーグルス (2014 – )

松井裕樹(東北楽天)クローザー

生年月日 1995年10月30日(21歳)
出身地 神奈川県横浜市青葉区
身長 174cm
体重 74kg
ポジション 投手
投打 左投左打
プロ入り 桐光学園高〜2013年楽天・ドラフト1位

年度別投手成績 -松井 裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス )

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2014年(19) 27(17) 3.80 48敗3h 116.0 126 1.36
2015年(20) 63(0) 0.87 32敗33s12h 72.0 103 0.90
2016年(21) 58(0) 3.32 14敗30s10h 62.1 75 1.40
NPB通算:3年 148(17) 2.84 814敗63s25h 250.2 304 1.24

左右のストッパーとして、もしかしたら最後の1イニングをこの2人に任せるという豪華なリレーも見られるかもしれません。

侍ジャパン・日本代表(出場登録投手)

背番号 選手(年齢) 守備 身長/体重 投打 所属 成績
10 松井 裕樹(21) 投手 174/74 左投左打 楽天 防3.32(1勝4敗30s)
11 菅野 智之(27) 投手 186/92 右投右打 巨人
防2.01(9勝6敗)
12 秋吉 亮(27) 投手 182/73 右投右打 ヤクルト 防2.19(3勝4敗19s)
14 則本 昂大(26) 投手 178/82 右投右打 楽天 防2.91(11勝11敗)
15 宮西 尚生(31) 投手 180/75 左投左打 日本ハム 防1.52(3勝1敗2s)
17 藤浪 晋太郎(22) 投手 197/89 右投右打 阪神 防3.25(7勝11敗)
19 増井 浩俊(32) 投手 181/70 右投右打 日本ハム 防2.44(10勝3敗10s)
20 石川 歩(28) 投手 186/80 右投右打 ロッテ 防2.16(14勝5敗)
30 武田 翔太(23) 投手 186/85 右投右打 ソフトバンク 防2.95(14勝8敗)
34 岡田 俊哉(25) 投手 189/65 左投左打 中日 防3.20(3勝1敗)
35 牧田 和久(32) 投手 177/83 右投右打 西武 防1.60(7勝1敗)
41 千賀 滉大(23) 投手 186/86 右投左打 ソフトバンク 防2.61(12勝3敗)
66 平野 佳寿(32) 投手 186/84 右投右打 オリックス 防1.92(4勝4敗31s)

侍ジャパン・日本代表(予備登録投手)

背番号 選手(年齢) 守備 身長/体重 投打 所属 成績
山﨑 康晃(24) 投手 178/85 右投右打 DeNA 防3.59(2勝5敗33s)
石田 健大(24) 投手 180/85 左投左打 DeNA
防3.12(9勝4敗)
野村 祐輔(27) 投手 177/82 右投右打 広島 防2.71(16勝3敗)
大瀬良 大地(25) 投手 187/93 右投右打 広島 防3.32(3勝1敗)
岩貞 祐太(25) 投手 183/84 左投左打 阪神 防2.90(10勝9敗)
澤村 拓一(28) 投手 184/102 右投右打 巨人 防2.66(6勝4敗37s)
森福 允彦(30) 投手 172/66 左投左打 巨人 防2.00(2勝1敗)
増田 達至(28) 投手 180/85 右投右打 西武 防1.66(3勝5敗28s)

日本代表・侍ジャパンの期待する野手は?

侍ジャパン四番

侍ジャパンの野手についてみると、打線の中心はやはり昨年44本塁打でセリーグ本塁打王となった横浜DeNAの筒香嘉智選手。

筒香 嘉智(つつごう よしとも)-横浜DeNAベイスターズ (2010 – )

筒香嘉智(横浜DeNAベイスターズ)

生年月日 1991年11月26日(25歳)
出身地 和歌山県橋本市
身長 185cm
体重 97kg
ポジション 外野手
投打 右投左打
プロ入り 横浜高等〜2009年横浜・ドラフト1位

これまでは北海道日本ハムの中田翔選手が4番を務めましたが、筒香選手が4番に座ることで、中田選手が5番に入り、打線に厚みが増してくることでしょう。

年度別打撃成績 -筒香 嘉智(横浜DeNAベイスターズ)

所属 試合数 打率 打点 本塁打 盗塁 三振 OPS
2012年(22) 108 .218(386打数84安打) 45 10 2 102 .661
2013年(21) 23 .216(51打数11安打) 3 1 0 13 .580
2014年(22) 111 .300(410打数123安打) 77 22 2 100 .902
2015年(23) 138 .317(496打数157安打) 93 24 0 98 .922
2016年(24) 133 .322(469打数151安打) 110 44 0 105 1.110
NPB通算:7年 559 .286(1964打数2519安打) 351 110 4 470 .893

精神的支柱の選手は?

また、過去にはイチロー選手がチームの精神的支柱になり、WBC制覇に導く原動力となりました。

青木宣親(WBC)イチロー

今大会で言えば、大リーグから唯一参加している青木宣親選手の存在が非常に大きくなるのではないでしょうか。

青木 宣親(あおき のりちか)-ヒューストン・アストロズ (2017 – )

青木宣親(マリナーズ)

生年月日 1982年1月5日(35歳)
出身地 宮崎県日向市
身長 175m
体重 82kg
ポジション 外野手
投打 右投左打
プロ入り 早稲田大学〜2003年ヤクルト・ドラフト4巡目

海外での野球を知り尽くしている選手がいるというのは、チームにとっても心強いことでしょう。

MLB年度別打撃成績 -青木 宣親(あおき のりちか)

所属 試合数 打率 打点 本塁打 盗塁 三振 OPS
2012年(30) 151 .288(591打数150安打) 50 10 30 53 .787
2013年(31) 155 .286(674打数171安打) 37 8 20 40 .726
2014年(32) 132 .285(549打数140安打) 43 1 17 49 .710
2015年(33) 93 .287(392打数102安打) 26 5 14 25 .733
2016年(34) 118 .283(467打数118安打) 28 4 7 45 .738
メジャー通算:5年 649 .286(2670打数681安打) 184 28 88 214 .739

過去にもWBCの日本代表として参加している福岡ソフトバンクの内川聖一選手もまたチームの精神的支柱となることでしょう。

内川聖一(うちかわ せいいち)-福岡ソフトバンクホークス (2011 – )

内川聖一

生年月日 1982年8月4日(34歳)
出身地 大分県大分市
身長 185cm
体重 93kg
ポジション 外野手
投打 右投右打
プロ入り 大分県立大分工〜2000年横浜・ドラフト1巡目

年度別打撃成績 -内川聖一(福岡ソフトバンクホークス)

所属 試合数 打率 打点 本塁打 盗塁 三振 OPS
2012年(28) 138 .300(523打数157安打) 53 7 6 36 .734
2013年(29) 144 .316(570打数180安打) 92 19 1 47 .853
2014年(30) 122 .307(488打数150安打) 74 18 0 48 .829
2015年(32) 136 .284(529打数150安打) 82 11 1 55 .735
2016年(33) 141 .304(556打数169安打) 106 18 3 53 .781
NPB通算:16年 1696 .310(6114打数1896安打) 836 164 37 648 .806

正捕手は?

守備の要となる捕手ですが、東北楽天の嶋基宏選手が故障のために出場を辞退する事になりました。

嶋基宏(東北楽天)

これは日本代表にとって非常に大きな痛手です。

そのため、巨人・小林誠司選手や、嶋選手の代替選手として出場することになった埼玉西武の炭谷銀仁朗選手あたりが正捕手になるのではないでしょうか。

小林 誠司(こばやし せいじ)-読売ジャイアンツ (2014 – )

小林 誠司

生年月日 1989年6月7日(27歳)
出身地 大阪府堺市
身長 178cm
体重 83kg
ポジション 捕手
投打 右投右打
プロ入り 日本生命〜2013年巨人・ドラフト1位

年度別打撃成績 -小林 誠司(読売ジャイアンツ)

所属 試合数 打率 打点 本塁打 盗塁 三振 OPS
2012年(25) 63 .255(110打数28安打) 14 2 0 26 .678
2013年(26) 70 .226(177打数40安打) 13 2 2 39 .606
2014年(27) 129 .204(398打数81安打) 35 4 2 76 .545
NPB通算:3年 262 .218(685打数149安打) 62 8 4 141 .582

炭谷 銀仁朗(すみたに ぎんじろう)-埼玉西武ライオンズ (2006 – )

炭谷銀仁朗

生年月日 1987年7月19日(29歳)
出身地 京都府京都市左京区
身長 180cm
体重 93kg
ポジション 捕手
投打 右投右打
プロ入り 平安高〜2005年西武・高校生ドラフト1巡目

年度別打撃成績 -炭谷 銀仁朗(埼玉西武ライオンズ)

所属 試合数 打率 打点 本塁打 盗塁 三振 OPS
2012年(25) 139 .194(360打数70安打) 23 0 0 74 .466
2013年(26) 141 .215(413打数89安打) 43 5 1 62 .564
2014年(27) 125 .202(381打数77安打) 36 7 0 74 .535
2015年(28) 133 .211(399打数84安打) 35 4 0 87 .528
2016年(29) 117 .218(294打数64安打) 22 1 0 48 .520
NPB通算:11年 1018 .244(2686打数554安打) 232 26 6 581 .520

侍ジャパン・日本代表(出場登録野手)

背番号 選手(年齢) 守備 身長/体重 投打 所属 打撃成績

9 炭谷 銀仁朗(29) 捕手 180/93 右投右打 西武 率.218 1 22 0
22 小林 誠司(27) 捕手 178/83 右投右打 巨人 率.204 4 35 2
27 大野 奨太(30) 捕手 177/78 右投右打 日本ハム 率.245 5 35 1
2 田中 広輔(27) 内野手 171/85 右投左打 広島 率.271 13 39 28
3 松田 宣浩(33) 内野手 181/88 右投右打 ソフトバンク 率.265 27 85 6
4 菊池 涼介(26) 内野手 171/69 右投右打 広島 率.315 13 56 13
6 坂本 勇人(28) 内野手 186/83 右投右打 巨人 率.344 23 75 13
13 中田 翔(27) 内野手 183/100 右投右打 日本ハム 率.250 25 110 2
23 山田 哲人(24) 内野手 180/76 右投右打 ヤクルト 率.304 38 102 30
1 内川 聖一(34) 外野手 185/93 右投右打 ソフトバンク 率.304 18 106 3
7 青木 宣親(35) 外野手 175/81 右投左打 アストロズ 率.283 4 28 7
8 平田 良介(28) 外野手 177/88 右投右打 中日 率.248 14 73 4
25 筒香 嘉智(25) 外野手 185/97 右投左打 DeNA 率.322 44 110 0
51 鈴木 誠也(22) 外野手 181/87 右投右打 広島 率.335 29 95 16
88 秋山 翔吾(28) 外野手 183/85 右投左打 西武 率.296 11 62 18

日本代表・侍ジャパンの優勝の可能性は?

1次ラウンド

1次ラウンドはB組に所属する日本。

試合日程(1次ラウンド-B組)

日程 対戦
2017年3/7(火)19:00 日本 VS キューバ
2017年3/8(水)19:00 オーストラリア VS 日本
2017年3/10(金)19:00 日本 VS 中国

同じグループには中国、オーストラリアがいますが、日本にとって最大の壁であり、ライバルとなるのがキューバでしょう。

WBCキューバ代表(ワールド・ベースボール・クラシック)

キューバ代表 -チーム紹介

監督 C.マルティ
出場回数 4回
世界ランキング 5位
過去成績 2006
2009
2012
準優勝
2ラウンド敗退
2ラウンド敗退

第1回WBCでは決勝戦で対戦し勝利を収めましたが、相手も強豪だけに、そう何度も勝てるわけではありません。

壮行試合でなかなか波に乗れない日本がいきなりキューバとの対戦。

これは非常に厳しい戦いが予想されます。

この初戦の壁を突破できるかが、日本にとって最初の難所です。

日本vsキューバ過去対戦成績(WBC)

大会  対戦
2006年(決勝) ○ 日本 10-6 ● キューバ
2009年(第2ラウンド) ○ 日本 6-0 ● キューバ
2009年(第2ラウンド) ○ 日本 5-0 ● キューバ
2013年(第1ラウンド) ● 日本 3-6 ○ キューバ
通算4試合 3勝 1勝

2次ラウンド

2次ラウンドはA組、B組のそれぞれ2位までの国が出場します。

A組には韓国、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、イスラエルといます。

試合日程(1次ラウンド-A組)

日程 対戦
2017年3/6(月)19:00 韓国 VS イスラエル
2017年3/7(火)12:30 台湾 VS イスラエル
2017年3/7(火)19:00 オランダ VS 韓国
2017年3/8(水)19:00 オランダ VS 台湾
2017年3/9(木)12:30 イスラエル VS オランダ
2017年3/9(木)19:00 台湾 VS 韓国

その中でも日本にとっては最大のライバルである韓国戦が1つの山場となるでしょう。

WBC韓国代表(ワールド・ベースボール・クラシック)

韓国代表 -チーム紹介

監督 キム・インシク
出場回数 4回
世界ランキング 3位
過去成績 2006
2009
2012
ベスト4
準優勝
1ラウンド敗退

日本との試合となると目の色を変えて臨んでくる相手だけに、エース・張元準投手をつぎ込んでくるのではないでしょうか。

張 元準(チャン・ウォンジュン) -斗山ベアーズ (2015 – )

張 元準(チャン・ウォンジュン)韓国代表

生年月日 1985年7月31日(31歳)
出身地 大韓民国 釜山広域市
身長 183cm
体重 80kg
ポジション 投手
投打 左投左打
プロ入り 2004年 2次ドラフト
2016年成績(斗山ベアーズ) 登27(先発27) 防3.32(15勝6敗)投168.0 振137

日本vs韓国過去対戦成績(WBC)

大会  対戦
2006年(第1ラウンド) ● 日本 2-3 ○ 韓国
2006年(第2ラウンド) ● 日本 1-2 ○ 韓国
2006年(準決勝) ○ 日本 6-0 ● 韓国
2009年(第1ラウンド) ○ 日本 14-2 ● 韓国
2009年(第1ラウンド) ● 日本 0-1 ○ 韓国
2009年(第2ラウンド) ● 日本 1-4 ○ 韓国
2009年(第2ラウンド) ○ 日本 6-2 ● 韓国
2009年(決勝) ○ 日本 5-3 ● 韓国
通算8試合 4勝 4勝

決勝ラウンド

決勝ラウンドとなれば、どこが進出してくるかも予測が付きません。

今回は優勝を本気で狙っているメンバー構成となったアメリカ、前回優勝のドミニカがC組で同じグループ。

WBCアメリカ代表(ワールド・ベースボール・クラシック)

アメリカ代表 -チーム紹介

監督 J.リーランド
出場回数 4回
世界ランキング 2位
過去成績 2006
2009
2012
2ラウンド敗退
ベスト4
2ラウンド敗退

WBCドミニカ共和国代表(ワールド・ベースボール・クラシック)

ドミニカ共和国代表 -チーム紹介

監督 T.ペーニャ
出場回数 4回
世界ランキング 13位
過去成績 2006
2009
2012
ベスト4
1ラウンド敗退
優勝

このグループはいわゆる「死のグループ」。

試合日程(1次ラウンド-C組)

日程 対戦
2017年3/10(金)8:00 ドミニカ共和国 VS カナダ
2017年3/11(土)8:00 アメリカ VS コロンビア
2017年3/12(日)2:00 カナダ VS コロンビア
2017年3/12(日)8:30 ドミニカ共和国 VS アメリカ
2017年3/13(月)1:30 コロンビア VS ドミニカ共和国
2017年3/13(月)8:00 アメリカ VS カナダ

もし仮にアメリカならば、昨季大リーグで20勝を上げた左腕J.A.ハップ投手、ドミニカならばジョニー・クエト投手となるでしょう。

J.A.ハップ -アメリカ代表 -トロント・ブルージェイズ (2016 – )

J.A.ハップ(トロント・ブルージェイズ )アメリカ代表

生年月日 1982年10月19日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国 イリノイ州ビュロー郡
身長 198cm
体重 91kg
ポジション 投手
投打 左投左打

年度別投手成績 -J.A.ハップ ( トロント・ブルージェイズ )

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2012年(30) 28(24) 4.79 1011 144.2 144 1.40
2013年(31) 18(18) 4.56 57 92.2 77 1.47
2014年(32) 30(26) 4.22 1111 158.0 133 1.34
2015年(33) 32(31) 3.61 118 172.0 151 1.27
2016年(34) 32(32) 3.18 204 195.0 163 1.17
メジャー通算 128(126) 3.98 8265 1207.2 1022 1.34

ジョニー・クエト -ドミニカ共和国代表 -サンフランシスコ・ジャイアンツ (2016 – )

ジョニー・クエト(WBCドミニカ共和国代表)

生年月日 1986年2月15日(31歳)
出身地 ドミニカ共和国 サンペドロ・デ・マコリス
身長 180cm
体重 100kg
ポジション 投手
投打 右投右打

年度別投手成績 -ジョニー・クエト ( サンフランシスコ・ジャイアンツ )

年度 登板/先発 防御率 勝敗 投球回 三振 WHIP
2012年(26) 33(33) 2.78 199 217.0 170 1.17
2013年(27) 11(11) 2.82 52 60.2 51 1.06
2014年(28) 34(34) 2.25 209 243.2 242 0.96
2015年(29) 32(32) 3.44 1113 212.0 176 1.13
2016年(30) 32(32) 2.79 185 219.2 198 1.09
メジャー通算 258(258) 3.23 11475 1640.0 1369 1.17

いずれにしても、世界屈指の投手。

難攻不落の困難な試合になることは間違いありません。

壮行試合ではチャイニーズ・タイペイに苦戦している日本代表。

今のままでは本戦でも苦戦が予想されます。

強化試合結果(壮行試合含む)

日程  対戦
2017年2/25(土)13:00
● 日本代表 0-2   ○ ソフトバンク
2017年2/28(火)19:00 ● 日本代表 5-8   ○ 台湾リーグ選抜
2017年3/1(水)19:00 ○ 日本代表 9-1   ● 台湾リーグ選抜
2017年3/3(金)19:00 ● 日本代表 2-4   ○ 阪神
2017年3/5(日)19:00 ○ 日本代表 5-3   ● オリックス
計5試合 2勝3敗

試合を重ねるごとにチームが1つとなってくれば、まず最低でも決勝ラウンドに進出してくれるのではないでしょうか。

例年以上に強豪ひしめくWBC。

米ラスベガスのブックメーカーでは米国が3倍でトップ、前回優勝のドミニカ共和国が3.5倍で2番人気、日本が4倍で第3位。

4番人気はベネズエラ、5番人気はプエルトリコと韓国。

優勝の壁は高く険しいのですが、2大会ぶり3度目の優勝を是非、勝ち取ってほしいですね!

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